稲積水中鍾乳洞・稲積大観音(大分県豊後大野市)

豊後大野の稲積水中鍾乳洞。名前に「水中」とあるように、鍾乳洞の洞内は30万年前の阿蘇山大噴火によって一度水没しており、鍾乳石が水の流れによって浸食され、他の鍾乳洞に見られない独自の造形を形作っている。現在も洞内は豊かな水をたたえ、水の上に掛けられた網目の通路を渡って見学する。灯りによって浮かび上がるどこまでも透明なアクアブルーの世界は実に幻想的。ファミリーにもカップルにもおすすめのスポットですよ。
(鍾乳洞内の画像は暗くてうまく撮れないだろうし、あのアクアブルーの世界は実物をぜひ見てほしいのでありません。とりあえず鍾乳洞入口の画像でも)

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さて今回私が紹介したいのはもう一つの物件。
稲積水中鍾乳洞の看板の近くに、なぜか仁王が・・・。

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それもそのはず、なんとこちらの稲積水中鍾乳洞にはこんな方がいらっしゃるんです!

バ―――――――ン!金色に輝く「稲積大観音」!!

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高さ22メートル、2005年8月の開眼。ついに大分にも大観音上陸!
もちろん大分県最大の大観音様だ~~~!!

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正式には「稲積昇龍観音菩薩」といい、その名の通り、二匹の竜が足元より姿を現している。観音&竜のWパワーで御利益もアップ!

竜がエサちょーだい、って甘えてるみたいで、なんかかわいい・・・。

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大観音の周囲も十二支守り本尊や七福神、弘法大師などいろいろな神仏がまつられていて、「仏の里」として整備されている。

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やはりこちらにも当世ならではのこの方がおられますね。
今、もしかして全国でぼけ封じ観音大ブレイク中!?

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恵比寿&大黒天。超ノリノリ~~!

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その他にも園内は「開世寺美術館」「ホタル資料館」「なつかし昭和オモチャ館」「喫茶食堂」と、充実のラインナップ!(ちなみに美術館には工藤静香の絵がありましたよ)そして来場者にはもれなく20リットルの天然水プレゼント付き~~~!

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大観音の前になつかしオモチャ館・・・、これぞまさにエンタテイメント曼荼羅世界!
ファミリーにもカップルにもおすすめのスポット・・・、そして大仏マニアは今すぐ行くしかな~~いっ!!

(2006年8月)

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万倉の大岩郷(山口県美祢市)

美祢市の山道を走行中、「大岩郷」入口の表示を発見。
はて何だろう?と思い、表示にしたがってさらに山へと入っていくと・・・、

どひゃ~~!な、な、な、なんじゃこりゃ~~~!
人里離れた山中にドドッと巨石の群れ!!

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さらに近づいて見上げれば、はるか山上へと向かって延々と続く巨石、巨石、巨石!
今にもゴゴゴゴゴと効果音を立てて、こちらへと迫ってくるかのよう。まさにド迫力の巨石の大河である。すごすぎる~~!

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こちらは「万倉の大岩郷」と呼ばれ、国の天然記念物にも指定されているもの。山の斜面を覆い尽くさんばかりに巨石が一面に広がっている。どのようにして作られたかはまだ謎で、太古にこの地で何らかの地殻変動があり、形成されたものと考えられているらしい。

大地が生み出した神秘と驚異の世界。

(2006年9月)

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ゴジラ岩(秋田県男鹿市)

男鹿半島を走行中、こんな看板を発見。
ゴジラ岩だって~!

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ジャジャジャ―――――ン!ゴジラ出現!!

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けっこう似てるかも・・・?

(2006年6月)

寒風山・きりたんぽみそソフト(秋田県男鹿市)

寒風山はなだらかな緑の草原が広がるアスピーテ火山。山頂まで快適なドライブロードが続いている。
山頂からは男鹿半島や八郎潟が一望でき、とってもいい眺め。回転展望台もあり、こちらもちょっとレトロでいい感じ。

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山頂の駐車場には「寒風山観光パラダイス」という食堂兼土産物店があり、名前もなかなかインパクトあるのだが、さらに衝撃的なのはこちら・・・。

きりたんぽみそソフトクリーム!

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ジャーン!こちらがきりたんぽみそソフト!トロ~リと味噌がかかったビジュアルはもうソフトクリームの常識を超えている~!しかし意外と甘辛い味噌は、ソフトクリームとビミョーにマッチングしてる、かも・・・??
味噌とバニラのおりなす不思議なハーモニーを味わいたい方はぜひどうぞ。

(2006年6月)

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入道埼灯台(秋田県男鹿市)

男鹿半島先端の入道崎。青い海と空が素晴らしいビュースポット。
そこにさらにワンポイント、彩りをそえるのが入道埼灯台、白と黒のストライプが印象的。

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入道埼灯台は一般公開されており、螺旋階段で上まで登ることができる。
灯台からの眺めはとってもいい景色。どこまでも広がる青い青い海。広場中央にあるのは北緯40度の碑。
ちなみに灯台が白と黒で塗られているのは、事務所の方に聞いてみたところ、雪の中でも灯台の位置が確認しやすいようにとのこと。へー、トリビア~。

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資料展示室では、入道埼灯台の構造や灯台の歴史について展示している。最初にあるのが地元の方たちの入道埼灯台への熱いメッセージの数々。一人ひとりそれぞれ灯台との思い出があり、ああ、みんなに愛されてきたんだなあと実感。
おすすめはPCによる灯台クイズのコーナー。最初まだあまり展示を見ていないうちに適当にカンでやってみたところ、2問しか正解しなかった。すると「カンでやったってダメ!きちんと展示見ればわかるものばかりですよ!」とのメッセージが・・・。あ、バレてるのね・・・。つーか、つっこみ入れるPCって!ちゃんと勉強しますよ~~!その後展示を見たあと、もう一度チャレンジしたら全問正解!わーい、これで今日から灯台博士!?

(2006年6月)

浮島稲荷神社・大沼の浮島(山形県朝日町)

浮島稲荷神社にある大沼の浮島は実に不思議な島である。

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大沼。この地は役行者によって発見されたと伝わり、山奥に静かに水をたたえるその風景はまさに仙境といった佇まいである。
そしてさらにこの沼を神秘的なものにしているのは、浮島である。この沼には大小60あまりの島があるのだが、それらの島々がなんと水面を移動するのである。

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下の写真中央の小さな島が浮島。(その後ろの大きな島は葦原島といって動かない島)他にもいくつかの浮島が浮かんでいる。目に見える速さで動いているわけではないが、以前見たことある浮島の写真と比べると、明らかに位置が違う。動いているのだ。
実は浮島の正体は水生植物の枯れたものが固まってできたもの。だからプカプカと漂って移動するのであるが、古の人々はさぞかし驚いたことだろう。その仕組みがわかった現代でさえ、この幽玄の地ならば人知を超えた超常現象が起こっても不思議はないような気がするのである。

(2006年6月)

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偕楽園(茨城県水戸市)

水戸といえば偕楽園。いまさら説明するまでもない横綱クラスの梅の名所である。
なんせ園内には約3000本、100品種の梅が咲き誇り、東門や御成門から入ると見渡すかぎり梅、梅、梅である。梅の季節だけ臨時開業する「偕楽園駅」まであるくらいだ。

今年も一面の花盛り。実に見事でした。

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と、まあこんな具合にどうしても梅に注目が集まりがちな偕楽園であるが、今回は偕楽園をちょっと違う角度から紹介してみたい。

まず表門。萱葺きのとても雰囲気のある建物。門をくぐると竹林と杉林が広がり、その間の小道を抜けて好文亭へと至る散策路になっている。とても静かで心が落ち着くコース。駅や駐車場からだとそのまま東門から入ってしまい、梅林だけを見て帰ってしまう人が多いが、ぜひこちらにも足をのばしてみて。

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好文亭は偕楽園の中心となる御殿。偕楽園を築造した水戸藩九代藩主徳川斉昭の別荘である。斉昭は皆で楽しむことをモットーとし「偕楽園」と名づけたそうで、ここで時折敬老会などを開催し、領内の老人を招いてもてなしをしたそうである。現在の「水戸黄門」のイメージには斉昭のこうした人柄も影響されているのかもしれない。ちなみに水戸黄門といえば徳川光圀が思い浮かぶが、黄門というのは水戸徳川家代々の役職名であり、斉昭も実は水戸黄門だったりするのである。
そして好文亭にはすごい仕掛けがあるのだ。好文亭は三階建てで、三階の一角には配膳室があり、そこから二階を突き抜けて一階まで四角く穴が開けられている。最初見た時何の穴なのかよくわからなかったが、よくみると上部に滑車があり下から物を引き上げられるようになっている。なんとこれは江戸時代の食事運搬用のエレベーターなのである。こんな時代からあったとは・・・、びっくり!

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そして千波湖を一望する見晴らしのよい場所に「仙奕台」がある。奕とは囲碁のことで、その通り石でできた碁板や将棋板が置かれている。今もくっきりとマス目が残っている。その横には琴石もある。斉昭はここで絶景と琴の音色を楽しみながら、囲碁や将棋を楽しんだのだろう。うーん、とっても風流。

(2006年3月)

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秩父華厳の滝(埼玉県皆野町)

華厳の滝といえば日光であるが、秩父の山中にも華厳の滝がある。

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落差10数メートル、日光の華厳の滝と比べれば規模は小さいが、なかなか見事な滝。秩父八景のひとつで、全国の滝ランキングの10位にも選ばれたそうだ。
冬の寒さに凍りつきそうになりながらも激しく流れ落つ。水はとても澄みきっている。冬の滝もいいもんだ。

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さて滝の上まで登ると、なんと大きな不動明王の像が鎮座していた。滝自体のことは前から知っていたが、コチラは事前情報が全く無かったのでビックリ~!
大きさは3メートルほどか。ひじょうに塗りっぷりが素晴らしい。青い体に黄色の髪、そしてピンクの火炎光背がまぶしい。

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空滝大不動尊という名前らしい。
台座の銘文によると昭和48年の作とのこと。なかなか古いコンクリート像だ。

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全体的に素朴でユニークな造形であるが、きちんと儀軌に沿った服装や持物などとてもよくできている。輪っかの耳飾りも味がある。
また不動明王は「天地眼」といって、左右それぞれの目を天と地を見るように作られることが多く、この像もそれに習って天地眼になっているのだが、なんだかとってもコミカルな表情だ。

(2005年12月)

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袋田の滝(茨城県大子町)

袋田の滝、日本の名瀑の一つである。
高さ120メートル、幅73メートル。四段になった岩壁を水流が勢いよくどどっと流れ落ちる。
なんといっても幅73メートルというのがすごい。眼を覆いつくすように広がる水の壁に圧倒される。

滝まではトンネル歩道が通じていて、展望所からは間近に滝を見ることができる。
冬は凍りついた氷瀑を登っている人の写真があった。へー、こんな楽しみ方もできるんだ。西行法師は袋田の滝は春夏秋冬四度来ないと本当の魅力はわからないと言ったそうだが、ぜひ登らせてあげたいもんだ。

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さて茨城といえばやっぱり水戸黄門ということで、袋田の滝の入口では水戸黄門御一行のコンクリート像が出迎えてくれる。なかなか味のある造形の像だ。モデルはどの黄門様だろうか。
実際に水戸黄門もここに来て一句詠んだとのことである。

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袋田の滝を訪れた際は、ぜひ一緒に並んで水戸黄門御一行に加わって記念写真を撮っていただきたい。

(2005年7月)

橋杭岩(和歌山県串本町)

国道42号線を南下し、串本町に入ると海岸に様々な形の岩が一直線に並んで立っているのが見える。
これが橋杭岩である。

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橋杭岩とはよく名づけたもので、大きな岩が見事に850メートルにわたって一直線に並ぶ姿は、まさに作りかけの橋の杭が並んでいるようである。
長年の波の浸食によって生み出された不思議な光景。大自然の造形の神秘を感じる。

この橋杭岩にはこんな伝説がある。
それによれば昔、弘法大師が天邪鬼に命じて橋を作らせようとしたが、天邪鬼が途中でくたびれたので鶏の鳴き声を真似したところ、弘法大師はまんまとそれに騙されて夜が明けたと思って工事を中止したため橋杭だけが残ったという。
天邪鬼、ずいぶんとモノマネが上手なようで・・・。

ところでまあこの話をただの伝説といってしまえばそれで終わりなのだが、私はこの話と役行者伝説とが深く関わっているような気がする。
役行者は修験道の祖といわれてる人物で、伝説によればすごい神通力の持ち主で、鬼を使役していた。葛城山の神である一言主大神までも使役し、一言主大神に命じて葛城山から吉野山までの岩橋を作るように命じた。しかし一言主大神は醜い自分の姿を晒したくないとして、夜しか働かなかったので工期が遅れ、完成しなかったという。
この二つの話には「鬼を使役」「岩橋を作らせる」「仕事は夜だけ」「未完成」といった共通のキーワードがあると思うがどうだろう。
私が思うには、吉野の役行者伝説が高野を経て、この橋杭岩伝説へとつながったのではないだろうか。そしてそれは紀伊山地の霊場を結ぶ参詣道が伝えたのであろう。吉野の役行者、高野の弘法大師、そして熊野詣で(串本は熊野詣での海岸沿いのルート上にある)、紀伊山地の三大霊場がここ串本の地で一つになったような、そんな気がした。

(2004年5月)