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  • まんじまる
    ライター。得意分野は珍スポット(B級スポット)、神社仏閣、動物園・水族館など。各種イベントのプロデュースも担当。本邦初の「珍スポット講座(B級スポット講座)」を開講。

    =現在の主な仕事=
    ●トークイベントプロデュース
    ・「水族館ナイト」「仏像マニアックス」「B級スポットナイト」などをプロデュース(今までのプロデュースイベントはこちら
    ●ライター
    ・「ワンダーJAPAN」(三才ブックス)にて「どっちの大仏ショー」連載中
    ・東京カルチャーカルチャーライブレポート担当(今までのライブレポートはこちら
    ●カルチャースクール
    ・「JTBカルチャー倶楽部」にて珍スポット(B級スポット)講座「関東おもしろウォッチング」を今秋開講


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    仕事・取材依頼など各種お問い合わせはメールにてどうぞお気軽にご連絡ください。

もうひとつブログやってます!

  • まんじまる流 Z&A =動物園・水族館ガイド=

    全国各地の動物園(ZOO)&水族館(AQUARIUM)をレポート。今まで訪問した動物園・水族館は200スポット以上!!
    メジャースポットから、うちのブログらしくちょっとマニアックなスポットまで紹介しています。
    こちらもどうぞよろしく。

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【いよいよ今週末6月14日(日)開催!B級スポットナイト】B級グルメの最高峰「喫茶マウンテン」レポート!

さていよいよ今週末6月14日(日)開催の「B級スポットナイト」!
今回はその取材のために名古屋をはじめとする愛知各所、そしてその周辺の長野、静岡、岐阜、三重とあちこち飛び回ってきました。スゴイ神社仏閣、博物館、テーマパーク、お店など続々登場です!とくに今回は単にスポットを紹介するだけではなく、それらを作った「あのスゴイ人たち!」をクローズアップして、素晴らしい人間ドラマも紹介したいと思います。
皆様ぜひご来場くださいませ!!

 

さて名古屋といえば、今話題の「B級グルメ」の宝庫ですね。きしめん、味噌カツ、手羽先、ひつまぶし・・・、う~ん、どれもうまそう。
しかしそんなB級グルメの宝庫名古屋で「別格の最高峰のメニュー」を出す店がこちら!

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「喫茶マウンテン」!!!

一見ごく普通の山小屋風のシャレた喫茶店ですが、その名は全国のB級グルメファンに知られ、「甘口抹茶小倉スパ」「イタリアントマトパフェ」などの数々のキョーレツなメニューを生み出し、まさしく店名の通り「B級グルメの最高峰」として君臨する巨大な存在。
その店名にちなみファンの間でオリジナル用語も生まれ、メニューにチャレンジすることを「登山」
、そして無事完食できれば「登頂」、そして食べきれず残してしまうことを「遭難」と呼んでいます。数々のツワモノがその霊峰の驚異の壁にあえなく散っていったとか・・・

・・・さあいよいよ初登山です!
無事登頂できるかまんじまる~~!!(汗)

 

まず入店。店内はたくさんのお客さんで賑わっており、食事をとっているお客さんも多いですがよく見るとミートソースや明太子スパゲティ、コーヒーなど普通のメニューを楽しんでいる様子。なんだか珍メニューばかりあるようなイメージですが、フツーに美味しいメニューを出す地元で人気の喫茶店でもあるみたいです。

でもメニューを見ればホラあった。

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スパゲティなのに「甘口」って・・・。どれも全然味が想像つかなくてキョーレツなのだが、ここは甘口スパ元祖の「甘口抹茶小倉スパ」をチョイス。(大竹敏之さんもオススメ)そしてしばし待つ。よく海外に行った時も全く読めないその国の言葉で書かれた謎のメニューを適当に指差して持ってきてもらったりしてますが、なんかそれよりもなまじっか現物を写真などで知っているせいか、これからアレが運ばれてくるかと思うとものすごくドキドキするんですけどー!

 

で、運ばれてきたのがコレ

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「甘口抹茶小倉スパ」光臨!!!

 

大盛りの緑色のパスタにこんもりとトッピングされた生クリーム&フルーツ。そして湯気とともに立ち上る甘~い香り。そう、もちろんスパゲティなんであったかいんですね。
しかしスパゲティと見ないでこういうスイーツだと思って見れば、色もトッピングもなんだかカワイイし、なんだか食欲をそそられるかも~!?

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というわけで登山開始。

「これはスイーツなんだ。スパゲティじゃないんだ。スパゲティじゃないんだ・・・」

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「スパゲティじゃないんだ。スパゲティじゃないんだ。絶対スパゲティじゃないんだ・・・」

 

 

というわけで登山開始して5分。

見事登頂成功!!!

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いや~最初見た時はどうなることかと思いましたが、実は食べてみたらけっこう旨かった! 抹茶が練りこまれたパスタはほどよい甘さと苦みがマッチしているし、あんことクリームは抹茶パスタに和風洋風のそれぞれの味のアクセントになっています。抹茶パスタは和洋どっちにもあいますね。これは完成度高い逸品ではないでしょうか!

登頂のポイントは「スパゲティと思ったら負け!こういうスイーツか何か異世界の食べ物だと思って食べること」ですね。

というわけで「まんじまるVSマウンテン」第1回戦は「見事初登頂成功」に終わりました。バンザ~~~イ!

 

 

さてその後いろいろ名古屋取材をして最終日・・・。
ここはやはりもう一山登っておきたいっ!

というわけでまたまた来てしまいましたマウンテン。
今回登山に挑むのはこちら!

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「甘口バナナスパ」光臨!!!

けっしてナポリタンではありませ~~ん!

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こちらも盛り付けはほんと美味しそうですね~。よく見るとバナナは二種類の味、フレッシュバナナ&炒めバナナ!そして生クリームに加え、バナナとくりゃチョコだろということでチョコソース掛けです。そしてパスタに絡められたこのオレンジ色のソースはバナナ味なのか?
あれれ?なんだか細部を観察してみたら、前回の「甘口抹茶小倉スパ」よりなんだかデンジャラスなオーラが・・・。ま、まあ前回は登頂成功したし、今回も多分大丈夫でしょ・・・。

 

ということで早速登山開始。一口食べた途端、もう全身に衝撃が!
どひゃぁ~っ!甘っ!!

こちらもバナナスイーツとしては完成度が高いのですが、前回の「甘口抹茶小倉スパ」と違って「甘口バナナスパ」はパスタまで激甘!そしてトッピングはバナナ、生クリーム、チョコとどれも甘いものばかり。つまりどこを食べてもベリースイート。もうどこにも逃げられな~~~いっ!!もはや「スパゲティじゃないんだ・・・」作戦なんて通用しない超兵器スイーツです!!!

 

・・・さて激闘5分。

見事登頂成功です!!!

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というわけで「まんじまるVSマウンテン」第2回戦も「見事登頂成功」に終わりました。でも今回はちょっとヤバかったかも・・・。

やっぱり山はナメちゃいけませんね!!!

 

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こちらが超絶メニューの数々の創造主、喫茶マウンテンのマスター加納幸助さん。今回の「B級スポットナイト」にてご紹介する「スゴイ人」の一人です。
「やっぱり料理は食べて楽しんでもらうのが一番でよ~!」
もう最高の勝負を楽しませていただきました!ありがとうございます!

そして最後にマスターよりありがたい一言、
「じゃあ今度はイチゴスパやな!また待ってるでよ!」

はい。一生かけて登り続けたいと思います・・・。

(2009年4月)


【ユニークな神社仏閣、博物館、テーマパーク、お店・・・、続々登場!】
「B級スポットナイト ~あなたの知らない名古屋のB級スポット一挙公開!~」

2009年6月14日(日)

開場17時30分 開演18時30分 終了21時(予定)

会場 東京カルチャーカルチャー(お台場ZEPP東京二階)

【出演】 大竹敏之(「東海珍名所九十九ヶ所巡り」著者/浅野祥雲研究家) 田中ひろみ(イラストレーター) まんじまる(「ワンダーJAPAN」どっちの大仏ショー連載)
【司会】 テリー植田(東京カルチャーカルチャープロデューサー)

前売り 2000円 当日券 2500円(ともに飲食代別 ファーストオーダー必要400円~)

・イベント詳細はこちら
・イベント予告記事はこちら

チケットはイープラスにて好評発売中!
チケットのお求めは
こちら
(※上記でのチケット発売は6月13日18時までです)

当日券もあります!(会場にて発売)
皆様ぜひご来場くださいませ!!

 

【関連サイト】

“東海珍名所の父”・浅野祥雲スポット巡り(大竹さんがガイドをされている「All About」の記事より)

うさぎ画伯と行く!名古屋珍スポツアー(大竹さんがガイドをされている「All About」の記事より)

“仰天行列!「喫茶マウンテン」が営業再開 (大竹さんがガイドをされている「All About」の記事より)

【6月14日(日)開催!B級スポットナイト】浅野祥雲スポット特集その3 愛宕山厄除弘法大師(愛知県尾張旭市)

さて6月14日の「B級スポットナイト」開催記念として、シリーズでお送りしてきた「浅野祥雲スポット」特集。今回でひとまず最終回。
最終回は現存する祥雲さんの作品で最大の傑作をご紹介。従来の一般的なイメージであった“B級スポットの作者浅野祥雲”ではなく、“仏師浅野祥雲”としての素顔がきっと浮かびあがってくるはず。

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さてその最大の傑作があるのが、尾張旭市の退養寺境内の愛宕山。入口の石柱には「尾張三大弘法厄除大師」と彫られており、(おぉ!ここにも「三大○○」が!)こちらの弘法大師像が今回の主役。
ちなみに弘法大師像のある敷地はお寺のものだが、管理されているのは地元住民の方々で周辺の清掃や修繕などの活動を行っているとのこと。

案内表示にしたがって山へと続く道を登っていくと・・・、

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おぉっ!弘法大師様!しかも大きいっ!!

高さは台座を含めて約10メートル。今まで祥雲さんの作品というと等身大かそれより一回り大きいくらいの作品しか見たことがなかったが、こんな巨像も作られていたとは~!まさに文字通りの浅野祥雲最大の傑作。大仏としての視点で見ても、もう充分すぎる迫力満点の大きさ。ちなみに現在きちんと祥雲さんの銘が確認されているものでは「昭和6年建立」と最古の作品でもある。

弘法大師は高僧の中ではとくに巨像に表される例が多いが、先ほど「尾張三大弘法大師」とあったように、この周辺にはなぜか大きな弘法大師がぞろぞろおられるらしい。「三大○○」にいっぱい候補がいるのはまあお約束ということで・・・。(その中には祥雲さんの作品もいくつかあり、先日の「タモリ倶楽部」での浅野祥雲特集でも、「大弘法シリーズ」として紹介されていました)
とくに立ち姿の弘法大師が多く、少し離れた三河蒲郡の弘法山にも別の方による巨大な立ち姿の弘法大師像が建立されており、愛知では立ち姿の弘法大師の巨像ブームがあったのかもしれない。

 

【参考】蒲郡・弘法山の弘法大師像。建立昭和13年。高さ約18.78メートル。(台座を含めると約30メートル)

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「弘法大師像としては日本一!」
(↑「TOKYO BUTSUZOU MANIAX」の日本一紹介コーナーの続き)

 

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さて見てお判りの通り、弘法大師像の周囲には足場が組まれて「お色直し」の最中。浅野祥雲研究家の大竹敏之さんより、今数十年に一度のお色直しをやっています、との情報をいただき、今回初めての訪問となった。(2009年4月取材)
なんだかモビルスーツの製造工場みたいですね。ああ、だんだん錫杖が「ビーム錫杖」に見えてきた・・・。

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弘法大師の両脇には阿弥陀如来と不動明王が鎮座。こちらも全体の雰囲気からして祥雲さんの作品。

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この通り、不動明王そして脇侍のコンガラ&セイタカの二童子ともに本格的な作り。とくに不動明王の特徴である天地眼などは、素人が作ると妙な表情になってしまいがちだが、こちらは実に素晴らしい表情。祥雲さんの並みのコンクリート造形師とは違う本格的な仏師としての真髄を見せてくれる。

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滝つぼの表現なんてとてもリアル。その後の祥雲さんのジオラマ的作品の見事な水とか雲の表現につながっていく兆しが見えますね。

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今回の弘法大師像のお色直しの費用は建立80周年を前に有志の方々の寄付金によって集められたものとのこと。愛されていますね、お大師様
さてお色直しもほとんど終わり、あとは目と眉を入れるだけといったところ。はたしてどんな感じに仕上がるのか楽しみ。人々にずっと80年もの間、愛され続けてきたお大師様。きっとまた優しいまなざしで人々を見守ってくれることでしょう。
新しく生まれ変わったお大師様にぜひ会いに行きたいです。

(2009年4月)


さて三回にわたって特集してきた「浅野祥雲」さんの魅力を紹介するトークイベントを6月14日(日)、東京・お台場「東京カルチャーカルチャー」にて開催いたします!
「タモリ倶楽部」の浅野祥雲特集にも出演した大竹敏之さんを迎えて、祥雲さんの知られざるエピソードや未発表の新発見作品など続々紹介いたします!皆様どうぞよろしくお願いいたします!

 

【6月14日(日)開催!】
桃太郎神社、関ヶ原ウォーランド、マウンテン・・・、どえりゃ~スポット大特集!

「B級スポットナイト ~あなたの知らない名古屋のB級スポット一挙公開!~」

2009年6月14日(日)

開場17時30分 開演18時30分 終了21時(予定)

会場 東京カルチャーカルチャー(お台場ZEPP東京二階)

【出演】 大竹敏之(「東海珍名所九十九ヶ所巡り」著者/浅野祥雲研究家) 田中ひろみ(イラストレーター) まんじまる(「ワンダーJAPAN」どっちの大仏ショー連載)
【司会】 テリー植田(東京カルチャーカルチャープロデューサー)

前売り 2000円 当日券 2500円(ともに飲食代別 ファーストオーダー必要400円~)

・イベント詳細はこちら

チケットはイープラスにて好評発売中!
チケットのお求めは
こちら

【6月14日(日)開催!B級スポットナイト】浅野祥雲スポット特集その2 桃太郎神社(愛知県犬山市)

前回に引き続き「浅野祥雲スポット」をご紹介。
五色園関ヶ原ウォーランドとくれば、やはりここでしょう!桃太郎神社!

桃太郎といえば大抵の人は岡山が思いつきますが、「実は桃太郎は愛知県犬山生まれ!」という伝説があり、その「犬山の桃太郎」をまつっているのがこの桃太郎神社。ちなみに「犬山」という地名は桃太郎の家来の犬から由来するということで、近くには猿や雉に由来する地名や鬼ヶ島もあるとのこと。ああ「日本モンキーパーク」も近くにあるしね。(それは関係ないだろ)

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境内に入れば、石段の前で桃太郎が桃の中からパカッとお出迎え!
祥雲さんの作品では一般的にもよく知られている人気作品。やはりこのおもいっきりのよさがたまらな~い!

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そしてその傍らで健気に旗持ちする鬼。これを見ればわかるように鬼たちは退治されて既に桃太郎の支配下に。なんとも哀愁が漂う・・・。

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おじいさん、おばあさんはストーリー通りに山で柴刈り&川で洗濯の場面。ちなみにおばあさんの前の岩は洗濯岩といって元々は木曽川にあったもので、へこんだ部分はおばあさんの足跡とのこと。足跡デカすぎ。おばあさん、アンタが鬼退治行くべき。

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本殿前には桃型の鳥居。犬、猿、雉の三匹もいますが、以前から祥雲さんの作品にしてはずいぶんとキャラクター化しててプリティな雰囲気だな~と思ってましたが、先日、浅野祥雲研究家の大竹敏之さんに聞いたところ、これらは後で別の作者によって作られたものらしい。

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やっぱ祥雲さんといったらコレですよね。
擬人化スゴすぎ。

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暴力!!!

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略奪!!!

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「泣いた鬼」

次々と展開されるバイオレンスシーン。ポロポロと涙を流す気弱そうな青鬼の後ろで、勝利の雄叫びを上げる目つきの悪い三匹の野獣たち。はい、ここで問題。どっちが悪役でしょ~か?
鬼が悪いことして暴れているシーンとかないもんだから、なんというか桃太郎に鬼が理不尽にボコられてる感じですね・・・。(実際の昔話でも鬼が何か悪いことしてるシーンってありましたっけ?)

 

とまあ桃太郎神社には桃太郎の誕生から鬼退治までのシーンがコンクリート像で境内に再現されており、さらには 宝物館には「鬼の珍宝」など桃太郎ゆかりの品々が展示されている。都築響一さんの「珍日本紀行」を見ると、昔は「桃の化石」「きびだんごを作った臼と杵」「西郷隆盛の愛人ぶた姫像」などいろいろあったらしいが(最後の何?)、ちょうど私が初めて訪問した数ヶ月前に宝物館が火事で焼けちゃったらしい。残念・・・。

他県の人から見ると桃太郎のコンクリート像の立ち並ぶこの風景はかなり奇景に見えるが、愛知県に住んでる人にとっては学校の遠足や家族でのお出かけの定番スポットとのことで、子供の頃からごく当たり前のように見ていたのでそんなに違和感ないらしい。実際、先日の大竹敏之さんの「浅野祥雲紹介展」でも「桃太郎神社に行ったことのある人~」の質問に来ていた人のほとんどが手を挙げていた。つまり浅野祥雲という名前は知らなくても、愛知の人たちは昔から祥雲さんの作品に慣れ親しんでいたんですね。

ちなみに私が初めてここを訪れた時もそんなに違和感を感じず、逆にどこか懐かしい気さえした。多分子供の頃よく訪れた故郷群馬の「分福茶釜の茂林寺」で人形系の昔話スポットに慣れていたせいかもしれない。(ここにもタヌキ像が並び、宝物館には伝説の分福茶釜あり)

【参考】茂林寺境内の様子。タヌキがズラリッ!

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さて話はまた祥雲さんの作品に戻るが、やはりここの一押しはコレ!
フルチン桃太郎と双璧をなす人気作品。「やさしい鬼です 背中へどうぞ」

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もう何で鬼がここまでしなくちゃならんの・・・。うう、健気すぎ。

「お嬢様、オレが馬になります!」(←それはユニコーンの人)

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表情アップ。いや、彼は心底から今の仕事を楽しんでいるに違いない。
どうですか、このほんと幸せそうな笑顔

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大サービスでバックからのセクシーショット!

 

・・・さて「背中へどうぞ」とせっかく言ってくれているのだから、ぜひお言葉に甘えなくてはいけませんね。人形との記念写真は「浅野祥雲作品の楽しみ方の基本」!

というわけで乗ってみた。

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というかこれ、10年前の私まんじまる・・・

我ながら怖すぎです。
今の私ならこんな人絶対お近づきになりたくありません・・・。ぎゃふーん!!

(2009年4月)


【6月14日(日)開催!】
桃太郎神社、関ヶ原ウォーランド、マウンテン・・・、どえりゃ~スポット大特集!

「B級スポットナイト ~あなたの知らない名古屋のB級スポット一挙公開!~」

2009年6月14日(日)

開場17時30分 開演18時30分 終了21時(予定)

会場 東京カルチャーカルチャー(お台場ZEPP東京二階)

【出演】 大竹敏之(「東海珍名所九十九ヶ所巡り」著者/浅野祥雲研究家) 田中ひろみ(イラストレーター) まんじまる(「ワンダーJAPAN」どっちの大仏ショー連載)
【司会】 テリー植田(東京カルチャーカルチャープロデューサー)

前売り 2000円 当日券 2500円(ともに飲食代別 ファーストオーダー必要400円~)

・イベント詳細はこちら

チケットはイープラスにて好評発売中!
チケットのお求めは
こちら

【6月14日(日)開催!B級スポットナイト】浅野祥雲スポット特集その1 関ヶ原ウォーランド(岐阜県関ヶ原町)

さて6月14日(日)開催の「B級スポットナイト」で大特集のコンクリート像の巨匠「浅野祥雲」
今までも祥雲さんの作品スポットを五色園熱海城(あのコンクリート仏像群の作者は絶対只者ではないと思ってましたが、やはり祥雲さん作のようです!)などいくつか紹介してきましたが、今回はその一つである「関ヶ原ウォーランド」を紹介!
関ヶ原ウォーランドは名前の通り「関ヶ原の戦い」を題材にしたテーマパークで、「戦い」を「ウォー」と訳し、しかも語尾に「ランド」をつけたネーミングセンスは何度見ても最高。もう海外にも通用するよね?

 

さて園内へと入る。なんか関ヶ原ウォーランドのテーマソングなのか「ああ決戦の関ヶ原」というド演歌が大音量でガンガン流れているが、それはとりあえずおいといて、園内を深く分け入っていくと、こんな光景が・・・!

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うおおお~~っ!まさに漢たちの戦場!!

あちこちで漢と漢、刀と刀がぶつかりあう壮絶な戦場のシーンが、等身大の人形で見事に再現!(なんと200体以上あるとか)こ、これは迫力満点じゃ~~っ!!
本物のフィールドに広がる大ジオラマは予想をはるかに上回るスゴさで、まさに慶長5年9月15日にタイムスリップしたかのよう。すんばらし~~いっ!

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私が訪れたのは梅雨が明けたばかりの初夏で、フィールドには夏草が生い茂り、まるでジャングルでのゲリラ戦のごとし。草の隙間から突然部隊が現れたりしてドキドキする。

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騎馬隊の造形はとてもカッコイイ!馬のいななく声が聞こえてきそうな臨場感あふれる戦いがあちこちで繰り広げられている。とくに大谷吉継軍の武将平塚為広が乗る馬の疾走感を感じさせる砂煙を巻き起こした台座表現は見事。

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リアルなのにどこか漫画チックな表情の武将たち。カラフルな色彩も加わってヘタウマのように評されがちですが、私的には戦いが題材ということであまりおどろおどろしくならないように、今回はあえてこのくらいのタッチでおさえたのではないかな~と思う。(祥雲さんはかなり本格的な肖像作品も数多く作られています)

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だってこんなのもっとリアルに作られたらイヤでしょ?

 

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続いて関ヶ原ウォーランドの武将列伝
西軍の石田三成とその軍師島左近。石田三成はともかく、島左近は「影武者徳川家康」のファンが見たら泣きたくなるようなポーズ・・・。

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松尾山で戦局を窺う小早川秀秋軍とその裏切りによって敗れた大谷吉継軍。関ヶ原の戦いの劇的シーンがあちこちで再現されている。

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東軍の総大将徳川家康の本陣。こちらは西軍の石田三成の本陣と比べ、武将たちがズラリと並びかなり壮観。只今湯浅五助の首を検分中。ああ湯浅さん、こんなシーンで登場とは・・・。

しかしこの湯浅五助という人物であるが、実は上記で紹介した大谷吉継の家臣の一人で、主君の自決後その首を敵に渡すまじと密かに主君の首を埋葬しているところを東軍の武将藤堂仁右衛門に見つかり、自身の首と引き換えに主君の首の埋葬地は秘密にしてほしいと頼み、あえて自身は仁右衛門に討たれ、その忠義の心に家康も首実検の際に感動したという。(無論仁右衛門も約束を守り、決して首の埋葬地は語りませんでした)
つまりこの首だけでの出演こそが湯浅五助の忠義の心を伝えるのに一番効果的であり、決して晒し者にされているのではないのである。いや、ズラリと並んだ家康らの人形は湯浅五助のエピソードを伝えるために置かれているようなもので、このシーンの主役は実は湯浅五助なんです!

前述の大谷吉継の自決シーンや疾走する馬に乗る平塚為広などはウォーランドの人形の中でもかなり気合が入っており、祥雲さんの大谷軍への力入れ具合をかなり感じる。この関ヶ原ウォーランドのすぐ近くには大谷吉継と湯浅五助の墓があり、やはり何か感じるものがあったのだろうか。

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笹の可児才蔵。ヒクソングレイシーも顔負けの見事なマウントポジション。シバリョウの「おれは権現」の主人公でもあり、武将の中でもマイナーな方だと思うが、ウォーランドで大活躍をしているのはやはり当時流行してたその小説の影響によるものだろう。(おれは権現発表・・・昭和37年 関ヶ原ウォーランドオープン・・・昭和39年

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こちらは吉川英治「宮本武蔵」の武蔵&又八コンビ。(最近は「バガボンドの」といった方がわかる人もいるか)小説のあのオープニングシーンを再現。祥雲さん、歴史小説も好きだったのかな~。

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「天下の御意見番」の若き日の姿も。西軍がきちんと分別されていないゴミを捨てに来ないか見張り中。(違)

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そしてなぜかこの御方まで登場・・・。「ノーモア関ヶ原」!

なんで急に信玄公が・・・。
はっ!もしかして「川中島ウォーランド」も作る予定だった!?

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決してCGじゃ真似できない究極のバーチャル戦場ワールド!
皆さんもぜひご体感ください!!

(2006年7月)


【6月14日(日)開催!】
桃太郎神社、関ヶ原ウォーランド、マウンテン・・・、どえりゃ~スポット大特集!

「B級スポットナイト ~あなたの知らない名古屋のB級スポット一挙公開!~」

2009年6月14日(日)

開場17時30分 開演18時30分 終了21時(予定)

会場 東京カルチャーカルチャー(お台場ZEPP東京二階)

【出演】 大竹敏之(「東海珍名所九十九ヶ所巡り」著者/浅野祥雲研究家) 田中ひろみ(イラストレーター) まんじまる(「ワンダーJAPAN」どっちの大仏ショー連載)
【司会】 テリー植田(東京カルチャーカルチャープロデューサー)

前売り 2000円 当日券 2500円(ともに飲食代別 ファーストオーダー必要400円~)

・イベント詳細はこちら

チケットはイープラスにて好評発売中!
チケットのお求めは
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土肥金山(静岡県伊豆市)

土肥金山は佐渡に次ぐ、日本第二の産出量を誇った金山。室町時代から昭和40年代まで採掘され、現在は観光鉱山として公開されている。

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さて観光鉱山といえば、つきものなのは人形による往時の再現。こちらでももちろん人形のみなさん、大活躍しております。
うひゃああ~~!裸!鉢巻!褌!熱気むんむんの漢の世界~~~!

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金山では夫婦で働く人たちも多かったとか。せっせと仕事中。
お父さん、がんばって!

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「あ~、オラのこと呼んだかね~~~」ぐい~~ん。
首曲がりすぎ!怖いって~~~っ!

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土肥といえば温泉も有名。その温泉も金の採掘時に沸いたものだとか。
というわけで金山内にも温泉入浴施設完備・・・。うっひひ、おぬしも悪よのう~~。

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男たちもひとっ風呂あびて一服中。つーか下のオッサン、リラックスしすぎ。もう健康ランドだろ、これ!

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土肥金山のもう一つの楽しみは金塊タッチコーナー。本物の金のインゴッドに触ることができるのだ~~。

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重さ12.5キロ。う~んずっしり~~。

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ぐぐぐ、ぐ~~~~~。

・・・・む、無理でした。(おいっ!)

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そしてさらにスゴイぜ!250キロの大金塊~~~!

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問答無用のド迫力!す、すごすぎる~~~!
ああ至福・・・。

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親子で顔出し・・・。
後ろには御用金を運ぶ人形つき。ちょっと豪華かも。

(2007年6月)

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富山県立山博物館・まんだら遊苑(富山県立山町)

立山は古来より人々に崇められてきた霊山である。その立山信仰の世界をあらわしたものが「立山曼荼羅」であり、そこには立山開山にまつわる伝説や立山に点在する名所がちりばめられている。立山山頂に至る道程には材木坂、称名滝、美女杉、姥石などが点在し、山中には荒涼とした地獄谷が広がり、阿鼻叫喚の八大地獄が展開されている。そして様々な苦難を乗り越え山頂まで至れば、そこには極楽浄土が待っているのである。

さてその立山曼荼羅の世界を総合的に体感できるのが、富山県立山博物館。
展示館、遙望館、まんだら遊苑の3つの施設があり、展示館で立山信仰の歴史をよーく学んだあとに、周囲に点在する雄山神社、閻魔堂、布橋、教算坊などの史跡を巡り、遙望館にて今度は立山曼荼羅の世界を大スクリーンの映像で見て、そして最後は立山曼荼羅の世界を立体的に再現した「まんだら遊苑」で体感してもらおうというコンセプトになっている。意外にすごかったのが遙望館。名前から、立山の四季の美しい風景でも紹介するんだろうと思いっきり油断してたら、かなりホラータッチなストーリーでビビった・・・。一人で見てて怖いっつーの!

まんだら遊苑への看板。餓鬼のシルエットがおどろおどろしくていい感じ。
この先には血の池ありーの、針の山ありーの、炎燃えまくりーの、血飛びまくりーの、もう阿鼻叫喚のゾックゾクの地獄風景が広がってるんでしょうなあ~。立山曼荼羅の地獄世界へいざ行かーん!

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・・・・で、これが針の山。

えぇぇ~~~~~っ!!

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実はこのまんだら遊苑、現代アーティストによるデザインの新感覚の地獄極楽めぐり。従来の地獄極楽めぐりでの定番である鬼とか亡者とかの姿はなく、地獄をイメージしたオブジェやサウンドで表現している。だから園内を歩けば「ウ、ウウ~・・・」と呻き声のみがあちこちから聞こえてくる。うーむ、これは別次元でちょっと嫌かも・・・。

園内をさらに進んでいくと、自分の声が不気味な低音で反響する「地唸鬼」、なんだかアロマな地獄の匂いを嗅げる「水窟鬼」などの新感覚の地獄が続くが、そんな地獄の中でもこれはストレートに怖いぞ!「精霊橋」!
断崖絶壁ににゅ~っと突き出た橋の先端に鐘があり、それを叩いてくるというアトラクション。

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ご覧の通り、下はスケスケだわ、グラグラ揺れるわで、マジで怖いって~~っ!

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地獄を抜けると、続いて立山登山。登山道をイメージした順路には立山曼荼羅にも描かれる材木坂、称名滝などの名所を表現した現代アートなオブジェが配される。こちらは水を使ったものが多く、爽やかなイメージ。

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そして終点にはこれまた現代アートな立山がそびえている。
以前このブログでバーチャル富士登山のために作られた富士塚というものを紹介したが、現代版「立山塚」といった感じで面白い。

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ミニ立山の下は天界。天界も同様に阿弥陀如来も天女もいないが、現代アーティスト達の競演によるオブジェや天界奏楽洞というユニークな形の楽器が並ぶ空間、天井から天遊桟敷という大きなネットがぶらさがっていたりして、天界をイメージしている。そして奥には天卵宮、大きな卵型のドームで寝そべれば、心地よい香りと音楽で夢の世界へ。そして天界でひとしきり癒されたらトンネルをくぐって再び現世へと戻る。まあいくつか難解な作品もあったが、現代版地獄めぐりとしてなかなか楽しめた。

でも一緒に見ていた親子連れとかどうやら普通の遊園地と思って入ってしまったようで、固まってましたけどね・・・。ちびっ子とか次々展開されるシュールな世界にどう対処していいかわからず、もうグズって泣き出す寸前・・・。しょうがないので見せつけるようにわざとオーバーアクション気味にノリノリで楽器叩いたり、ネットの上をワーイワーイと渡っていたら、やっとご機嫌が直ったようで同じように楽しそうに遊んでいて、なんだかホッ。つーか、何やってんだ・・・、オレ。

(2006年8月)

立山カルデラ砂防博物館(富山県立山町)

立山は昔より幾度も土砂災害を起してきた。それを防ぐために明治時代に砂防工事が始まり、昭和14年には日本一の規模の白岩砂防ダムが完成。富山平野を守り続けている。その砂防の働きをわかりやすく紹介しているのが「立山カルデラ砂防博物館」のSABO展示室である。

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展示室では砂防の仕組みや歴史を紹介。砂防の父赤木正雄ら砂防に尽力をつくしてきた多くの人々の熱い心を感じる。整備用のトロッコのシミュレーターやスイッチバックの模型とかもなかなか面白いかも。
子供向けには「防災シミュレーションゲーム」などもあり、ゲームやクイズを楽しみながら防災について勉強できる。中にはおばあちゃんキャラを操縦して、切れた電線や崩れかけのブロックなどトラップだらけの町を進むというなかなかすごい設定のゲームとかあったりして・・・。

屋外ではこんな展示も。土石流の模型実験。

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このように砂防がある場合とない場合でどのように違うか、模型で実験している。

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結果はこの通り、砂防があるほうはくい止められたが、ない方は土砂でめちゃくちゃに・・・。単純な実験模型だけど、砂防の役割を知ってもらうには一番わかりやすいかも。

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隣で土石流についてのビデオ上映もしているということでこちらも見てみることに。見る前に手渡されたものはなんと「3Dメガネ」。
えぇっ?「土石流体感3Dシアター」だって~~!?

中に入って見てみれば、土石流が3D映像でドドッと眼前に迫り、それとあわせて座席も上下に激しく揺れまくり!ちょ、ちょ、ちょっと待って・・・、うぎゃああああ~~!

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・・・というわけで、日頃なかなか気づかない砂防の働きについて知るいい機会になりました。みなさんも立山登山の前にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。

山国日本の強い味方「SABO」。
今日も人々の平和な暮らしを見守っている。

(2006年8月)

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ぐず焼まつり(石川県加賀市)

さて前回に引き続き、「ぐず焼まつり」後編。

町中を我が物のように大暴れを続ける大ぐずであったが、その行く手を阻むかのように闇にまぎれて忍び寄る巨大な影・・・。

ギャ~オ~~~~~ッ!

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怪獣ものにはもう付き物のライバル怪獣出現!
真っ赤なボディのスゴイヤツ!

なんといつのまにやらもう一匹大ぐずが登場。真っ赤な目をらんらんと光らせ闘志満々。ギャオ~~~ッ!
「隊長!大変です!二匹とも動橋駅にむかって進行中!」
こりゃ大激突間違いなーし!!

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そして動橋駅前でついに合い間見みえる二匹の大ぐず!
バチバチバチ・・・・、激しくお互いを睨み合う。まさに一触即発!

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おーっと!仕掛けた―――っ!
ついに大激突~~~~っ!!

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ドドドドドッ!

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ドゴ―――ン!   バキ――――ン!!

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激しくぶつかり合う度に響きわたる轟音!
まさに一進一退の攻防戦!

また仕掛けた――――っ!
ギャオ~~~~~~~~ッ!!

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ドッガ―――――ン!!

ギャ~~オ~~~~ッ!!

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まさに現代に甦った大怪獣!もうCGなんて目じゃない!ド、ド、ド、ド迫力~~!

両者一歩も譲らず、この勝負引き分け~~~っ!

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激闘の後はちょっとブレイク。ふれあいタイ~ム♪
背中に乗ったり、口の中に入ったり・・・、もうたのしい~。

地元小学生たちによるぐず伝説の劇やカラオケ大会、餅まきとかもあっていい雰囲気~。

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さて再び大ぐず始動。町中を一周してスタート地点の振橋神社を目指し、最後の大暴れ!ギャオ~~~~~~ッ!!

既にぐずと過ごして五時間あまり・・・、そしてもうすぐお別れ・・・。そう思うとその姿になんだか哀愁を感じてしまう。
暴れろ、暴れろ~!燃え尽きるまで~~~っ!(って、本当に燃え尽きちゃうんだけどね・・・)

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さてその頃振橋神社ではたいまつによって火がつけられ、炎が高く舞い上がる。いよいよ祭りも感動のフィナーレへ!

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そして境内へと入ってきた大ぐずは炎の周りをぐるぐる回り続ける。最後の雄姿を見せつけるかのように・・・。

そしてついに・・・、

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ファイヤ~~~~~~~~ッ!!

さらばぐず~~っ!
素晴らしい時間をありがとう~~~~~~~っ!!

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・・・・しかし彼は不滅。また次の年も次の年も、その次の年も~、何度でも甦り、あの雄姿を見せてくれることだろう。

Guzu will be back!

(2006年8月)

Guzu

ぐず焼まつり(石川県加賀市)

その昔、加賀の動橋川に巨大な妖怪が出現して村を襲っていた。その名は「ぐず」。ぐずとはこの地方の方言で、川に棲むカジカのこと。カジカが妖怪化して暴れまわっていたのである。困った人々は村の鎮守である振橋神社に祈ると、神が一人の僧の姿になって現れ、化け物ぐずを焼き払って退治してくれたという。

そのぐず伝説にちなんで、毎年八月下旬に行われるのが「ぐず焼まつり」である。なんと実際に巨大なぐずを作って町中を練り歩き、最後は燃えさかる炎にくべて焼き払うという実に豪快な祭り。祭り&妖怪好きとしてはもう行くしかないでしょー!

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出発地点となる振橋神社に到着。
そして境内へと入ってみると・・・、

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出た――っ!ぐず――――っ!!

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真っ赤な目玉に、大きく開いた巨大な口。素朴さの中に野性味もあふれるルックス。実にワイルド!実にキュ~~ト!

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正面から見たところ。「どーもくん」じゃないよ。

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ちなみにこちらは子供たちがかつぐ「子供ぐず」。大きさは4メートルくらい。では、大人がかつぐ「大ぐず」はというと・・・、

バ―――――――ン!

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デ、デカ~ッ!10メートル級の大ぐずだ~~~~っ!!

祭りが始まり、まず最初に子供ぐずがスタート。ワッショイワッショイと元気な掛け声。そしていよいよ大ぐずの登場。グッと体が持ち上がると、境内中に響くどよめきの声。うお~~っ!

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威勢のいい太鼓の音とともにズンズン迫る大ぐず。
ド、ド、ド、ド迫力~!

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おりゃ~!ぐず様のお通りじゃ~~い!
参道を我が物顔にのっしのっしと進んでいく様は、まさにいにしえの伝説の化け物が甦ったかのよう。ギャオ~~ッ!

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神社を出て、町へと入るとさらにすごいことに。もう完全にぐずが乗り移ったかのようにダッシュにジグザク走行と縦横無尽の大暴れ!ギャ~オ~~~~ッ!!

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さてそうこうしているうちにすっかり日も落ちて、町は夜の闇へ。
しかしこれからが祭りの盛り上がり。ぐずはどうなるかというと・・・、

ギャオ~~ッ!ライトアップ~~~ッ!!

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大ぐずはさらにすごいことに・・・。
全身電飾ビカビカ~!ド、ド、ド、ド派手~~っ!
ついに最終モードへと進化した~~~~!!

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もう誰も行く手を止められな~~い!
ギャ~オ~~~~~~ッ!!

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まだまだ続くぐずの大暴れ!「ぐず焼まつり後編」につづく!

(2006年8月)

おおさわの石仏の森・ふれあい石像の里(富山県富山市)

富山市の郊外、人里離れたダム湖のほとりに「おおさわの石仏の森」という場所がある。

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石仏の森というからには当然そこには石仏があるわけだが、そのスケールがもうハンパじゃない。

バ――――――ン!

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山を埋めつくす羅漢、らかん、ラカン~~~~っ!

このブログでもいくつか紹介したように、五百羅漢は今まで数多く見てきたが、その中でもダントツの迫力。なんせ大きさは等身大!それがズラリと立ち並んでいるんだから、もうすごいのなんの。

登っても登っても羅漢たちの群れは続く。
まさに「石仏の森」・・・。

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あまりのスケールに圧倒されてしまったが、一体一体もよく見るとリアルな造形だし、様々な表情やポーズ、いろんな持ち物を持ったりしていて面白い。

ヘタ頭とはよくいうが、こりゃ本物のヘタ頭。

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わ~、めちゃくちゃ仲よさそ~~。

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ゲッ!

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こちらでも・・・・、
ゲ――――――ッ!!

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あ、あんたらいったい何持ってんの~~~~っ!?

仏教には「腹を開くラゴラ尊者」とか「顔が割れる宝誌和尚」なんてスゴイ人たちがおりますが、これらの人たちもなんかそういう伝説とかあるんでしょうかね。
とりあえず「宇宙鉄人キョーダイン」にこんなんが出てきたような・・・。(おい)

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さてこちらの石仏の森、これだけの石仏が並んでいても肝心のお寺らしきものが見当たらない。実はここ、お寺ではなく、とある地元の会社社長が「趣味で作った」公園なのである。なんかいっちょすごいことやるか~、と思いついたのがこの石仏の森。山を買い、石仏を次々と作らせ、なんとその数も五百羅漢を上回る八百羅漢!どひゃ~!

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とまあ、ここまででもかなりすごい話なのであるが、この話にはまだ先がある。念願の八百羅漢を完成させた社長さん、さらに驚異のセカンドステージへと突入!
それがこちらの「ふれあい石像の里」。また山一つ買って作っちゃいました。さてどんなとこかというと・・・、

ババ――――――――ン!

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ぎょ―――――――ん!!!!

山を埋めつくす人、ひと、ヒト~~~~っ!
誰だかわかんないけどほんとリアル、リアルすぎ~!もちろんこちらも全て等身大・・・。

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先ほどの羅漢たちはスケールがデカいものの、羅漢の石仏自体はポピュラーな存在なので見る側としても一応の受け入れ体勢はできている。し、か、しー、これははるかに想像を超越しすぎている~!人里離れたこんな山奥、もちろん誰一人通る人もないわけで、こーんなに人がいるのに、生身の人間は自分ただ一人・・・・。はっきりいって怖すぎますって~~っ!!

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実はこれ、ぜーんぶ社長さんの家族や友人知人たち。自分の周囲の人間を片っ端から石像にしちゃって、その数およそ500体!これぞ究極の友人紹介!
いったいどのへんの人たちまでが石像化されるのか知らないが、とりあえずスーツ姿の人が多いし、自分の会社の社員や取引先の方たちは確実に石像にされてるでしょうね。最近は写真つきの名刺なんて便利なもんもあることだし。会社の面接の時も、「コイツ石像にしたら面白そうだな、よし採用!」とかだったりして・・・。

人間だけでなく動物まで石像化!
社長さん家の愛犬ですかね。

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中には動物に乗っている人たちも。
鯉にまたがるチビっ子!カッコよすぎ~~ッ!

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園内の片隅にはまだ未使用の素材がデーンと・・・。
まだまだ増殖するのか~!

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次に石像になるのは誰じゃ~~~っ!?

(2006年7月)

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モーゼの墓(石川県宝達志水町)

以前に青森のキリストの墓を紹介したが、今回はなんとモーゼの墓。モーゼも日本に来ていた~~!?
ちなみにモーゼといえば、私の愛読書の「ドラえもん」の道具に「モーゼステッキ」「十戒石板」となんと二つもモーゼの話が元ネタなのがありますね。とりあえずこちらを読んできたので事前学習もバッチリだ。(おい)

さてモーゼの墓があるのは石川県宝達志水町の宝達山。一帯は「伝説の森 モーゼパーク」として整備され、庭園もそれっぽい感じの作りになっている。

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園内案内図。えーとこちらはモーゼなんですかねえ・・・?
なんだかドリフ大爆笑の「とんでもねえあたしゃ神様だよ」にしか見えませんけど・・・。

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モーゼの墓はここからさらに山道を登った山中にある。山道の名前は「ロマンの小路」。ロマンですよ、ロマン。もうこの名前にこの石川のモーゼ伝説の全てが集約されているような・・・。

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山道を歩くこと数分。モーゼの墓へと到着。
三ツ子塚という三つの円墳がモーゼとその一族の墓だということだ。この地の伝説によれば、モーゼはエジプトを脱出した後、この宝達山までやって来て十戒を授かったとのことである・・・。

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個人的にはこちらにも注目。おぉ!末森城!
末森城とは同じく私の愛読書の「花の慶次」に出てくる(えーと、愛読書が漫画ばっかですが、そこはスルーしといてください・・・)、ファンにはもうおなじみの前田利家と佐々成政との戦さの舞台となったところ。末森城もこのすぐ近くにあるんですね。あの話は面白かったなあ~。盟友の奥村助右衛門をはじめ、村井若水、陽水親子、敵の佐々成政との漢たちの熱いやり取り!そしてなんといっても慶次と助右衛門の小便鉄砲がもう痛快!!
・・・って、モーゼの話はいったいどうした~~!?

だがそれがいい。(←これがオチかよ!)

(2006年8月)

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越前がにミュージアム(福井県越前町)

越前名物といえばやっぱりカニである。越前の町に入ればあちこちにカニの店や看板が目につくようになってくる。

もちろん街灯だってカニ~。

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そんなカニの町にあるのが「越前がにミュージアム」。越前ガニのことならなんでもわかる博物館。

そしてその外観はというと・・・、

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バ――――ン!巨大ガニ~~~!!
(言われなきゃわからんけど・・・)

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愛称は「ビックラブ」。名前の由来は「ビッグ(大きい)」「クラブ(蟹)」「ラブ(愛)」「ビックラ(驚き)」の意味がこめられているということだ。まじゃりんこシールかよ!

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館内は越前ガニの水槽や標本、そして越前ガニロボなどで越前ガニの生態について説明。漁につかう道具なども展示されている。紙芝居形式でカニにまつわる昔話をやる「カニしばい」なんていうものもあり・・・。

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そして極めつけは映像ホール。入る前にメガネを渡されると、なんと3D映像!カニ漁の様子が映し出され、眼前にカニのハサミがズズーンと迫ってくる!ド迫力の映像~!
でもな、でもなあ、OL3人組が温泉旅館でドアップでカニ食ってるとこなんて3Dで見せるなあ~~~っ!(泣)

誰か私にカニをプリ―――――ズッ!!

(2006年8月)

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みはらしファーム(長野県伊那市)

はびろ農業公園みはらしファームは農業体験や手作り体験ができる施設。
場内には木曽馬牧場とダチョウ牧場もあり、動物とのふれあいも楽しめる。

木曽馬牧場。ずんぐりしてかわいい~。

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木曽馬は日本在来種のひとつで、昔から家族の一員としてこの地の人々とともにずっと生きてきた。すぐ近くにある羽広観音もあわせて訪ねると、人と馬との歴史がよくわかっていいですよ。

隣接してダチョウ牧場。
こちらの姿を見つけた途端、わらわらと寄ってきた~。

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長いまつ毛がちょっぴりセクシー。うっふん♪

(2006年8月)

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シャトレ(長野県伊那市)

伊那谷名物ローメン。この地独特の麺料理で、太い麺とソースがもうやみつきになる旨さ!

伊那にはいくつかのローメンの名店があるが、その中の一軒シャトレは一瞬イタリアンレストラン?と見間違えそうなとてもオシャレーな外観のお店。
でも看板にはしっかり「ローメン」の文字が!おぉ!早く食いて――!

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ジャーン!こちらがランチタイムの定番ローメンランチ。
見てください、このボリューム!

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そしてお味はといえば、うーん太麺とソースがたまらん~~。
ちなみにローメンはマトンを使うことが多いが、こちらのお店では牛肉を使っているそうだ。

こちらは単品メニューのその名も「ドラゴンローメン」!
牛肉ではなく、なんとイノシシの肉を使用!これは来年絶対ブレイクしますよ~~っ!!(でもなんでドラゴンなのかは謎・・・)

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今回は品切で食べられなかったが、「ローメンまん」なるものもあり。(「鉄腕DASH!」でも紹介されたらしい)これも食べてみたい~。

(2006年8月)

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光前寺(長野県駒ヶ根市)

駒ヶ根の光前寺は、霊犬早太郎の伝説が伝わる古刹。
しだれ桜や光苔の寺としても知られている。

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境内の一角には凛として立つ早太郎の像が。
早太郎伝説とはこんな話である。

昔、光前寺に和尚さんと早太郎という犬が仲良く暮らしていました。ある日のこと、一人の僧が寺を訪ねてきて、化け物を退治するのにぜひ早太郎の力を貸してほしいと願い出ました。その僧が言うには、化け物が「早太郎には知らせるな~」と歌っているのを聞き、早太郎こそ化け物を退治できるとのこと。和尚と早太郎はその頼みを聞き入れ、早太郎は僧と一緒に化け物退治に向かいました。そして早太郎によって化け物(正体はヒヒ)は見事退治されたものの早太郎も深い傷をおってしまい、ふらふらになりながらも寺までたどり着き、和尚の手の中で静かに息をひきとりました。そして人々は早太郎に感謝し、霊犬としてまつったという・・・。

・・・と、まあお寺で流れてた子供向けアニメで見たんですけどね。
でもこのアニメなかなかよく出来てて、「まんが日本昔ばなし」世代としては、見てたらなんだかはまってしまい、とくに和尚と早太郎の愛情あふれる世界に思わず涙腺が・・・。ううう。やっぱり犬はいいよなあ~。もう一発で早太郎ファン!

早太郎は今日も人々を見守りつづけている。

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そのような縁から現在も愛犬家の方々のお参りも多い。
愛犬用のお守りはもちろん、祈願済のドッグフードなんてものまで。

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庭園の拝観はお茶つき。オリジナルの早太郎湯呑みがカ~ワイイ!
こちらはなんと持って帰れます。早太郎ファンはぜひゲットですよ~!

(2006年8月)

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ハチ博物館(長野県中川村)

中川村のハチ博物館は、地元に住む養蜂家の方が研究を重ねて生み出した蜂によるアートな作品を展示している。

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館内に入ってビックリ。
え~!これみんな蜂の巣なの~~!?

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天井からデーンとぶらさがる「世界最長の蜂の巣」。長さ4.1メートル。
こんなんどうやって作るの~~!?

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映像コーナーにこの蜂の巣のメイキングビデオがあったので見てみたところ、スズメバチが巣を修復する習性を利用して、いくつかの巣をつなぎあわせて作ったものとのこと。ただし普通では自分の巣と他の巣をつなぎあわせたりしないので、全ての巣から蜂を全部追い出して、それを何回か繰り返すうちにどれが自分の巣かわからなくさせてしまうことによって、これを成功させたという。その他にもいろいろ環境作りが大変のようだ。館長氏の長年の研究によってこの技術を開発したのである。

それをさらにスケールアップした作品がこちら。
胴回り6.6メートルの世界最大の蜂の巣。デ、デカ~~~ッ!!

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よく見れば胴体に「ハチ」って書いてあるぞ!
これも蜂自身に書かせたもの。こんなことまでできてしまうとは~。

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そして極めつけはこちら。長野五輪を記念して製作した聖火ランナー。
これももちろん全部蜂の巣でできている。まさに蜂の魔術師~~!!

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蜂の巣をいろんなものにくっつけた作品も。ダルマからシャンデリアにまで、まるで子供がいたずらでシールを家中貼りつけまくちゃうようにもう何にだってくっつけちゃう。
これやってる時、館長さん童心に帰ってるんだろうなあ。楽しい~。

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壁にはこんなかわいいイラストも。
館長さん、蜂の巣製作の他にイラストもやられるようで・・・。

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・・・って、イラストじゃね~~~~~っ!!

ぎょ―――――ん!!

(2006年8月)

峰竜太のふるさと 下條村(長野県下條村)

国道151号を走行中、目の前に突然現れた巨大な看板。
なんじゃこりゃ~~~!?

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「峰竜太のふるさとです」の文字がまぶしすぎる~~!
しかも設置は「下條村観光協会」。もう村あげての大アピールっぷり!

ところで峰竜太ってこんな顔だったっけかなあ。たしかアラレちゃん眼鏡と蝶ネクタイだったような・・・。(いつの話だよ)

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そして村内にはこんなものも。
おぉ!城が~!

というわけで向かってみると・・・。

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ジャジャジャ――――ン!
風雲!竜太城!!

すごすぎるぞ~~、峰竜太~~~っ!!

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まあ実の所は「道の駅 信濃路下條そばの城」という施設なのだが、売店の品揃えを見ても「竜太そば」「竜太やきもち」「竜太湯呑み」などなど、峰竜太だらけ!そして城の入口では竜太やきもちを持って満面の笑みの峰竜太の写真が出迎えてくれる。もう完全にこの城の主でしょ~~!

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来城記念に竜太そばを食べてみたりして。

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とにかくどこ見ても峰竜太、峰竜太だらけ。「峰竜太のふるさと下條村」しっかりインプットさせていただきました。これでしばらくゴリさんと間違えることはないと思います。(おい)

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帰路ももちろん峰竜太がお見送りしてくれたのは言うまでもない・・・。

(2006年8月)

桔梗屋工場アウトレット1/2・お菓子の美術館(山梨県笛吹市)

山梨のお土産の定番といったら、やっぱり桔梗屋の信玄餅!
その信玄餅がリーズナブルにどっさり買うことができちゃうのが、笛吹市にある桔梗屋工場直営のアウトレット「社員特価販売1/2」だ。こちらでは包装し損ねたり、賞味期限が近づいたりしたお菓子を、その名の通り社員価格のお得な値段で買えてしまうのだ。これはもう行ってみるしかないでしょー!

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そんなお得価格のアウトレット商品の中でも、一番の目玉はなんといっても「お菓子の詰め放題」。なんと一袋210円で信玄餅をはじめとする桔梗屋の名物お菓子が詰め放題!
やはり超人気商品で、一日30人限定とのこと。よーし、気合入れて開店30分前に到着だ~~と、行ってみたところ、既に店の前には長蛇の列!みなさん、気合入れすぎですってば~~~っ!!(←人のこといえない)
あわてて列に並んで、ドキドキしながら順番を数えるとギリギリ30番め・・・、ふ~、あぶねあぶね。でもよくよく見れば、前に並んでいるママさん軍団がチビッ子を抱いているけど、まあその子らはまだ袋に詰めるなんてことはできないだろうし、詰め放題には関係ないよね・・・、と安心していたところ、詰め放題の袋が配られ始めたら、おいおいおいおいおーい!なんとチビっ子たち一人一人の分まで袋をもらってるじゃありませんか~~~~!ガガガガ―――――ン!しゅ―りょ――――っ!!(泣)
・・・・ママさん軍団、恐るべし。でもお店の人が言うには、もしかしたらあと何人かは詰め放題できるかもしれないよ、とのことで希望を託して引き続き並んでいたところ、数人分空きができたので、詰め放題できることに!信玄餅の神はまだ我を見捨てていなかった~~!うれし~~~っ!!

というわけで、ばっちり詰めさせていただきました~~。
信玄餅に塩豆大福にきんつば、これでたったの210円ですよ!210円!超お値打ち!成果は後ほど・・・。

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こちらの桔梗屋工場では、もちろん工場見学も可能。一日数回の見学ツアーがあります。
信玄餅の包装、なんとひとつひとつ全て手作業!ビックリ~~~!他の行程も大部分は手作業で行っているそうだ。

そしてさらにビックリなのが工場に併設された「お菓子の美術館」。
モミジ、フジ、アジサイ・・・・、見事な草花が並んでいますが、実はこれぜーんぶお菓子!どう見たって本物だって!すごすぎる~~~!!

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花はもちろんのこと、葉っぱの虫に食われた感じまで精巧に表現していて、ものすごい質感!そして葉っぱにはのんびりと遊ぶカタツムリ。これもお菓子。かわいい~。

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モミジの枝にも結ばれたおみくじが。作者の遊び心がうかがえる逸品。風流~。

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これらの作品はもちろん全て桔梗屋のお菓子職人による作品。桔梗屋のお菓子の中でもとくに技術が要求される高級和菓子の製作をしている方々。まさにお菓子職人の究極の技!すんばらし~い!!

・・・さて、詰め放題の成果ですが、こーんな感じ。
信玄餅8個、塩豆大福2個、きんつば2個。うーん満足じゃ~~~!!

(2006年11月)

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阿南町化石館(長野県阿南町)

阿南町を散策中、アンモナイトやサメのかわいいイラストが描かれた「阿南町化石館」の看板を見つけたので立ち寄ってみることに。
阿南町には新生代の地層が点在しており、その当時この地に住んでいた哺乳類や魚類、貝類などの化石が数多く発見されているということだ。ここに展示されているそれらの化石は町の人たちの手によって発掘されたものだそうで、いわば町の人たちみんなで作りあげた、みんなの博物館なのである。

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さて阿南町化石館、外見は小さな建物であるが、一歩展示室に入ってその中身の充実具合にビックリ!もう化石がギッシリ!ひとつひとつの化石が分かりやすくジャンル分けされ、ひとつひとつとても丁寧に並べて展示されている。化石のひとつひとつ、町の大人から子供までがみんなで一生懸命に発掘した大事なタカラモノ。町の人々ひとりひとりの想いを大切にしているのがひしひしと伝わってくる素晴らしい展示だ。

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巨大ザメや巨大哺乳類もこの地に生息していた。今では辺りはすっかり山の中なので、こんな巨大ザメとかが昔は住んでいたなんて本当にビックリだ。復元想像図もいい味出している。こちらも町の化石研究者の宮沢氏の手描きとのことで、館内の他の展示も宮沢氏によるもの。宮沢氏は元中学校の教員で中学生に化石発掘の楽しみを教えていたそうだ。化石館にはそうした中学生が発掘したものも多数展示されている。ちなみに最初に見た化石館のイメージキャラクターも町の人の作品。ほんと全てが町の人々によって作られた夢の館なのだ。

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こちらはカニサイの化石。なんと大昔には日本にもサイがいたのだ。カニサイは「可児犀」と書き、美濃の可児郡を中心に生息していたサイの一種で、この阿南町からも下あごの化石が発掘されている。
このカニサイの化石を発掘したのは同じく町の化石研究者である佐々木仲男氏。佐々木氏もこの阿南町化石館設立の立役者の一人で、生涯を通じて阿南町の化石研究に尽力し、人々から「化石おじさん」と親しまれた人物だったそうだ。氏の発掘した化石の中には「sasaki」の名を冠した貝の化石もあるとのことだ。氏の生前には氏が目指した化石館建設の夢は実現しなかったが、その意志を次いだ町の人々によってこうして素晴らしい化石館が作られたのである。

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面白いのが、こちらのノジュールといわれるもの。化石や砂を核にして、その周囲にカルシウムイオンなどが固まってできた球状の物体。パカッと割ってみると、中にはこの通り化石が入っている。最近博物館のショップなどで売られている化石発掘フィギュアみたいで面白い~。

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ノジュールには砂が核になったものもあり、中にはもちろんハズレもあったりして・・・。中身空っぽ!ざんねーん!

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こちらもノジュールだそうで、化石館の方いわく「パンダ石」。ほんとその通り、とっても愛嬌のある顔してる~。中には何が入ってるかわからないけど、きっとみんなの夢がつまっているよね!

(2006年8月)

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養命酒駒ヶ根工場(長野県駒ヶ根市)

信州駒ヶ根といえば、テレビCMでおなじみのここを思い浮かべる人も多いと思う。養命酒駒ヶ根工場である。

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中央アルプスの豊かな大自然の中に立つ真っ白な建物。
おぉ~~!CMと同じ!なんだか感動!まさに工場建物界の大スターの貫禄。

CMでおなじみの清流も工場の敷地内にある。これもCMそのまんま!感動~~!工場の敷地内は「養命酒健康の森」として開放され、爽やかな森林浴が楽しむことができる。この木曽駒ヶ岳から湧き出る清流を使って養命酒は作られているのである。

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さてこちらの養命酒駒ヶ根工場では生産ラインの見学もできる。最初に迫力の大スクリーンによる養命酒の紹介。養命酒の歴史は江戸時代に遡り、この地の庄屋であった塩沢宗閑が行き倒れの旅人を救い、そのお礼に薬酒の製法を教わり、自ら牛に乗って山へと分け入って薬酒の材料を集め、薬酒を作って人々に分け与えたのが始まりだそうだ。そしてその評判は高まり、徳川家康にも献上され、「天下御免万病養命酒」のお墨付きをもらい、現在も養命酒のシンボルとして伝わる「飛龍」を使うことを許されたという。いやー、養命酒ってすごい歴史があるんですねえ~。

続いて女性ガイドさんによる生産ラインの見学。オートメーション化されていて、養命酒が次々とびんに詰められ、おなじみの赤い箱に入るとこまで見学できる。実は工場見学ってけっこう好きだったりして・・・、面白い~。養命酒を赤い箱に入れる時に、同時に何か入れてると思ったら、お客様用のアンケートハガキらしい。なかなか芸が細かいですな。
その後は試飲コーナーもあるが、ドライバーの方は飲んじゃダメ!けっこう度数ありますよー。ちなみに養命酒は薬局でも酒屋でも売られており、それぞれラベルが違うが中身は同じものだそうだ。(それぞれの法律によってラベルの記載表示が異なるらしい)

工場見学の後は隣の記念館へ。こちらでは養命酒に関する各種資料を見ることができるが、中でも面白いのが生薬の展示。生薬とは植物や動物、鉱物などから作った薬で、養命酒にはケイヒ、ウコン、シャクヤクなどの生薬が14種類含まれている。実際に触れて観察できる。他にも養命酒に使われてるもの以外の生薬も展示されており、とくに動物系の生薬はなかなかのインパクト。だって動物丸ごと入ってるし・・・。あ、セミのぬけがらも生薬だったのか。「ドラえもん」でジャイアンが料理にセミのぬけがらを入れていたけど、あれは健康のためだったのね~、ボエ~~。
ショップと喫茶コーナーも併設。駒ヶ根工場限定のミニボトル養命酒などのオリジナル商品もあるのでこちらも要チェック。

知ってるようで知らなかった養命酒の魅力を満喫できるスポットだった。CMロケ地も見れたしね。ところで何でこんなに養命酒のCMが頭にインプットされてるのかなーとふと考えたが、私がいつも見てる「笑点」のスポンサーだったからなんですね・・・。養命酒バンザイ!笑点バンザイ!

(2006年8月)

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おもしろかっぱ館(長野県駒ヶ根市)

天竜川には河童が棲むといわれ、江戸時代に天竜川の川奉行であった中村新六が馬に乗って巡回していたところ、乗っていた馬が何者かによって川の中にひきずりこまれそうになった。しかし馬の力の方が強く、相手は逆にひきずりだされてしまい、捕らえてみるとそれは河童で、河童は許してもらう代わりに新六に秘伝の妙薬の作り方を教えた。以来中村家では代々河童の妙薬を作り、大いに栄えたという。

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そんな河童伝説の伝わる天竜川のほとりにあるのが「おもしろかっぱ館」。河童の妙薬の伝説資料をはじめ、河童をテーマにした作品等を展示している。
その外観はというと・・・・、

バ―――――――ン!

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カッパ~~~~~~~~ッ!!

もう初っ端からいきなりオチてます・・・。まさにおもしろかっぱ~~!
ちなみに頭の部分は展望台になっている。

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館内では河童をモチーフにした作品やいろいろな河童グッズを展示。展示品の中にはピンポンパンのカアタンの人形もあったりして、なつかし~~~。

ポストも河童。

(2006年8月)

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阿南関昌観音(長野県阿南町)

国道151号を南下、阿南町へと入ったところこんな看板を発見。
なぬっ!「県下最大級」の観音像とな!?これはぜひ行かねば~~っ!!

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観音像へは道々にこのような案内標識が・・・。

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さて辿りつくと、関昌寺というお寺の裏山にデーンと白い大観音がそびえ立っていた。高さは足元の台座もあわせて12メートルほどだろうか。たしかに県下最大クラスの大きさ。長野最大の観音像は以前このブログでも紹介した世界平和観音なのであるが、こちらの観音像も青空をバックに立つ姿は実に堂々たる姿である。2004年の建立とのこと。

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観音像の上空は空路になっているようで、飛行機雲がすうーっとのびていった。
青空に白い飛行機雲がたなびく光景はまるで極楽世界のよう。我ながらなかなかのベストショットでしょ。

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足元には三十三観音像や同型の観音像が奉納されて置かれている。かなりのぎっしり感。とくに同型の観音像はこれからもっと増殖しそう勢いだ。

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大観音へと至る参道にも同型の観音像や石燈篭が奉納されて置かれているが、こちらは観音像もちらほらだし、石燈篭も参道の途中までしか置かれていない。まだまだ建設途中といった感じの雰囲気。

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しかし観音像や石燈篭を置くスペースは充分にあるし(参道の石とかいかにも今後仏像を置いていくことを想定した形状だしね)、けっこうなハイペースで奉納されているようなので、あと数年寝かせると、境内に仏像ぎっしりの、なかなか楽しみなことになっていそうで、今後も要チェックの大観音である。

(2006年8月)

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羽広観音(長野県伊那市)

羽広観音仲仙寺は「馬の観音様」として知られる古刹。近隣の農家の人々をはじめ、遠く木曽からも馬を連れてお参りに来たそうである。

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観音堂には蹄鉄などの奉納品がぎっしりと置かれ、厚い信仰を物語っている。交通手段が馬から車に変わった現在でも、交通安全の観音様として信仰を集めている。

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おみくじは「観音様からのメッセージ」。

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さて奉納品の中でも一際目をひくのが堂内に掲げられた巨大な絵馬である。千匹の馬が描かれた大スケールの「千匹絵馬」。それがズラリと何枚も掲げられている光景は圧巻だ。

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千匹絵馬の奉納の由来は、江戸時代に馬の行商人をしていた勘兵衛という人が羽広観音の御利益によって商いが成功したことに感謝し、千匹絵馬を奉納したことに始まるといい(その勘兵衛の絵馬は境内にある伊那市考古資料館に所蔵)、それ以来千匹絵馬が奉納されるようになったとのこと。堂内に掲げられた数々の千匹絵馬には奉納者の一人一人の名前とともに、馬も一匹一匹、奉納者リストに細かく書き込まれ、我が家の一員である愛馬の無事を願った人々の想いが伝わってくる。

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最近では馬を飼っている農家もすっかり減少してしまったが、その千匹絵馬の伝統は現在では地元の小学生に受け継がれ、奉納されているようだ。小学生の作品といえど、かなりの力作!こうして伝統が受け継がれていくことはとてもいいですねえ~。

ドドドッと地響きが聞こえてきそうな躍動感あふれる馬の群れ。コミカルなタッチの馬からやたら劇画タッチの馬までいろんな馬のバリエーションがあり、作者の個性が出ていて見ていて面白い。一画面に春夏秋冬の景色を表現したのもグッド!

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こちらは小学校低学年の描いた千匹絵馬。見てるとなんだかほのぼのしてしまう愛らしい作品。桜の下でじゃれ合う馬たちがとーってもカワイイ!

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よく見ると、こんな馬たちもいたりして・・・。
もう~最近の小学生ったら、おませさんっ!!

(2006年8月)

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縄文農園かかしコンクール(長野県茅野市)

尖石縄文考古館に向かう途中、道端にズラリとカラフルな人形が並んでいるのを発見。何かと思って立ち寄ってみたところ、「縄文農園かかしコンクール」が開催中だった。

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形にとらわれないユニークな造形のかかしばっかで面白い~。カワイイ作品からちょっとシュールな作品まで勢揃い。地元の有志の方達による作品だそうだ。

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やはり縄文の里、縄文時代にちなんだ作品もあったりする。
でも股間の物体は何じゃ~~~っ!?

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こちらは時事ネタ。ワールドカップかかし。

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そしてこちらも・・・・、イナバウアーかかし!!

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衣装のラメってる感じもよく出てる~~~。

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こちらは武闘派かかし軍団。
メカニックなロボットかかし。触れると9万ボルトの電流が流れるって!怖~~~っ!!

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こちらはミサイルかかし。

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ものすごいメッセージなんですが・・・。
顔も完全にイッちゃってます。あぶね――――――っ!!

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文字クイズかかし。さあ正しい「かかし」の漢字はどれだ~~~!?
「母」で「かか」と読ませるセンスが好き!「KKS」「CCC」もなかなかの力技でグッド!

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ユニークなかかしばかりでとても楽しめるイベントだった。
次回作、楽しみにしてますよ~~!

(2006年8月)

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尖石縄文考古館・中ッ原縄文公園(長野県茅野市)

国宝土偶「縄文のビーナス」(棚畑遺跡出土)で知られる茅野市。市内のあちこちから縄文時代の遺跡が発掘され、膨大な数の土器土偶が出土している。とくに有名なのは国の特別史跡にも指定されている尖石遺跡で、この遺跡発掘によって縄文時代にも集落があったことが初めて確認された記念すべき遺跡である。現在は遺跡公園として整備され、尖石縄文考古館では縄文のビーナスをはじめとする縄文時代の土器土偶が一堂に展示されている。ショップでは土偶グッズも充実。まさに土偶ファン垂涎のスポットである。

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こんなキャラクターも。「ビーナちゃん」カワイイ~~。
さすが縄文のスーパーアイドル!

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そして尖石縄文考古館のもう一人の人気者が「仮面の女神」である。2000年に中ッ原遺跡より発掘されたこの土偶は三角形の仮面をつけたインパクトのある御方。まさに縄文時代のマスクヒーロー。今年国の重要文化財にも指定された現在メキメキと売り出し中のアイドル土偶である。

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こちらの中ッ原遺跡も現在遺跡公園として整備され、仮面の女神の出土時の再現模型や発掘された八本の柱跡が再現されている。もう完全にスター街道ばく進中!

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「縄文のビーナス」「仮面の女神」の二大土偶アイドルの豪華競演を見れるのは尖石縄文考古館だけ!土偶ファンは今すぐ茅野に急げ~~!!

(2006年8月)

昭和寺(長野県諏訪市)

夏にはニッコウキスゲが咲き誇るパラダイス、霧ヶ峰高原。某エアコンでもすっかりおなじみの場所であるが、その一画の林の中に何とも不思議な建物が立っている。その名は昭和寺。万博世代の皆さんはあまりの懐かしさに思わず号泣するかも・・・?

ジャ―――――ン!

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木立を抜けるとそこに突如出現するアジアンチックな建物。なんと大阪万博のラオス館として使われていた建物だそうだ。由来の書かれた石碑によればこの昭和寺は戦没者供養のために建立され、万博終了後ラオス館を移築して本堂としたそうである。堂内に安置されている仏像も万博会場にあったものとのこと。
大阪万博から既に30年以上の歳月が経過し、さすがに老朽化は進んでいるもののほぼ完全な状態で残されている。塔にはボダナード(目玉寺)を思わせる目玉が描かれ、静かにこちらを見つめている。まさに昭和史の一頁を今に伝えるメモリアル。華やかな祭典での活躍を終え、木立の中に静かに佇む。

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霧ヶ峰高原の案内板。
やっぱりスポンサーになってるのね・・・。

(2006年8月)

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温泉寺(長野県山ノ内町)

武田信玄の隠し湯として知られる渋温泉。その温泉街の一画に信玄ゆかりの温泉寺がある。ちなみに何で温泉を隠さなきゃいけないのかというと、優れた効能を持つ温泉によって負傷した兵士や馬を治療したからであり、戦国最強とうたわれた武田騎馬軍団の強さを支える超極秘事項だったのである。

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さて温泉寺はその名の通り、境内に数ヶ所の源泉を持っているが、それを利用してなんと境内に「薬湯信玄竈風呂」が作られている。これは温泉寺の開山と伝えられる京都東福寺の虎関禅師にちなんで、東福寺の浴室をモデルに近年再現したもの。文字通りの温泉寺なのだ。

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というわけで早速入浴。竈風呂とは蒸し風呂のことで、江戸時代まではお風呂といえばこういう蒸し風呂が主流だったらしい。有名な光明皇后の千人風呂もそうだし、私の愛読漫画の「花の慶次」にも前田慶次が蒸し風呂で京のかぶき者をこらしめる話があったっけ。
こちらの竈風呂は中に入ると白壁のドーム状の空間になっていて、温泉の蒸気によってほんわかした熱気がただよっている。まさにジャパニーズサウナ。気持ちいい~~~!!

(2006年8月)

世界平和観音(長野県山ノ内町)

信州の名湯湯田中温泉。その温泉街を見守るように立っているのが世界平和観音である。昭和39年開眼、高さ25メートル。金属製の観音像では東洋一とのことである。戦前にもこの地に33メートルの観音像が立っていたそうであるが、金属供出にあい、現在の観音像は二代目にあたる。
以前は台座の下が三十三観音巡りの地下霊場になっていたそうで楽しみにしていたのだが、先年老朽化のために仏像を本堂に移し、現在は立ち入りできなくなってしまっていた。残念~。でも初代の原型となった観音像や初代観音像の写真など貴重なものを見ることができたので満足。でもいつか地下霊場復活させてほしい~~。

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さてこの世界平和観音を含めて、近辺の三体の御利益のある仏たちを巡るコースが「三体しあわせめぐり」だ。英訳すると「グッド フォーチュン ルート」とのこと。早速巡ってみることにする。

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世界平和観音の裏手の山に続く階段をひたすら上り、観音様の後姿を眼下に見る高台までやってくると、八角堂があり、そこに鎮座しているのが弥勒石仏である。説明板にも「豊満な」「ふっくらとした」とある通り、ちょっとぽっちゃり系。鼻も「三味線ばちのような」なんて表現されているが、た、たしかに・・・。と、まあなんだかえらく親近感のあるルックスなのであるが、実は信州最古の石仏だったりするすごい御方なのだ。しかも半分体に埋まっているのは地震を抑えているからとのことで地震除けの御利益もある。

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再び麓まで下りていくと、小さなお堂があり、そこに延命煙草地蔵が祀られている。その名の通り、タバコを供えてお参りする。禁煙、あるいは愛煙家の健康に御利益があるとのこと。

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なんだか一昔前の会議室の灰皿みたいになってました・・・。

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そして最後にもう一度平和観音様にご挨拶。
これで幸せ間違いなーし!

(2006年8月)

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皆神山ピラミッド(長野県長野市)

城下町の風情あふれる歴史の町、信州松代。その町外れに皆神山という山がある。まあ一見何の変哲もない山であるが、登り口にある看板に注目してもらいたい。

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「皆神神社 ピラミッド参道入口」・・・。
なんとこの皆神山、古代人の作った人工ピラミッドとのことだ。たしかに三角形の山だけど・・・、ピラミッドって~~~~!?

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とりあえず参道を上ってみる。くねくねとした細い山道をひたすら上っていくと、やがて皆神神社へと辿りつく。こちらもごく普通の神社のようだが、説明板を読んでみると、やはり皆神山は世界最大最古のピラミッドとあり、古代人が反重力パワーで岩を浮かして作ったとか、須佐之男命は科学者集団のユニット名だとか独自の説がズラズラと・・・。うーむ。

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まあ本当にここがピラミッドなのかどうかはわからないが、この地は昭和40年から数年間にわたって発生した松代群発地震の震源地であり(おそらくその頃からパワースポットとして注目されはじめたのだと思うが)、地震学地質学的にも重要なポイントであることは事実である。

(2006年8月)

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芦ノ尻道祖神(長野県長野市)

国道19号を走行、長野市の大岡地区にさしかかるとこんな案内板がある。

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さらに拡大。げげーっ!なんじゃこりゃ~~~!!
見たものは決して素通りを許さないこのインパクトあるルックス。これが「芦ノ尻道祖神」である。

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早速案内にしたがって山道をくねくね上ってゆくと、やがて大岡の集落へと出る。そこを越えてさらに進んで行くと、町外れの道端に石碑群が並んでいるのが見える。そしてその中に・・・、

出た―――――――ッ!!

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実物はさらに強烈なルックス!ことさらに強調した目、鼻、口、眉毛、ひげ・・・、全てが超ド迫力!

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毎年正月の七日に各家の注連縄を持ち寄って作るとのことで、作られてから既に半年以上経過しているわけだが、今もなおその威厳のある風貌を保ち、それどころか風雨にさらされ、一段とワイルドさを増している。道祖神は村に災いが入りこまぬように祀られるものであるが、この姿を見たらどんな魔物もぶっ飛ぶことだろう。

(2006年8月)

戸倉宿キティパーク・千曲天狗(長野県千曲市)

戸倉の温泉街を一望する山の斜面に作られた戸倉宿キティパーク。ロングスライダーがあったり、羊がいたりして、ファミリーで楽しめる公園だ。ちなみにあの某猫キャラとは関係はないようだ。

ところでそんなキティパークの頂上には、こんな方がデーンと鎮座していたりする。

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ジャ―――――ン!千曲天狗参上!!
高さ9.5メートルの大天狗像だ~~!

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ファミリー向けの公園のシンボルとしては、あまりにも強烈なインパクトのある御方であるが、昔この地に住んで村人を守っていた天狗の伝説に由来にするものとか。今もこうして山上から人々を見守ってくれている。

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戸倉宿キティパークへの看板。
いかつい天狗とキティパークという名前のギャップがナイス!

(2006年8月)

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つちのこ館(岐阜県東白川村)

つちのこといえば、日本を代表するUMAのひとつであるが、そのつちのこが数多く目撃されているのが岐阜県の東白川村である。村にはつちのこを紹介する施設として、こんな場所がある。

バ――――ン!つちのこ館!!

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残念ながら本物のつちのこは展示されていないが、つちのこに関する説明や資料はかなり充実している。
とくに面白いのがこの説明。つちのこ動きよすぎ~!格ゲーのキャラかよ!もちろん上の技を使うときは「タメ+P」で!

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一通り説明を読んだあとは、奥にある「つちのこ体験室」へ。ここではつちのこロボットが薄暗闇の中でシャーッ、シャーッと鳴き声をたてながら蠢いている。穴の中からニューと顔を出したかと思うと、サッとすばやく引っ込むつちのこロボ。なかなかいい動きしてますね。でもこれと同じ動きのもの知ってますけど・・・・、「ワニワニパニック」!

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毎年5月3日には東白川村では「つちのこフェスタ」が開催され、全国からつちのこ探しにやってくる人でにぎわうそうだ。見つけたらなんと賞金ももらえるそうで、今年の賞金は117万円!・・・って、何でそんなハンパなの~と思ったら、毎年見つからないと次の年の賞金に1万円が加算されるという仕組みとのこと。ロト6もビックリの驚異のキャリーオーバー!つまりもう17年間捕まってないわけで、このままだといったい何百万円までいってしまうんだ~!そろそろつちのこ探し名人「剛田武」氏にお出まし願いたいところだ。(おい)

(2006年7月)

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白馬大仏(新潟県糸魚川市)

前回紹介した井川大仏と一、二を争う山奥にある大仏が白馬大仏だ。こちらは北アルプスの白馬岳の麓、白馬温泉に鎮座している。国道沿いの案内にしたがって山中をぐんぐん進んでいくと、やがてこの地の一軒宿である白馬観光ホテルの庭にデーンと白い巨体を現す。管理はホテルで行っているので、そちらで拝観を申し込む。

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こちらが白馬大仏。この地に白馬温泉を開いた白馬観光ホテルの先代社長が、昭和44年にホテルのシンボルとして作ったもので、高さ23.5メートルの堂々たる姿。

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白い体にちょっとタラコ唇のオレンジ色がワンポイントでいい感じ。しかもそのオレンジ色の正体はなんとメノウ!ここ糸魚川は全国有数の宝石の産地として知られ、白毫と眼球はヒスイ、唇はメノウで作られていたのだ。オスカーワイルドもビックリの宝石大仏なのだ~~!

(2001年4月)

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井川大仏(静岡県静岡市)

渓谷を走るSLで知られる大井川鉄道。その一番先っぽの終点、アプト式鉄道でしか行けない秘境駅、井川駅の近くに大仏様が鎮座しているのをご存知だろうか。

その名も井川大仏。昭和55年に地元の診療所で医師をされていた方が作ったものとのことだ。高さ10メートルほど。白い体が印象的な大仏様だ。

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それにしてもこれだけの大きさの大仏なのに意外にもあまり知られていないのが不思議だが、なんといっても周囲は南アルプスの山々がそびえる秘境中の秘境。何しろ人家もまばらなんだから、とてもこんな山奥に大仏があるなんて思えないよねえ。おそらく大仏の中でも山奥にあることでは一、二を争うであろう。それにしてもここに辿りつくまでの道でイノシシに何度も遭遇するし、ビックリした~。

鉄道マニアの皆さんもぜひお参りしてみてね。

(2000年4月)

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五色園(愛知県日進市)

日進市にある宗教公園「五色園」。名称からすると、まあ大きな霊園墓地でもあるのかなと思ってしまうが、そこには想像を絶する世界が待っていた。

入口にあった園内の地図。
とりあえず園内の様子はどんな感じか見てみると・・・、

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げげー!何じゃこりゃ~~っ!!

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園内にズラズラと並ぶ人形の数々・・・。そう、ここは親鸞聖人の一生を人形で再現した園内丸ごと親鸞聖人テーマパークなのである。
しかし園内は広くて全部見るのは結構大変だな~と思いきや、地図にもあちこちに駐車場マークがある通り、園内はなんと車で周ることができるのである。素晴らしい~!

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早速園内を車で周ってみると、木立の向こうに人影が・・・。

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おお!お坊さん集団発見!コンクリート製で大きさは等身大以上。かなりの迫力。しかも表情といい、ポーズといい、服装といい、実に素晴らしい作り込みだ。ちなみにこちらは法然上人が親鸞聖人をはじめとする弟子たちに説法をしている「信行両座」の場面。

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そして園内各所にある駐車場に車を停めて、木立の中を散策すると、次々に現れる親鸞聖人の名場面。旅をする親鸞聖人、田植えをする親鸞聖人と、親鸞聖人の一生を再現したジオラマが展開してゆく。野外に置かれた人形は作りものの背景とは違って、妙にリアルな臨場感がある。
これらは全て地元のコンクリート造形師浅野祥雲さんの作。東海エリアには祥雲さんの作品によるジオラマテーマパーク的なスポットが他にもいくつか点在している。(桃太郎神社、関ヶ原ウォーランドなど)

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こちらは親鸞聖人のエピソードでも有名な「弁円悔悟」の場面。親鸞聖人を殺そうとした山伏の弁円が改心して親鸞聖人の弟子となる場面。ちょっと水戸黄門、入ってますな。

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というわけでぐるっと一周すると、親鸞聖人の一生を見ることができる。伝記などで読むより、全然わかりやすいし、なんといっても楽しい~~!

全国のお寺のみなさん!ぜひ他のお坊さんのテーマパークも作ってくださーい!

(2000年9月)

日本列島(愛知県御津町)

御津町の臨海地区に「日本列島」という公園がある。その名の通り、日本列島の形を模した公園で、多少形は歪んでいたり、はしょられている場所も多いが、主な山や川、半島などはおさえていて、大まかな感じでは日本列島ぽくなっている。いちおうその場所がどこなのか示すため、都道府県の花をデザインしたプレートが埋め込まれていたり、その都道府県に伝わる郷土民謡などの石碑が置かれていたりする。

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さらにいくつかの都道府県では、そこを表現するオブジェが配置されたりしているのだが、これが大胆というかなんというかすごいことになっている。しかも本来はそのオブジェが何なのか解説してある説明板もあったのだが、今ではすっかり色あせてしまい解読不能・・・。そのためそのオブジェが何なのか一瞬わからないものもいくつかあって、さらにすごいことになっていた。

さてこちらが「日本列島」の入口。見てもらえばわかるように、なんだか橋のような格好になっているのだが、さてどこの橋だろうか・・・?

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ふと横を見てみればフグの看板。そう、フグといえば山口。つまり関門大橋なのだー!い、いきなりこれかよ!

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つまりここが関門海峡ということは橋の右側が九州ということか。そちらに歩いていくと、今度はこんな道が。側には長崎県を示すプレートがあり、ちょっとここだけ道が石畳っぽくなっている、ということは・・・・。

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や、やっぱりオランダ坂~~~!?

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変わってこちらは本州。紀伊半島らしき場所の中心にデーンと立っている東屋。形は八角形、そして側には奈良県の花のプレートが・・・。
はい、みなさんもうおわかりですね。ではご一緒に。

夢殿~~~~~~!!

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これはちょっと難解だったもの。ここは高知県。橋の欄干っぽいけど、これ何?
高知といえばえーと、カツオ、龍馬・・・、ああ~~!はりまや橋か~~~!!

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これは山形県。これは見たまんま将棋のコマ。ストレート!

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こちらは石川県。まあ兼六園の琴柱灯篭なんだろうけど。これだけがポツーンと一個立っている光景は何ともシュールだ・・・。

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これとかはさらにシュール、東尋坊。うーむ、なんとなくわからんでもないが・・・。
ちなみにこの石柱、新潟県だと親不知、東京だと高層ビル街に変身するというスグレモノ・・・。

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園内でひときわ高く盛り上がった丘はもちろん富士山。頂上には火口も作られている。現代版富士塚といったところか。

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こちらは八甲田山らしい。時々思い出したかのように丘に山の名前の表示があるのだが・・・。

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これは大雪山。通路脇にただこれだけ・・・。

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とまあ全面こんなノリの公園なのだが、ではこの日本列島がある愛知県はどうなってるのかというと・・・、

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渥美半島、知多半島、三河湾と形良くバッチリ作られている。自分とこだけすごく作りこみいいじゃ~~ん!「大雪山」の立場は~~~~!?

でも他の都道府県でもしも日本列島作ったら、「シャチホコベンチ」だったりするんだろうから、ま、いっか。

(2006年7月)

桑原寺(岐阜県中津川市)

中津川インター付近を走行中、突然目に飛び込んできた看板。
何~~ィ!?「開運洞十界めぐり」に「日本一磨崖仏」だって~~!?私のツボを刺激するダブルキャッチコピー!中津川にそんなのがあるなんて聞いたことなかったぞー!これはもう行くしかなーい!

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で、早速向かったわけだが、まだこの時はその二つの言葉にすっかり気をとられ、お寺の山号の意味するものに全然気づいていなかったのだ。 このあとあの驚愕の光景を見ることになろうとは・・・。

さて桑原寺に到着すると、銀色屋根の大きな八角形ドームの建物がデーンと立っていた。不時着したUFOのようでなんだかスペーシー。境内にはあちらこちらに石仏や石像が立っており、奥の崖にキャッチコピーのひとつ「日本一の磨崖仏」が彫られている。高さ8メートルとのことでなかなかの大きさだ。

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そしてお次は「開運洞十界めぐり」なのだが、どうやら二階建ての八角形ドームの一階部分がそれらしい。まずは先に本尊にお参りしてからと思い、階段を登って二階の本堂にお参りする。外から中を窺うと、本堂の壁面にはよく見ると小さな聖徳太子の像がズラリと並んでおり、ああ、この八角形の建物は夢殿を模したものなんだ~、そしてこれが山号の「八千太子聖徳山」の意味するものか~、と理解する。
いや・・・、まだまだこの先にすごいものが待ち受けていたのだが・・・。

受付で「開運洞十界めぐり」の拝観をお願いすると、閉ざされていた電動シャッターが開き、開運洞への入口が次第に姿を現した。それとともに見える内部は入口に立つ仁王をはじめ、観音菩薩に七福神とあらゆる種類の仏像がズラリと並んでいるのが見える。そして場内に響き渡るお経と演歌が入り混じったかのようなミュージック・・・。

その瞬間、全身を駆け巡る激しいデジャヴー!あれ~!?この感じ、前にもどっかで見たことあるぞ~~~!!

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これって・・・、

これって・・・、

蒲郡の「大秘殿」じゃーん!!!!!!!

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なんとこの桑原寺、このテのスポットがお好きな方々にはもう超、超、超有名な蒲郡の延命山大秘殿、足助の岩戸山風天洞の兄弟寺だったのだ~~~!
いつのまにか第三のこんな寺を作っていたなんて~~~っ!すごい、すごすぎるぞ大秘殿チェ~~~ン!!

だから当然この方達もいたりする・・・。左はチベットラマ教観音、右はお料理の神様磐鹿六雁命、どちらもこの大秘殿チェーンの寺々には欠かせない、いわばイメージキャラクターともいえる方々である。

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そしてここ桑原寺の特徴は大ホール空間であるところだろう。他の二つの寺では洞窟もしくは洞窟風の通路の狭い空間を巡っていくものであったが、内装は岩場風になっているものの内部は仕切られておらず、ホール全体を見渡すことができ、そこで乱舞する無数の仏たちを一堂に見ることができるのだ。

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そしてサイケデリックな壁画と赤や白のスポットライトに照らされた大ホールで、腰をくねらせたセクシーな仏像たち。まさにディスコブッダ!フィーバ―――――――――ッ!!

まあバックミュージックはお経なんだけどね・・・。(しかも演歌調)

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というわけで開運洞を巡り終え、二階の本堂に。本堂といえば先ほど外から見た場所だが、今見てきた開運洞に比べれば、聖徳太子の像が壁にいくつかあったくらいでとくに普通の空間だった。しかし二階に上がると本堂の奥にもうひとつ真っ暗な部屋があり、ちょっと入ってみるとパッとスポットライトが光って明るくなった。そしてそこに映し出されたものは・・・。

ジャン!

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ジャジャ――――ン!

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ジャジャジャ―――――――――ン!!

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しょ、聖徳太子――――!
しかもこんなに!しかもゴールド~~~~~~!!

八千太子が意味するものってこれだったのね・・・。
もう完全に撃沈されました・・・、すごすぎ。

住職様!第四第五の大秘殿も期待していますよ~~~~っ!

(2006年7月)

竜吟の滝・ドラゴン21(岐阜県瑞浪市)

美濃焼の町瑞浪、その美濃焼ワンダーランドは「世界一の狛犬」だけで終わらなかった・・・。

世界一の狛犬を後にし、国道19号を中津川方面に向かっていたところ、突如目の前に出現した巨大なタマゴと二匹の竜!何じゃこりゃあ~~っ!!

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高さ7メートルの巨大オブジェ。RC製の骨格に特産の陶器の板を貼り付けて作ったもの。製作は2001年、その名も「ドラゴン21」だー!

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この地にある竜吟の滝に伝わる二匹の竜の伝説を元に作ったもので、タマゴから生まれ出る姿は瑞浪が21世紀に新しく生まれ変わるとの思いが込められているそうだ。タマゴの内部にはやはりこちらも地元の小学生による小さな竜のタマゴがぎっしりとつまっている。

ドラゴン21からさらに奥へと入ると竜吟の滝。一直線に流れ落ちる一の滝、岩肌を広がって流れ落ちる二の滝と、豪快で美しい滝を巡る遊歩道があるが、その遊歩道沿いにもドーン!タマゴ!

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こちらも地元の小学生の描いた竜の陶板画で装飾されている。瑞浪の小学生たちはほーんと芸達者揃いだこと。近くによると、竜吟の滝の伝説がテープで流れる。

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こちらのタマゴは一部が割れている。あれれ?陶板が欠けちゃったのかな、と気になってヒョイと中を覗いてみると・・・。

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ビカビカッ!「ギャオ―――――――ッ!!」
意表つかれてちょっとビビったじゃないか!コラーッ!

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とにかく竜吟の滝、なんだかすごいことになってました・・・。

週末には朝市も開催されるそうで。
ドラゴン朝市・・・、カッコいい。

(2006年7月)

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八王子神社・世界一の狛犬(岐阜県瑞浪市)

美濃焼の産地の一つでもある瑞浪、その街角にデーンと鎮座している巨大狛犬。もちろんご当地名産の美濃焼製。高さ3.3メートル、二体の総重量15トンの「世界一の狛犬」である。まあ狛犬は日本独自のものだから当然「世界一」になるわけだが・・・。

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それにしてもこんな大きなものをどうやって焼いて、どうやって運んだんだ?と思ったら、隣に掲示してあった製作過程を見てみたところ、なんとここに大きな窯を築いて焼き上げたらしい。つまり最初に狛犬を作り、そして次にそれを覆うようにして窯を作り、焼き上げたというわけ。現在、狛犬の周囲を囲むようにしてある台座はその窯の名残なのねー、なるほど。

狛犬前の広場にはこれまた陶製の足跡が点々と・・・。
カ~ワイイッ!

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この世界一の狛犬がある八王子神社には他にもたくさんの美濃焼の狛犬が奉納されている。中には古の美濃焼名人達が奉納して文化財にも指定されている狛犬もあるそうで、写真が飾られていた。世界一の狛犬はその名人作の狛犬をモデルにしたそうだが、上で御覧になった通りのキョーレツなルックス。あんま似てないのかなーと思ったら、名人作の狛犬もそのまんまのキョーレツなルックスでした・・・。美濃焼の狛犬は全体的に個性的なのが多いようで面白い。

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地元の小学生が奉納した狛犬たちもいる。さすが美濃焼の町の子供たち、こちらも個性バリバリ!すばらし~い!この中に未来の人間国宝もいるかもよ!?

(2006年7月)

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下野庚申堂(岐阜県中津川市)

国道256号線沿いに巨大な「見ざる聞かざる言わざる」を発見!
い、いったい何だ~~!?

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ビックリして側に行ってみると、どうやらこの近くにある「下野庚申堂」ゆかりの三猿らしい。2メートルほどのコンクリート像。たしかに三猿は庚申の使いであるが・・・、デ、デカッ!

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三猿像の右の道を進んでいくと、下野庚申堂がある。鎌倉時代に文覚上人が行基作の青面金剛像を安置して創建したといわれる。日本三大庚申の一つとのことだ。

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境内にも味のある三猿と鶏(どちらも庚申の使いとされる)がいたりするのでこちらも要チェック。

(2006年7月)

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五十嵐神社(新潟県三条市)

古代、越後の地に垂仁天皇の第八皇子である五十日帯日子命(イカタラシヒコノミコト)がやってきて、越後の国を開拓したと伝えられている。そしてその五十日帯日子命をまつったのが五十嵐神社、全国の五十嵐さんのルーツである。五十嵐は「いがらし」と読むことが多いが、ここ越後では濁点をつけずに「いからし」と読むようだ。

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鎌倉時代にはこの地に五十嵐小文治が出て、源頼朝に仕えて活躍した。神社には小文治の投げた岩がめりこんだと伝えられる杉の幹が残されている。中世には五十嵐館が築かれ、この地を治めていたそうだ。

まさに五十嵐さんの聖地。全国の五十嵐さんは一度訪ねてみるといいかも。

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ところで今まで何人かの五十嵐さんと出会ってきたけど、みんなあだ名が「イガリン」なのは何で~~!?

(2006年6月)

来伝天神(新潟県長岡市)

来伝天神は学問の神、菅原道真公をまつる神社。全国から受験生が参拝に訪れている。またこの地出身の学者、文化人も数多い。

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ここ独自の祈願方法はこちらの「ごを書く石」。合格天神の周りにひらがなの「ご」を書いた石を置いて、合格祈願するのである。

「ごを書く」→「ごをかく」→「ごうかく」→「合格」!
バンザ――イ!!

(2006年6月)

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永林寺(新潟県魚沼市)

石川雲蝶特集、ラストを飾るのは魚沼の永林寺。
お寺まではビミョーな笑顔の小坊主くんがご案内。

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こちらも雲蝶作の極彩色の欄間彫刻で知られるお寺。天を舞う天女の彫刻がとくに有名で、透かし彫りになっていて後姿もきちんと彫られている。チラリと見える背中の白い肌がとってもセクシ~~。
その他にも怪物に変身してしまった女の怪異譚「小夜之中山蛇身鳥」の場面が彫られている。こちらもまるでジオラマを思わせる劇的な場面構成と細かい背景描写が見事。とくに背景にある神社に注目。社殿に貼られている千社札まできちんと表現されているのだが、書かれている文字を読んでつなげるとなんと雲蝶の署名になっているのだ。奇想天外の彫刻師、雲蝶の遊び心を感じさせる逸品。見ているこちらも思わずニヤリとしてしまう。
邪鬼をデザインした香炉台も雲蝶作。同じく雲蝶作の石彫の寝牛と蛙もあり、こちらは手で触れることができる。雲蝶作品をなでなでできるなんて感激~!横にある住職の解説によると、なでると「モーかって、カエル」んだとか・・・。

雲蝶の記念碑(題字は雲蝶の自筆を拡大したもの)と雲蝶の手形の碑もあり。こちらも要チェック。
みなさんもぜひ雲蝶ワールドへどうぞ!

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ところで・・・、境内をよく見てみると、なんと顔出しを発見。
今の時期は使用していないようで裏返ってしまっていたが、形から察するにどうやら七福神の顔出しのようだ。お正月にでも使うのかな?えーと、大黒、恵比寿、毘沙門天・・・、ひとつひとつ見ていくと・・・、

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げ――っ!顔出しじゃねえ―――っ!
い、いったい何に使うんじゃ~~~~~!!

(2006年5月)

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西福寺(新潟県魚沼市)

ここでちょっと石川雲蝶のプロフィールを。
雲蝶は文化11年(1814年)、江戸雑司が谷で生まれ、江戸で彫物師として活躍していたが、30代の時に転機が訪れる。それは越後三条の本成寺の彫刻依頼で、雲蝶は以後、制作活動の場を越後に移すこととなる。そして三条の本成寺、石動神社、魚沼の西福寺、永林寺、長岡の秋葉神社、湯沢の瑞祥庵など越後各地に次々と傑作を残し、明治16年(1883年)に没した。

西福寺は雲蝶作品でも最高傑作といわれる天井彫刻で知られるお寺、十年ほど前に私が始めて雲蝶の作品と出会った場所である。
ひさびさに訪れた開山堂は、大きな雪よけの屋根が上につけられていてビックリ。

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さてこの萱葺きのシブい外観のお堂を見て、中に極彩色の世界が広がっているとは誰も想像できないだろう。しかしお堂に一歩入ればビックリ!壁も天井も隙間なくびっしりと埋め尽くされた彫刻の世界!とくにすごいのがやはり天井彫刻、レリーフ状の薄いものではなく、丸彫りに近い立体的な彫刻。道元禅師が虎に襲われそうになった時、龍を出現させて追い払ったという伝説を表したものであるが、その場面構成が実に強烈!滝が流れる断崖に道元禅師が坐禅を組み、周囲を包み込む五色の雲の中より巨大な龍が出現し、虎と対峙しているというものすごい構図である。しかも極彩色!!じっと見ていると、天井がゴゴゴゴゴと鳴動し、今にも押しつぶされそう。す、凄すぎる~~~っ!
また堂内に安置された仁王像もすごい。口には三鈷杵(武器の一種)を銜え、足元に鬼を踏みしめ、さらに腕にも鬼を抱きかかえ、拳を今にもふりおとさんばかりの激しいポーズ!
ひさびさに対面したが、初めて出会った時の感動が鮮明によみがえってきた。素晴らしい彫刻群である。

開山堂の堂外の彫刻も雲蝶の作。烏天狗や獅子、象の彫刻が見事。

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また山門前の石地蔵と石碑も雲蝶の作だという。なんと石像の地蔵、牛、獅子の目にまでガラス製の目がはめこまれていたそうで、現在は地蔵の左目だけに残っている。まさに奇想天外、石川雲蝶。

(2006年5月)

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瑞祥庵(新潟県湯沢町)

江戸時代の名工といえばやはり左甚五郎、であるが、ここ越後の地にも超絶彫り物師がいたことをご存知だろうか。その名を石川雲蝶という。今回はその石川雲蝶の作品が残る寺院をいくつか紹介したい。

まず最初は湯沢町の瑞祥庵。群馬との県境にほど近い山里にひっそりとある禅宗寺院である。山門はいかにも禅宗寺院らしいシブーい外観であるが、中をひょいと覗いてみると・・・。

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どひゃあぁぁ~!ポップカラー仁王~!
今までの仁王の常識を超えた驚異のカラーリング!!

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そして普通、仁王というと真っ赤な体の鬼神の姿であるが、この仁王はなんとも人間くさく、そのリアルに存在しそうな姿は、全身からほとばしる熱気や体温さえも感じさせる。彩色については後世の修復も加わっているとのことであるが、雲蝶の作った当初もこのような鮮やかなカラーリングだったに違いない。この色彩感覚は常人では思いつかないだろう。
眉をひそめた表情、力んだ首の皺、指をくっと反らした腕の筋、一本一本描きこまれた体毛、全てが超リアリズム!これが雲蝶ワールドだ~~!!

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足元には邪鬼が踏みつけられている。こちらはリアルな仁王とはうって変わって、ちょっとコミカルな感じ。雲蝶の作風のバリエーションの豊かさを感じさせる。

(2006年5月)

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関興寺(新潟県南魚沼市)

禅宗の古刹、関興寺。臨済宗の禅道場である。
国道17号沿いの寺の案内看板に「味噌なめたか」とあったので何だろうと思って向かってみると、寺まで点々と「味噌なめたか」のメッセージが。しまいには寺の名前無しで「味噌なめたか」だけになっている。何だこりゃ?

寺に到着すると、山門にまででっかく「味噌なめたか」。横に小さく「関興寺の」・・・。寺名よりでっかいこの謎のメッセージはいったい何なんだ~~~!?

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由来によれば、戦国時代、上杉謙信没後の争乱によってこの地が焼け野原となった時に、大事な経典だけは味噌の中に隠して焼失を逃れたということで、以来関興寺の味噌はなめると御利益があるとして評判になり、「関興寺の味噌なめたか」と人々の間で言われるようになったそうである。今回は入手できなかったが、現在も味噌作りは行われており、参拝者に頒布しているそうである。

これぞ海原雄山もビックリの究極の味噌!一度なめてみたい~!

(2006年5月)

雲洞庵(新潟県南魚沼市)

南魚沼のもう一つの禅宗の古刹、雲洞庵。曹洞宗の禅道場である。関興寺の「味噌なめたか」に対して、こちらでは「土踏んだか」の看板がデーンと掲げられている。
うーむ、またまた謎のメッセージ・・・。ここは「RPGの町」かーっ!

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まあ考えてみても答えは全然出ないので説明を読んでみると、山門より続く参道の石畳にはお経を書いた石が埋まっていて、その上を踏むと御利益があるとのことで、人々の間で「雲洞庵の土踏んだか」とこれまた評判になったそうである。

与作「おらなんかこの前、関興寺の味噌なめてきたもんねー。お前もうなめたか~?」
吾作「おらなんかこの前、雲洞庵の土踏んできたもんねー。お前もう踏んだか~?」
与「うわ~、はよ踏んでこなきゃ」吾「うわ~、はよなめてこなきゃ~」

まあ、こんな会話もしてたかも・・・。

こちらがその雲洞庵の参道。一歩一歩ありがたく踏みしめて、お参りさせていただきました。おばちゃん達が石畳を一枚一枚丁寧にお掃除されていました。ご苦労様です。

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さてと「味噌なめたか」「土踏んだか」のメッセージの謎も無事にとけたし、そろそろ帰るとするか、と駐車場にむかうと、駐車場脇の売店にこんな看板が・・・。

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何で「日本で十番目」・・・。謎だ~~~~~~~っ!?

(2006年5月)

浦佐毘沙門堂(新潟県南魚沼市)

浦佐毘沙門堂は奇祭「裸押合大祭」で知られるお寺。その名の通り、裸の男達がくんづほぐれつでぶつかり合う、「THE 男祭り!」である。

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その時に使われるのが重さ40キロの巨大ローソク。男達は炎の燃えさかるその大ローソクを抱えてお堂まで参上し、その灯りの下で男達の激しいバトルが繰り広げられるのである。熱い!熱すぎる~~~!

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こんな素敵な顔ハメもあり・・・。お、漢だぜ~~~っ!!

(2006年5月)

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伊豆アンディランド(静岡県河津町)

日本唯一の亀族館、伊豆アンディランド。亀族館の名前の通り、館内はオール亀、亀、亀の亀づくし。メインキャラのゾウガメをはじめ、ワニガメ、マタマタなど世界各地の亀が勢ぞろい。ひとくちに亀といってもこんなにいろんな種類がいるんだ~と改めてびっくり。白いスッポンやパンダガメなどのひじょうにレアな亀もいる。

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そしてこちらでのエンターテイメントは「かめレース」。
よーし、いのしし村の雪辱じゃ~!ここはラッキー7の7番に決定!

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レーススタート!
・・・7番、ちーっとも動きゃしません・・・・。
おい!こら!7番!動けってば!動け~~~~!!

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というわけで、1番の独走であっという間にレース終了・・・。がっくし。
伊豆アニマルレース2連敗~~!!

そしてアンディランドにあるもう一つのエンターテイメントが「三界の美術館」。なんと極楽、地獄、霊界の三つの世界を一度に見ることができるのだ。
プロデュースはあの「大霊界」の丹波哲郎!次々に展開される三界の幻想的な光景に酔いしれよう。

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それにしても亀と大霊界にどういう関係が・・・!?
教えて、閻魔様~~!!

(2006年3月)

天城いのしし村(静岡県伊豆市)

天城いのしし村。その名の通り、いのししを丸ごと楽しめちゃうスポット。いのししショー&レースは他じゃ絶対見られないよ!

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園内にはたくさんのいのししがお出迎え。いのししというとなんだか荒々しいイメージがあるが、よーく見るとつぶらな瞳でとってもチャーミング。か~わいい!

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本物のいのしし以外にも園内にはこんないのししも。
出た!黄金の猪!

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そして摩利支天像。三つのいのししの頭を持つ神様だ。正義のヒーローイノシシマンって感じでかっこいいぞ!

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こちらの素晴らしい外観の建物はいのしし博物館「ぼあぼあ」。
いのししの生態、歴史から美味しい調理法まで何でも紹介している。

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さてショーの時間が来たので会場へ。
いのししなんてそんなにすごい芸できないだろう、と思ったらこれが大間違い。丸木橋渡り、輪くぐり、すべり台、サッカーと見事な芸を次々に披露してくれる。あとちゃんとボケ担当のいのししがいるのもグッド!もう大爆笑!おすすめ!

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そしてもう一つの楽しみはいのししレース。こちらは入場券の裏がそのまま抽選券になっていて、楽しむことができる(大人のみ)。ちなみに入場券に「山折り」「谷折り」やら書いてあるのは、この通りに折ると、なんといのししになったりする。一枚で三度おいしいスグレモノの券なのだ。

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ちなみにレースは連勝複式。

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いよいよレーススタート!
よし!3-1来い!3-1来い!来い!来い!来い~~っ!!

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・・・結果は1-4。おし~~~~っ!!(←熱くなりすぎ・・・)

とーっても楽しいいのしし村。来年はきっと君達の年だ!(当たり前)

(2006年1月)

毘沙門天(静岡県富士市)

富士市の毘沙門天は、毎年正月に行われる毘沙門天大祭の達磨市で知られるお寺。日本三大達磨市のひとつだそうだ。もう何にでも「三大」があるんですなあ~。(あとの二つは高崎の達磨寺、調布の深大寺。他にも諸説あり)こちらの達磨は豪快な太い髭があるのが特徴だそうだ。このイラストはなんだかダリ達磨って感じだけど。

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毘沙門天は七福神の一人で、虎を使いとしている。そのため狛犬ではなく、虎が門前にいる。こちらの毘沙門天は聖徳太子の作だそうだ。境内には毘沙門天の石仏もまつられている。

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と、まあここまではごく普通の寺の風景に見える。しかし境内の案内の看板を見てみれば、こんな感じだ。いきなり中華街出現!

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そして本堂に目をむければ・・・、バ―――――ン!
インドから、ネパール、中国、日本までアジア各国の建築が乱舞する!まさにリトルアジア!!

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天高くそびえるインド風の塔にむかって咆哮するチャイニーズドラゴン!その間に挟まれたお堂はなんだかちょっぴり肩身せまそう・・・。

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本堂前のド派手なチャイニーズ香炉、龍の目がビヨーンと飛び出して、すごいことになっている。中華風のド派手な彫刻と色彩に目を奪われてしまうが、よーく見ると、随所に毘沙門天はじめ七福神の姿があり、ここ毘沙門天オリジナルのもののようだ。

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その証拠にほら、軒下がオール虎柄!阪神ファンもビックリの虎御殿!

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そして極めつけがこちらである。
ジャ――――――ン!目玉寺!

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アジア好きの方なら知ってるであろう、あのネパールの目玉寺である。何でここにあるの~~!?そしてこの目玉寺の扉を開くと、なんと全長170メートルもの地下霊場への入口となっているのだ!
もう立て続けに衝撃パンチをくらい、ふらふらと吸い込まれるように地下霊場を巡る。地下霊場の中は何百、いや何千何万と毘沙門天の姿が描かれた壁画が延々と続き、インド音楽がエンドレスで流れている。そして薄明かりに浮かびあがる七福神たちはアジア各国のスタイル。インドのサラスバティー女神が中国、日本に伝わって弁財天となったように、アジア各国の神々は同体であるとされている。とくにこの毘沙門天ではそういうワールドワイドな視点でアジア各国の七福神をまつっているのである。

だから建物も仏像もみーんなアジア中から勢揃い!というわけ。とってもグローバルなお寺なのだ。

(2006年5月)

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富士吉田市歴史民俗博物館(山梨県富士吉田市)

富士信仰についてよくわかる博物館をいくつか紹介。

富士吉田市の富士吉田市歴史民俗博物館。やはり江戸時代に富士講のメインルートとして栄えた吉田口、富士信仰に関する展示が充実している。
展示室に入ると、金鳥居や茶屋が再現され、往時の世界へとタイムスリップするかのよう。御師(富士講を指導する行者)と強力(富士山に荷物を運ぶ仕事)の人形や当時の上吉田の御師町のジオラマ、富士信仰に関する資料などでビジュアル的にわかりやすく説明してくれる。音と光で再現したご来光のジオラマも面白い。
その他にも富士吉田の歴史、民俗を紹介。とくに新倉堀抜に関する展示が面白い。江戸時代、水確保のために手作業で4キロのトンネルを掘りぬいた人々の情熱が伝わってくる。

博物館裏には御師住宅が復元されている。御師は自宅を宿坊として、江戸よりの巡礼者を迎え、祈祷を行ったりした。玄関を入るとすぐに、奥まったところに祭壇があるのが見え、奥行きのある独特の空間を作り出している。

(2006年5月)

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富士市立博物館(静岡県富士市)

富士市立博物館は富士市の歴史民俗を紹介した博物館。
富士信仰に関しての展示もあり、富士修験者の家に伝わる品々が紹介されている。

また東海道の宿場町として栄えた吉原宿や地場産業の製紙についての展示も充実、企画展も地域の特色豊かなユニークな展覧会を行っているようだ。

ちなみに今回やっていたのはこの展覧会。キャッチコピーがとってもナイス!

(2006年5月)

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上井出天神社(静岡県富士宮市)

源頼朝が「富士の巻狩」を見た場所といわれる天神山にある上井出天神社。
その境内にあるのは日本一高い土俵である。

デ――――――ン!

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これはすごい!まさしく日本一!
山頂に土俵があり、形はあきらかに富士山をイメージしたもので、まさに日本一の富士山は男の中の男を決める場所にふさわしい。これもまた富士山信仰のひとつの形といえよう。
現在も秋祭りの日には子供たちによる奉納相撲が行われるそうで、負ければ即下へと転げ落ちるという、正真正銘のガチンコ勝負!
もう格闘漫画も真っ青!漢だぜ~~!!

(2006年5月)

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鈴川の富士塚(静岡県富士市)

富士信仰の本場、静岡県にもはたして富士塚はあるのだろうか、という疑問がふと思い浮かんだ。なんせバーチャル富士登山をしなくとも、もう目の前には本物の富士山がそびえているわけで。
ところがその静岡にも富士塚が存在することがわかった。吉原港付近に「鈴川の富士塚」というものがあるらしい。
そしてこちらが「鈴川の富士塚」である。

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「天の香具山」「浅間山」ともいわれている。頂上に浅間宮の石祠がまつられているのは他の富士塚と同様であるが、なんといってもそのビジュアルが全然違う。溶岩ではなく、丸い石を積み上げて作られているのだ。
説明によれば、吉原港に到着した富士行者の人々が海で水垢離をし、登山の安全を願って海岸の石を積み上げていって出来たものらしい。つまり人々が祈りをこめて積み上げていった石が積もり積もってミニ富士山となったもので、関東の富士塚とはまた違う発想で造られた独特の富士塚である。まさに「塵も積もれば山となる」である。
現在は修復されてコンクリートで補強されたすっきりした姿であるが、本来はいくつもの丸石が積み重なって造られていたもっとワイルドなものだったのかもしれない。

一人ひとりが小石を積んで築き立てた小さな富士山。人々の祈りの心がつまっている。

(2006年5月)

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富知六所浅間神社(静岡県富士市)

富士市にある富知六所浅間神社。嵯峨天皇中宮の御安産祈願所となって以来、安産の神様として信仰されている。境内には大きな樟がそびえ、本殿も内部に神橋がおかれているところが珍しい。三日市浅間神社ともよばれている。

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ところでこの富知六所浅間神社、安産の神様だからということか境内にいろいろと子供向けの石像が置かれているのだが、これがまたものすごい造形。
これを見ていったい何人の人が某ロボ猫マンガのキャラクターだとわかるだろうか・・・。どう見てもただのオールバックのオッサン!

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とくにすごいのがこの某少年の像。
横から見るとそれっぽいが・・・、

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正面から見ると・・・。
職人さん、横からの資料しかなかったんですね・・・。

(2006年5月)

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村山浅間神社(静岡県富士宮市)

村山浅間神社は富士山の村山口にある神社。平安時代末に末代上人が浅間神社の本地は大日如来であるとして、この地に大日如来がまつられ、以来富士修験者の拠点として栄えてきた。最盛期には多くの宿坊が立ち並んでいたという。
その後、江戸の富士講は吉田口をメインルートにするようになり、さらに明治時代の廃仏毀釈や新登山道の整備によって衰退し、現在は山里にひっそりと佇む。

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現在も本殿の横に大日堂がまつられ、古の神仏習合の名残をよく残しており、独特の雰囲気がある。境内には水垢離場もあり、修験者はここで七日間身を清めてから登山したという。

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村山口登山道入口。石畳が雰囲気ある。

(2006年5月)

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人穴浅間神社・芝山浅間神社(静岡県富士宮市)

富士宮の山中にある人穴は、富士講の祖長谷川角行が修行したと伝えられる溶岩洞窟。人穴浅間神社がまつられている。角行は戦国時代の富士行者で、この地で一千日の修行の末に悟りを得たという。その教えは村上光清、食行身禄によって受け継がれ、富士講として人々の信仰を集めた。そして角行はこの地において106歳の大往生を遂げたといい、角行を信仰する行者たちの墓が立ち並ぶ幽玄な空間である。また人穴は江ノ島の岩屋までつながっているとも伝えられている。

人穴から少し離れた芝山地区には芝山浅間神社がまつられている。昭和17年に人穴地区が陸軍の演習地となり、人穴地区の住民がみなこの地に移住し、この地に浅間神社をまつったのが芝山浅間神社である。社殿、石灯籠、手洗石などは人穴より移したものとのことである。

(2006年5月)

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富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)

富士宮の富士山本宮浅間大社は浅間神社の総本宮である。

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境内には壮麗な朱塗りの社殿が立ち並ぶ。目をひくのはやはり本殿の造りだろう。浅間造という独特な建て方で、本殿が二階建ての楼閣になっている。見上げるほどの高さの社殿はまさに富士山の神が住まう社にふさわしい。

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神社裏手には湧玉池がある。富士山からの雪解け水が湧き出ているそうで天然記念物に指定されている。こちらで身を清めてから富士山に登ったそうだ。

(2006年5月)

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北口本宮富士浅間神社(山梨県富士吉田市)

富士塚についていろいろ調べているうち、本家の富士浅間神社に参拝してみたくなり、富士山周辺に点在する富士浅間神社や富士信仰に関連するスポットを巡ってきた。

富士吉田から富士へと登る吉田口は数ある登山道の中でも江戸からの巡礼者のメインルートとして栄え、富士塚も吉田口の登山道を表現しているものが多い。
その吉田口にあるのが北口本宮富士浅間神社である。江戸からの巡礼者はまずこちらに参拝し、山頂を目指したのである。
杉並木の参道を抜けると、赤い大鳥居が現われる。日本一の木造大鳥居で、威風堂々たる姿。

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楼門をくぐると、本社、東宮、西宮の三つの壮麗な社殿が立ち並ぶ。東宮は一番古く、武田信玄の寄進によるものとのこと。本殿前には富士太郎杉、富士夫婦檜の巨木が高くそびえる。本殿裏手には左甚五郎作と伝わる恵比寿大黒像がまつられている。
境内に点在する寄進者の名前が刻まれた石柱を見ると、富士講の一派の村上派による寄進が多いことに気づく。村上派は村上光清を中心とし、北口本宮富士浅間神社の修復工事に尽力した。

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神社裏手には登山口がある。現在は富士スバルラインで五合目より登れてしまうが、昔はここが出発点。

(2006年5月)

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金時公園(静岡県小山町)

金太郎のふるさと小山町、その金太郎の生誕地にあるのが金時公園だ。金太郎はこの地で母親に育てられ、山の動物たちと遊び、後に坂田金時として源頼光に仕えて活躍をしたと伝えられる。
公園には坂田金時をまつる金時神社や産湯に使ったといわれるちょろり七滝などがあり、入口には「坂田金時誕生之地」の看板が。「金太郎杯ゲートボール競技会」なんてのも行われたようだ。

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さすがに犬山の桃太郎神社みたいにコンクリート像がズラズラあったりはしないが、山腹の巨大金太郎看板はなかなかのインパクト。5メートルくらいはある。

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絵柄は足柄峠にあった看板と同じものだが、さらに巨大化して一段とすごいことに。熊の表情がなんとも・・・。

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金時神社の前にはオールアルミ製の巨大マサカリ。戦前に鉄製のマサカリが奉納されていたそうだが金属供出によって失われ、昭和56年に地元のアルミ工場によって奉納されたもの。

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巨大マサカリの前には熊とリス。これまたビミョウな表情・・・。

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他にも町内にはいろいろと金太郎ゆかりの地やあちこちに金太郎の像や看板があり、まさに金太郎ワールド。
下は国道246号線沿いの「道の駅ふじおやま」の金太郎像。

(2006年5月)

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足柄之関(静岡県小山町)

神奈川と静岡の県境の足柄峠は、鎌倉時代に箱根道ができるまでは東国へのメインルートであり、古くはヤマトタケルがこの地で亡き妻を偲び、新羅三郎義光はこの地で笛を吹いた。平安時代には関所が設けられ、往来の人々を厳しく取り締まっていた。

足柄峠にさしかかると、出迎えてくれたのはやっぱりこの人。
ご存知、足柄山の金太郎!熊の表情がなかなかナイス。

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峠には復元された関所の門がある。この門自体、黒澤明の「乱」に使用されたセットだったとのことで黒澤ファンも必見である。

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個人的にはこの顔出し看板も見逃せない。なんと「山伏」顔出し。
まあ関所ということで安宅関とかをイメージしたのかもしれないが、どちらかといえば「水戸黄門」の敵の忍者の変装って感じも・・・。

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向かいには足柄山聖天がまつられている。浅草聖天、生駒聖天と「日本三体聖天尊」のひとつとのことだ。こちらの門前にも熊にまたがる金太郎の像がある。

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足柄峠を越えると、その名も「金太郎富士見ライン」に出る。

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金太郎富士見ラインを下ると、金太郎のふるさと小山町へと至る。
その途中にあった広場にもこんな顔出し看板が。やっぱり出ました!金太郎!
顔出し看板マニアはぜひ足柄山へ!

(2006年5月)

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天上山公園・カチカチ山ロープウェイ(山梨県富士河口湖町)

河口湖湖畔の天上山にと至る河口湖ロープウェイが近年リニューアルし、この地が昔話「カチカチ山」のモデルとなった場所とのことで「カチカチ山ロープウェイ」になっていた。太宰治の小説「お伽草紙」の一編「カチカチ山」でこの河口湖をカチカチ山の場所として紹介され、知られるようになったそうだ。

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リニューアルしたロープウェイはずいぶんとファンシーな雰囲気に。駅の周囲にはタヌキとウサギの人形があちこちに置かれ、ちょっとしたカチカチ山のテーマパーク。車体の上にもタヌキとウサギが乗っていてアトラクションぽくって楽しい。

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山上に着くと展望台があり、そこにもタヌキとウサギの人形があって、カチカチ山の名シーンを再現しているのだが、タヌキがなんだかとってもプリティでお気に入り。かわいい~。
そんなかわいいタヌキの背後に無表情で近づき火をつけるウサギ!もうやめてやめて~!志村ー、うしろうしろ~!
そして火をつけられて駆け下りたのがこの天上山だそうだ。

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やけどの手当てをするフリをして、辛子をすりこむウサギ!まさに極悪非道~!そして最後は泥舟に乗せて溺れさせるわけだが、その場所が河口湖だそうだ。

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タヌキのあまりの愛らしさに、ついついそちらに感情移入してしまったが、まあこれだけのことをされる理由もちゃんとある。それがこのシーン。ショーッキング!

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最近の子供向けの絵本ではカットされることが多いが、なんとタヌキ、おばあさんを叩き殺して、さらにババア汁にしてそれをおじいさんに食わせてしまうのである・・・、ヒ、ヒドすぎー!まあババア汁の場面の人形もちょっと見てみたかったような・・・。(おい)

太宰治のカチカチ山についての説明もあり。太宰はこの地に療養に訪れ、ここでの取材をもとに「カチカチ山」「富嶽百景」を書いた。カチカチ山はタヌキとウサギのやりとりを男女の関係に例えて描いた太宰らしいシニカルな一編。中腹には作中の名台詞「惚れたが悪いか」を刻んだ文学碑もある。

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展望台にはハート型の天上の鐘もある。カップルとかは二人で鐘を鳴らして、記念写真撮ったりするのだろう。もしも太宰が「富嶽百景」のように、今ここでカップルに「シャッター押してくださ~い」って頼まれたら今度はいったいどうするだろうか。

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縛り上げられて天井から吊るされるタヌキ。このかわいい顔で哀願されたら思わず許しちゃうよね~。でも油断したら恐怖のババア汁!怖っ!

(2006年5月)

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チャーザー村(新潟県長岡市)

林家こん平師匠のふるさとでおなじみの「チャーザー村」。昔はそのミョーな語感から、こん平師匠が創作した架空の場所かと思っていたが、その後本当に実在する場所だということを知ってビックリした。正式には「千谷沢村」で、それをこん平師匠がなまって「チャーザー村」と呼んでたわけだ。現在は千谷沢村はどこかの町と合併してもう無くなってしまったとは聞いてはいたが、それがどこだったか忘れてしまいそれっきりになってしまっていた。

そして今回、国道404号線を走っていたところ、道端にこの道標が・・・。

ちゃら――――――ん!

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ち、千谷沢!これぞまさしくチャーザー村!ここにあったのか~~!
そう、チャーザー村は合併して小国町となり、そしてまた平成の大合併で長岡市となっていたのだ。さっそくチャーザー村へと突撃~!

そしてしばらく進むと、チャーザー村に到着。出迎えてくれたのはこの看板。「ここが千谷沢、よう来たの」って!ちゃらーん!

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あたりを見渡せば、こん平師匠の言ってるまんまの光景。ほんと一面に田んぼが広がっているのみ・・・。でもこれぞまさしくチャーザー村だ!ちゃらーん!

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さらに進むと、千谷澤神社があった。いかにも村の守り神といった感じの雰囲気のある神社だ。

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狛犬は大きく口を開けて笑っているかのよう。豪快なその表情を見ていると、なんだかこん平師匠に見えてきた。先日の笑点でひさびさにコメントを寄せていたが、またあの元気な笑顔を早く見せてほしいものだ。師匠、待ってますよ!

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気がつけばもう夕日が沈みかけていた。ほんと叙情的な風景。
チャーザー村、初めて訪れたのになぜか不思議になつかしい。こん平師匠のふるさとは日本人の心のふるさとだ!ちゃら~~ん!!

(2006年5月)

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三波春夫顕彰碑(新潟県長岡市)

長岡市越路町は歌手三波春夫のふるさとである。ここに三波春夫の顕彰碑が建立され、故郷の青空と田園をバックにおなじみの決めポーズをとる銅像が立っている。

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銅像の隣には事績を記した碑、デビュー曲「チャンチキおけさ」の歌碑や句碑などが建てられており、名曲の数々も聴くこともできる。「チャンチキおけさ」「雪の渡り鳥」、そして「東京五輪音頭」「世界の国からこんにちは」・・・、東京五輪に大阪万博と、この人はいつも昭和の歴史を彩ってきた華やかな舞台にはかかせない人だったんだなあとつくづく思う。(まあ私自身はさすがにその頃のリアルタイムの様子は知らないですが。どちらかといえば子供の頃は「意地悪ばあさん」の万年さんの父親っていう認識しかなかった気も・・・。あとは「ルパン音頭」歌ってる人っていうくらいしか)
それほどよくは知らなかったけれど、そのうち紅白や歌謡番組を見ていてこの人が出てくるだけでなんだか場がパッと明るくなるような気分になった。ほんといつ見てもまぶしいくらいの明るい笑顔で人々の心を照らしてくれるお日様みたいな人でしたね。

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そして顕彰碑の名曲集にはもう一曲、ふるさとの民謡「越路盆唄」も加わっていた。この歌は初めて聞いたが、他の歌とはまた違うふるさとの歌を熱唱する歌声がとてもよかった。

(2006年5月)

小千谷駅前地下道(新潟県小千谷市)

小千谷ちぢみと錦鯉の名産地、小千谷。
その玄関口である小千谷駅前の地下道のデザインはこれだ!

バ――――――ン!巨大錦鯉!!

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しかも一匹だけじゃない!三匹も!まさに駅前養殖場。
鯉の口から入ると、出口は他の鯉の尻だったりして・・・、うう。

(2006年5月)

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友好のモヤイ像(静岡県下田市)

モヤイ像といえば、渋谷駅前の待ち合わせスポットとしておなじみであるが、下田にもモヤイ像を発見。平成14年に新島より贈られたものとのことだ。昔から下田と新島とは深い交流があり、現在も下田港から新島行きのフェリーが運航している。

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ところでそもそもモヤイ像とはいったい何なのかというと、昭和50年代に新島の島民が村おこしとして島特産のコーガ石を使って作り始めた石像で、そのキャンペーンの一環として全国各地にモヤイ像が贈られたのである。渋谷駅前のモヤイ像もそのひとつである。他にも蒲田駅や竹芝埠頭にもある。そして再び平成の世にここ下田にモヤイ像が一体加わったのである。

モヤイ像は両面に彫られており、一面は下田の町を向くようにして「新島モンモ(未婚の娘)」の像が彫られている。

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そしてもうひとつの面は新島を見つめるようにペリー提督の像が彫られている。1854年に日米和親条約が締結されて、下田港が開港し、ペリー艦隊が上陸した。

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「モヤイ」とは新島の言葉で「助け合う」という意味もあり、まさに友好のシンボルにぴったし。モヤイ像ファンとしてもまたこうして新しいモヤイ像が誕生したのは嬉しいかぎり。モヤイ像バンザイ!

(2006年3月)

伊豆オレンヂセンター(静岡県河津町)

東伊豆の名物ドライブインをもう一つ紹介。
インパクトのあるネーミングの「ウルトラ生ジュース」で有名な伊豆オレンヂセンター。こちらも東伊豆をドライブした人なら一度は見かけた光景だと思う。
伊豆で「ウルトラ○○」と言ったら、セブンでもクイズでもジャンプでもない、「生ジュース」なのだ!

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そしてこちらが名物「ウルトラ生ジュース」。
店内に響くおばちゃんの売り声「一杯飲んだら3年長生き、二杯で6年~」
味はというとオレンジまるまる飲んでる感じの実に濃厚な味、さらに蜂蜜たっぷり・・・、まさにウルトラ!
最近、石ちゃんやヒロシも取材に来て飲んだようだ。

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そしてウルトラ生ジュースを飲んだ人は併設されている「伊豆の踊り子美術館」に入ることができるのだ。
「はいはい、飲み終わった方は隣の伊豆の踊り子美術館も見ていってね~」

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伊豆の踊り子美術館では川端康成の「伊豆の踊り子」の名シーンの絵が飾られている。甦る不朽の名作の世界。
そして、さらに暖簾で仕切られた奥の部屋には・・・・。

ウルトラ!!

(2006年1月)

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八幡野観音(静岡県伊東市)

国道135号を走ってると、突然道沿いに現れる大観音。八幡野観音である。
こちらも東伊豆に行ったことのある人なら誰でも一度は目にした光景であろう。私も今まで何度も目にしてはいたが、お参りしたことはなかったので今回立ち寄ってみることにした。

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八幡野観音はドライブイン「ホリデーあかさわ」の敷地内にあり、「海鮮丼」「しし鍋」「アジのたたき」「とんかつ」などののぼりが賑やかにはためく階段を登った高台に立っている。
説明板があったので読んでみると、高さ12メートル、そしてけっこう古いもので昭和57年の作。大観音像の中では古参クラスである。隣には観音堂もある。

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境内からは行き交う車と電車、そして伊豆の青い海が見える。
観音様は今日も人々の安全を見守っている。

(2006年1月)

熱海城(静岡県熱海市)

熱海の街を一望にする高台にそびえる熱海城。
熱海に行けば誰でも一度は目にするはずだ。

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「でも熱海に昔から城なんてあったっけ?」と首をひねる歴史マニアの方も多いと思う。それもそのはず、こちらの熱海城、昭和35年に造られた観光城ですから。
しかしあなどるなかれ。昭和特撮史を飾るあの世紀の一戦「キングコング対ゴジラ」の決闘の舞台となったという素晴らしい経歴を持っているのだ。ゴジラといえば、東京都庁や幕張メッセ、みなとみらい、お台場など当時話題の最先端の人気スポットを破壊しまくる究極のミーハー怪獣。やはり映画の公開された昭和37年当時は熱海城は流行の最先端だったんでしょう。まあ今じゃすっかりレトロな雰囲気ですが・・・。
でもかえってそのレトロ感がいい味を出している、なんだか古き良き昭和の温泉観光地の面影を今に伝えるスポットである。

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城の内部も歴史のある武具コレクションから巨大シャチホコ、マッチ棒でできた城の模型、世界の名画の複製画を一堂に集めた空想の美術館、ローマの遺跡の再現、世界遺産写真展、浮世絵春画展など、バラエティに富んだ展示で話題につきないのだが、今回紹介したいのは、城の周囲に点在するコンクリート像の数々。なかなか味のある作風のコンクリートの仏像があちらこちらにあり、さらに熱海城を不思議空間にしているのだ。

まず城門をくぐると、派手な色彩の二体の像があり、目をひきつけられた。獅子に乗る文殊菩薩と象に乗る普賢菩薩の像だ。達磨大師の像もある。

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なかなかよく作り込んである。彩色も見事だ。

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天守閣入口の側にもぽつぽつと仏像が。如来像、恵比寿大黒像など。

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現在は閉鎖された展望台の側にも誕生仏、不動明王、役行者、弘法大師?らしき僧形の像、そして四天王のうちの一体などがあった。こちらは草むらに覆われ、やがてうずもれてしまいそうだ。

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これで終わりかなと思ったら、城の裏手の草むらに何体か鎧を着た像が見えた。
近づいてみると、なんと十二神将。まさか十二神将までいるとは。

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ズラリと並ぶ十二神将。遠くからは草むらに隠れて姿を見ることはできない。現在城が活用されているのは天守閣の部分のみで、他の部分は廃墟に等しい。こちらも現在は使われていない像を一箇所にまとめて置いたって感じ。昔は天守閣の周囲を守るように円陣でも組んで置かれていたのだろうか。数えてみたら、残念ながら一体欠けていた。

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とりあえず今回確認できたコンクリート仏像はこれだけ。なかなかの傑作揃いである。
今はあちこちに置かれているが、本来はなんらかの意図があって配置されていたのだろうか。阿弥陀如来、大日如来、不動明王、文殊菩薩、普賢菩薩は確認できたので、もしかして十二支守り本尊として並んでいたのかも?十二神将だって十二支の守り神だしね。でもまあ他の像も入れて考えると、ぜんぜんわからないのだが。釈迦、役行者とかは仏教の偉い人シリーズか?
ちなみに今の熱海城はまーったく仏教ぽさはない。熱海城を見に来てる人もこれらのコンクリート像は全くのスルー状態である・・・。
やがて人知れず朽ち果てていくのだろうか・・・・。

草むらに隠れながらも、今も尚、城をじっと見守り続ける十二神将。
なんだか感動的な光景である。

(2006年1月)

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済広寺(静岡県東伊豆町)

稲取温泉にある済広寺。途中の案内看板には「栢の寺」とあり、大きな栢の木があることで有名だが、もう一つ、ビルマ仏をまつるビルマ寺としても有名である。

まず入り口。いきなりすごいところで寝てる人がいますが・・・。
完全に湯上りくつろぎ状態。「マッサージの人、まだー」

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名物栢の木の周りは足踏み健康コースに。温泉の後の運動にはもってこいだね。
いででで・・・、きくーっ!

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おや?水琴窟もありますね。羅漢さんも耳をすませて音を楽しんでいます。
私も仲間に加わってちょっと聞いてみることにしますか。

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で、こんな先客が・・・・・。ヤラレタ!

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本堂の左右の不動明王もすごいペインティング。
マッカにマッキ!

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入口から立て続けにジャブの連続でかなーり効いてきたが、一番奥に鎮座するのが本日のメイン「世界一ビルマの佛鐘」である。

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大理石の白い体にくっきりした顔立ち。まさにビルマ仏である。伊豆の明るい日差しによく映える。
背後にあるのが世界一の佛鐘。高さ1.8メートル、幅2メートル、重さ1トン。こちらは叩けないが、手前に同じ形の小さな佛鐘があったので叩いてみた。両側のとがっている部分のどちらかを回転させるように叩く。カ――ンととても澄んだ音がする。

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境内の宝物館にもビルマ国宝だというビルマ仏、ビルマの竪琴が展示されていた。こちらの宝物館は他にもビルマの様々な道具が展示され、さながらビルマ民俗博物館。住職自らが吹き込んだテープで細かく解説してくれて、ビルマのことがいろいろわかって面白い。
ところでなぜこの稲取の地にビルマ仏がまつられているのだろう。説明によるとこの寺の檀家のある方がビルマに出征した縁で、大事にまつるならということでビルマ仏を授かり、この寺にまつられるようになったそうだ。
他にも戒壇巡りや大きなマニ車もあり、いろいろ盛りだくさんの寺である。

(2006年1月)

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どんつく神社(静岡県東伊豆町)

稲取岬にある「どんつく神社」。
二千年の歴史を持つ「どんつく祭り」が行われる神社である。

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ここの御神体はこちら。

ド――――――――――ン!

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長さ3メートル!
御利益は夫婦和合、子孫繁栄、無病息災。
あ、よく見ると小さいのも飾りでついてますな・・・。毎年6月の「どんつく祭り」では、町中を練り歩くとのこと。すごい。

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最近、境内に鳥羽一郎の唄う「愛恋岬」の歌碑も立てられた。
稲取岬はまさに男の岬だぜ。

(2006年1月)

伊豆極楽苑(静岡県伊豆市)

伊豆山中を走っていると突然出現する「地獄極楽めぐり」と書かれた不思議な建物。ここが「伊豆極楽苑」である。
生きながらにして、地獄&極楽ツアーを体験することができるという素晴らしいスポットである。

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満面の笑顔でピースする鬼。道行く人々を呼び込んでいる。
「地獄は楽しいですよー。怖くないですよー。」
園内に流れる音楽もホンワカムード。

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しかし中ではかなりハードな地獄世界が繰り広げられている。
三途の川、閻魔王の裁き、そして悪人が落ちた地獄の世界をジオラマで紹介。これがひじょうによくできたジオラマ。恐れと苦しみに満ちた亡者の姿は鬼気迫るものがある。そして全てこちらの館長氏一家による手作りだというからすごい。

まず最初に閻魔王ら七人の裁判官のいる部屋に案内され、ここで死後の裁判の仕組みの説明を聞く。人は死後、一週間ごとに七人の裁判官による審査をうけることになるが、まず最初に各専門分野の裁判官の審査をうける。例えば宋帝王は浮気審査専門で、その罪を暴くのは猫と蛇。浮気男には股間に猫が噛み付き、そして浮気女には・・・(以下省略)。
そして五回目の閻魔王で判決。六回目の裁判は万が一、閻魔王の判決が間違っていた時の再審だそうだ。へー、あの世も再審制度をとっているんですな。まあここで判決がくつがえることもないんだろうけど。そして最後の四十九日目に行き先が決定する。
死後に閻魔王らによる裁きがあることはなんとなく知っていても、その具体的な内容は知らなかったのでひじょうにためになった。

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審査結果によってそれぞれ異なる世界へと行くことになる。天上界、人間界、修羅界、餓鬼界、畜生界、そして地獄界の六つだ。
例えば食べ物を粗末にした罪を犯したものは餓鬼界に落ちる。ここは飢えに苦しむ世界。食べ物は糞尿のみ。他の食べ物は触れると燃えて灰となる。こちらのジオラマでもやせ衰え、飢えに苦しむ姿が再現されている。
そしてもっとひどい罪のものが落ちるのが地獄界である。

地獄ジオラマの部屋に入ると、部屋がもう全体的に真っ赤。燃え上がる炎と飛び散る血の色だ。
まずこちらの地獄ジオラマの最初は「等活地獄」。こちらは殺生の罪を犯したものが落ちる地獄。うわー、この地獄は怖いなー。みんなで殺しあってるよ。人殺しは人殺し同士で殺しあえとはすごい発想。みんな血まみれ。ジオラマ人形はその狂気の表情がひじょうによく出来ている。そして鬼たちがその殺し合いを煽るように見張る。

罪が多くなるほど、重い地獄に落ちる。殺生+盗みを犯したものが落ちる「黒縄地獄」。横たわる亡者がいるが、見てみると全身にびっちりとマス目がひかれている。鬼によってひかれたものらしい。なんでこんなことするのか、その答えはその背後にある。そこには大きな包丁を持った鬼がマス目にそって、亡者の体を四角く切り刻んでいるのだ!ひえー!見てるだけで体が痛くなるー!
で、隣では釜いっぱいの亡者を釜茹でしたり、皮をはいで丸めて肉ダンゴを作ったり・・・、恐怖の地獄キッチン!
とりあえず今晩は肉はやめておこう・・・。

そして最後に閻魔王から極楽行きの手形をもらい、鬼娘に見送られて地獄を脱出。そして極楽へ。
極楽は空中に阿弥陀如来が見守り、金色に輝く建物が建ち並ぶ世界であった。家賃敷金礼金無しだそうだ。壁を鏡張りにして、無限に広がっているように見えるように工夫されている。

というわけで地獄極楽めぐりも無事に終了。いやー、すごかった。

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隣には縁結びの神様「歓喜神社」もある。
そして18歳未満厳禁の「秘宝展」も・・・。世界各国の愛の神様コレクションが展示されている。
「死後の世界」から「生命の誕生」まで学べちゃう、すごいところである。

(2006年1月)

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雛のつるし飾り(静岡県東伊豆町)

稲取温泉を歩いていると、あちこちの店先に人形がつるされているのが目に入った。これは「雛のつるし飾り」といって、稲取温泉は「雛のつるし飾りの発祥の地」とのことである。
毎年春には「雛のつるし飾りまつり」が行われており、町内のあちこちにこうして飾られるそうだ。期間中「文化公園雛の館」という所で、大きな展示があるとのことで見に行った。

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こちらが「雛のつるし飾り」。
色とりどりの小さな人形がひもに結ばれてつるされている。

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まるで空から降ってくるかのよう。きれいですねえ。

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飾りは娘の幸せを祈って、縁起物や健康にまつわるものがモチーフになっている。
それぞれひとつひとつ意味があって、それを知るとさらに面白い。

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「俵ねずみ」がお気に入り。かわいい。

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実に幻想的なメルヘンの世界。オバサマ達の団体が見にきていたが、みなうっとりの眼差し。いくつになってもおひなさまの前ではみんな少女なんですな。
1月下旬から3月まで開催しているそうなのでぜひ。

(2006年1月)

小室山公園・恐竜広場(静岡県伊東市)

つつじの名所として有名な小室山公園。その一角に恐竜広場がある。

おぉ!いるいる!
こちらもディメトロドンからマンモスまで各時代の生物を揃えている。ただし中央のステゴサウルスだけは現在はいなかった。

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まずはディメトロドン登場。帆のような背びれが特徴的。
こちらも水戸市森林公園のディメトロドン同様、やはり胴体に穴があけられ、口から覗けるようになっている。ディメトロドンは体ぶちぬかれるのがデフォルトなのか?
ちなみにこの公園では他に体がすべり台とかになっている恐竜はいなかった。

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出ました!暴君ティラノサウルス!
と、言いたいところだが、ここのティラノサウルス、なんとイグアノドンに押され気味。イグアノドンって草食のおとなしい恐竜のはず。ティラノ弱すぎ!

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こちらのトリケラトプスは親子。

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園内からは伊豆の海もよく見える。
恐竜と伊豆の海が織りなす雄大な景色を楽しもう。

(2006年1月)

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怪しい少年少女博物館(静岡県伊東市)

替えられてひさびさに訪れた東伊豆。「珍品館」「アニマル邸江戸屋」「ペンギン博物館」・・・、東伊豆を代表する珍名所の数々も次々と閉館して、なんだか寂しいかぎり。
しかし、また再び東伊豆に新たな珍名所登場!その名も「怪しい少年少女博物館」だ。

さて到着してみるとなんとなく見覚えのある場所・・・。あれ~!?ここって「ペンギン博物館」じゃん!(ペンギン博物館とは、以前東伊豆にあったペンギン専門博物館。道沿いに唐突に現れる大きなペンギンの像が目印で、道ゆく人々の目をひきつけていたが、数年前に閉館)
そう、この「怪しい少年少女博物館」、ペンギン博物館の跡に出来た施設だったのだ。
よく見ると、見覚えのあるペンギン君が。撤去されずに残しておいてもらえたようだ。でもなんだかちょっと変だぞ・・・??

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そしてペンギン博物館のシンボルであった巨大ペンギン君を見てみると・・・、

あ―っ!顔がちが――――う!!

怖すぎ!!

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ペンギンファンが見たら頭がふっとびそう。いきなり出だしからすごいものを見てしまった・・・。
怪しいよ~、ほんと怪しいよ~、ここ。

博物館の外観もマネキンやら妖怪やらゴテゴテ並んで怪しさムードたっぷり。
入ろうと思って近づくと屋根の上から二宮金次郎が小便攻撃。油断できない。

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館内では昭和の流行ファッションや懐かしのグッズを展示。こう書くと普通に聞こえるが、その並べ方がものすごい。マネキンやおもちゃ、レコード、その他いろいろな品々が1階から2階までぎっしりと詰めこむだけ詰めこんだように置かれ、もうごった煮状態。それぞれ一つ一つマニア垂涎のプレミアものばかりなのに・・・。そしてその間に妖怪や怪獣がぬっと顔を出す・・・。

怪しい・・・。

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怪しい・・・・。

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怪しい・・・・・。

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怪しい~~~!!

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詳しくは書かないが、館内もあちこちにいろんなギミックが。見終わって外に出るともう頭クラクラ、頭真っ白。
え、えーと、最初に何があったっけ・・・?

とりあえず一言。「怪しい・・・・」

(2006年1月)

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願成就院(静岡県伊豆の国市)

願成就院は鎌倉幕府の初代執権北条時政が建立した寺院。一般的には鎌倉時代の仏像の優品があることで知られている。
今回紹介したいのは五百羅漢。願成就院では開山八百年の記念事業として、平成の五百羅漢を建立中なのである。

願成就院の看板。大河ドラマ「草燃える」っていったいいつの話だ?

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境内に入ると、さっそく二体の羅漢さんがお出迎え。とりあえずこの二体だけ見れば、ごく普通の羅漢像に見える。
まさかこの先にすごい光景が待っているとは・・・。

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そして奥に入ると、ズラリと並ぶ五百羅漢。
っていうか、これって五百羅漢なのかー!?

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実はこちらの願成就院では、希望すれば誰でも五百羅漢を奉納することができる。製作を注文することもできるし、彫刻指導を受けて自分で彫ることもできる。
ある人は自分をモデルに、ある人は故人をしのびながら彫ったのであろう。そしてその思いは形にとらわれない平成の羅漢像を生み出したのである。それにしても・・・、なんともスゴイ光景。
興味のある方は五百羅漢の仲間入りをしてみてはいかがだろう。

(2001年4月)

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春日居郷土館・小川正子記念展示館(山梨県笛吹市)

笛吹市春日居郷土館は春日居の地の歴史、ゆかりの偉人を紹介する施設。

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池には見事な錦鯉が泳いでいるが、こちらも立派な展示品のひとつ。錦鯉はこの地の地場産業である。
エントランスにはこの地にあった山梨最古の寺、寺本廃寺の三重塔の模型が高くそびえる。

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館内には小川正子記念展示館が常設されている。
小川正子は大正から昭和はじめにかけて医者として活躍し、その生涯をハンセン病救済に捧げた人物である。瀬戸内に浮かぶ小島、長島のハンセン病療養施設「長島愛生園」での手記は「小島の春」として出版され、映画化もされたという。
庭には晩年自らも結核に倒れた正子が郷里で療養した家が移築され保存されている。そして1943年正子はこの家で41歳の生涯を閉じた。
郷土館の入口には大きな鐘が下がっている。これは正子がハンセン病救済に情熱を燃やした長島愛生園の「時の鐘」と同じものである。

歴史展示室も春日居ゆかりの偉人たちが紹介されている。
新選組隊士であった立川主悦という人物も紹介されていた。土方歳三とともに函館まで転戦し、新選組の生き様を明治に伝えた時代の生き証人である。この地で僧侶として生涯を終えた。

また山梨は以前は日本住血吸虫による地方病に苦しめられた土地であり、長年の調査と研究の結果、それを撲滅することができた。その撲滅へと尽力をつくした人物たちの事跡も紹介されていた。
大正時代に出版された「俺は地方病博士だ」というインパクトのあるタイトルの絵本のコピーがあった。内容も川で子供たちが遊んでいると、突然見知らぬ紳士に襟首をつかまれて川からひきずりだされるというすごい出だしだが、地方病の実態と予防を子供たちにもわかりやすく解説している。当時の人々の地方病への関心を今に伝える貴重な資料である。

この郷土館はとくに戦争関連の展示品を多く収蔵しているようだ。とくに武器などより、出征旗や戦死者の遺品など、人々の心を今に伝えるものが多い。
そして今回企画展示されていた「おじいさんの戦争体験」という展示がかなりよかった。地元の一人のおじいさんによる戦争の体験談をパネルで紹介している。おじいさんは一兵卒として日中戦争、フィリピン戦線に従軍し、あの「バターン死の行進」にも立ち会ったという。なぜあの悲劇が起こってしまったのか、そしてどうすれば悲劇は起こらなかったのか、おじいさんは深い自省の念をもって語る。そして最後の本土決戦の日を前に聞いた玉音放送。当時の日本の様子を鮮明に伝える実に読み応えのある文章である。

そして最後に入った部屋には、壁一面に戦死者たちの遺影が飾られていた。
永遠に時の止まったかのような空間。静かに頭をたれて外に出た。

春日居郷土館、ここには人々のさまざまな思いがつまっている。

(2005年12月)

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大石神社(山梨県山梨市)

山梨市には前回紹介した山梨岡神社のほかにももう一箇所、石信仰にまつわる神社がある。
山梨岡神社より北に数キロ行った山中にある大石神社だ。

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神社にむかって一直線に伸びる石段。登りつめると大石神社の社殿がある。

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こちらの山も「大石山」と呼ばれている。実際に見てみれば、そうとしか呼びようがないだろう。
社殿の背後にとてつもなく巨大な石が鎮座している。

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こちらも高さ12メートル、周囲68メートルの神体石を中心に浮舟石、影向石、産屋石などと呼ばれる石が組みあわさって、一つの大きな磐座を作り出している。上の写真で、手前の舟のように横たわっているのが浮舟石。そしてその周囲にも屏風石、烏帽子石などの巨石が取り囲むように並んでいる。結界を意図した配置だろうか。
大石神社といい、山梨岡神社といい、いったい誰がどのようにして作ったんだろう。もう驚くしかない。

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大きな石が神体石、そして手前が産屋石。産屋石は神体石に斜めに寄りかかり、その間には人が通り抜けられそうな空間ができている。その空間への入口には門がある。産屋石という名前からみると胎内めぐりに使われていた空間だろうか。
中をのぞくとなんだか巨石と巨石の間に押しつぶされそうで、とても入る勇気は出ない。あらためて巨石への畏怖を感じる。

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こちらは烏帽子石。今にもくずれそうな古びた鳥居があった。
やがて朽ち果てて、自然へと帰っていくだろう。

(2005年12月)

山梨岡神社(山梨県山梨市)

山梨県を車で走ってると、道端に石がまつられているのをよく見かける。
別に文字や石仏などが彫られているわけでもなく、石そのものをまつっているようだ。山梨県は日本有数の宝石の産地でもあるし、石とは縁が深いお土地柄なのかもしれない。

山梨市の山梨岡神社もそのような石信仰をみることができる。
山梨岡神社は小高い丘に鎮座しており、その丘の名前は「石森山」という。その名の通り、大きな石がゴロゴロしており、まさに石の森だ。

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そして境内に入ると、ものすごい光景が目に飛び込んでくる。
なんと大きな石が山のように積み上げられている。

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これは「磐座(いわくら)」と呼ばれる古代のアニミズムによる巨石の祭祀場らしい。
現在ある山梨岡神社の創建以前からあったという。
つまり元々霊的な場所だったからこそ、この地に神社が作られたのだろう。

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どう見ても自然にこうなったわけでなく、おそらく人間の手によって積み上げられたものだろう。
しかし一見乱雑に積んであるように見えて、崩れないようにうまくバランスをとって積み上げられているのを見るととても人間業とは思えない。しかもこんな大きな石をだ。
この地にはデイラボッチという巨人伝説も伝わっているようで大わらじも奉納されていたが、そのような人知を超えた何者かによって作られたのかとさえ思えてくる。実に不思議だ。

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丘の頂上でも石が積み上げられていた。

(2005年12月)

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印章資料館(山梨県市川三郷町)

市川三郷町の六郷地区は日本一のハンコの町だ。
山梨県内では約70パーセント、全国では約50パーセントの生産量をしめている。
駅前の町の看板もこの通り、ハンコ。

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町の特産品であるハンコの歴史や作り方をわかりやすく教えてくれるのが、地場産業会館内にある印章資料館だ。
館内ではハンコの作り方をわかりやすくパネルで紹介、そのいろいろな素材や今までの名人が彫ったハンコの数々、ハンコに関する歴史資料が展示されている。とくに「十鐘山房印挙」という中国のコレクターが集めた古銅印の印譜集は貴重なものとのことだ。
他にも戦前のハンコの宣伝チラシやダッコちゃんブームの頃作られたと思われるダッコちゃんの形になってるハンコなど、あまり他では見られない面白い資料が多い。

そしてここでも発見しました、「日本一の○○」。
日本一、いや世界一の巨大ハンコ。2メートル平方、重量2トンの大きさ。

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もちろん彫られているのは、風林火山の一説「不動如山」。信玄公は山梨県民のヒーローだ。
単なるオブジェではなく、ちゃんと本当に押せるのがいい。

(2005年12月)

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大門碑林公園(山梨県市川三郷町)

市川三郷町の山中にミニ中国が広がっている。 「大門碑林公園」だ。
平成6年オープンのこの公園は、 市川大門地区の特産の和紙をアピールするために、和紙といえば書道、そして書道といえば中国の石碑だろうということで、デーンと作ってしまった施設である。

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公園入口。
まるで三国志の世界をおもわせる素晴らしい門構え。

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園内はこのように中国風となっている。
そしてずらりと立ち並ぶ中国の名碑のレプリカ。亀に乗ったのもある。中国陝西省碑林博物館監修のもと、ひじょうに精巧に再現されているようだ。
西嶽崋山廟碑、九成宮醴泉銘碑、大唐宗聖観記碑、孔子廟堂碑、雁塔聖教序碑、雁塔聖教記碑、集王聖教序碑などなど。
まあ私は元ネタの石碑をまったく知らないのでよくわからんのが残念だが。

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名碑に混じって、当時の町長のお言葉の書かれた碑もある。
台座の亀の作りこみはなんか一番気合入ってないか。

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日本語以外にも英語と中国語によるガイド説明も聞くことができる。国際的だ。

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拓本コーナー。
子供向けのキャラクターの入ったものもある。やっぱり拓本マニアの子供もいるんだろうか。シブすぎ。
他にも「平成」の元号の元ネタとなった「地平かにして天成る」の言葉がふくまれる開成石経尚書や良寛の「天上大風」などの和物や仏足石などもあり、バラエティに富んだ品揃え。

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町おこしの定番といえば、やはり「日本一の○○」。
もちろんここにもありました。日本一の硯と墨です。

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背後の山にゾクお得意のスプレー落書きがあるかと思ったら、こちらも書道だった。
書かれているのは「風林火山」。さすがはご当地。

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園内は階段が多いが、お年寄りの来客者にあわせてゆるやかなスロープも作られている。「牛歩十分」で展望台まで行ける。
オープン当初にはこの方たちも来園されていたようだ。なつかしい。

(2005年12月)

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天目山栖雲寺(山梨県甲州市)

武田勝頼最後の合戦の地、天目山。
その地にあるのが天目山栖雲寺。武田氏ゆかりの寺で、勝頼の先祖である武田信満の墓もある。信満もまたこの地で奮戦し自害した。勝頼も運命を感じ、先祖の最期の地でせまりくる織田の軍勢に対し、最後の奮戦をしようとしたのだろうか。

ちなみに「蕎麦切発祥の地」でもあるそうです。

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さて栖雲寺には実に見事な「石庭」がある。
石庭といえば、みなさんはどんなのを思い浮かべるだろうか。多分、京都の龍安寺、大徳寺などの白砂に石を配した枯山水の石庭を思い浮かべると思う。
でもここの石庭は一味違います。

だってこんなんですから。

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どひゃー!巨石がゴロゴロ!
山の斜面に広がる巨大な自然石群を仏や動物などに見立てた約2ヘクタールにもおよぶ実に広大な石庭。
たしかにこれも石庭だけど・・・、これはどちらかというと「ロックガーデン」と呼んだほうがしっくりくるかも。

石庭の案内図。石庭内は岩石の間の石段を登って、上まで行くことができる。
途中には数々の名物石や磨崖仏もある。
もう庭園散策というより、ちょっとしたハイキングコース。

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石庭内部へと入る。見上げると果てしなく上まで続く石、石、石!
その大きさは画像の左下に見える通路の石段を見て、感じてもらいたい。とにかく巨石がゴロゴロ。

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やっと中腹まで登ってきた。まだまだ続く巨石の群れ。

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中腹から見下ろしてみたところ。青い屋根の建物がお寺の建物。
これはすでに普通の庭園散策の範囲を超えている。
昔は修行僧たちがこの山に登って修行したそうだ。当時は石段もこんなにきちんとは整備されてなかっただろうから、今よりもずっと大変だったに違いない。

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そして石庭頂上近くの巨大な一枚岩。前のめりに天に突き出すようにして立っている。その名も忿怒岩。
その真下に立って見上げると、いまにも覆い被さってきそうでゾクっとくる。
今は羅漢像が数体置かれているが、同じようにここで座って修行した僧たちもいたことだろう。

(2005年12月)

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幸せの丘ありあんす・マンモス象牙美術館(山梨県中道町)

中央道甲府南インター近くの小高い丘の上に見える緑色の大きな屋根。
そこは「幸せの丘ありあんす」、そこに行けばみーんな幸せになれるという。

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駐車場に車を停めると、目の前に神社のような建物があったので近づいてみる。
中をのぞいて見ると、なんとものすごい数の印鑑が山積みになって奉納されている。
入口の神様の像も印鑑持ってるし。

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実はこの「幸せの丘ありあんす」は、日本印相協会が作った施設。
館内は印相学によった開運の印鑑を手にして幸せが訪れた人たちの喜びの声でぎっしり。
多くの芸能人やスポーツ選手も訪れているようだ。その来訪時の写真もぎっしり。

さて印鑑の材料といえば、象牙がある。最近はますます希少で高価な品となってるが、その象牙をこれでもかと展示しているのが、ここの美術館。象牙を使った精巧な彫刻作品の数々に感動させられる。
ムクの象牙を二十六層にもくりぬいた宝玉(こことあの故宮博物院にしかないそうだ)、茎にはえた細かい毛まで再現した蓮の彫刻などその見事な職人の技をじっくりと堪能できる。

そしてここでは、なんと「マンモスの牙」も展示しているのだ。しかも一本二本じゃない。遠くシベリアの大地からやってきた冷凍マンモスの牙がもう山積み状態。
例の万博のようにベルトコンベアに乗ってチラ見なんてそんなケチくさいことは言わない。見放題!触り放題!いくらでも太古のマンモスパワーを感じまくることができる。
さあみなさんもマンモスの牙をさわって、マンモスラッチーに!(←古いよ)

他にも動いて咆哮するマンモスロボや女神ルリエ様による光と音の大スペクタクルがあるそうですが、こちらは冬眠中でした。

(2005年12月)

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インフォメーション

  • まんじまるの今後の活動予定です。

    ●トークライブ(まんじまるプロデュース!)
    「ウキウキ深海魚ウォッチング」2009年12月13日(日)
    会場 東京カルチャーカルチャー

    詳細・チケット購入はこちら

    2010年1月に「町田忍の極楽へようこそ(建築&霊柩車イベント)」「仏像マニアックス3」を開催予定です。詳細はわかり次第お知らせいたします。

    ●雑誌
    「ワンダーJAPAN」(三才ブックス)にて 「どっちの大仏ショー」を連載中!
    最新号「ワンダーJAPAN13」2009年9月17日(木)発売!
    詳細はこちら

    ●カルチャースクール
    「JTBカルチャー倶楽部」にて本邦初の「珍スポット講座(B級スポット講座)」を開講いたします!
    「関東おもしろウォッチング」2009年11月21日(土)スタートです!
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