【6月14日(日)開催!B級スポットナイト】浅野祥雲スポット特集その1 関ヶ原ウォーランド(岐阜県関ヶ原町)
さて6月14日(日)開催の「B級スポットナイト」で大特集のコンクリート像の巨匠「浅野祥雲」。
今までも祥雲さんの作品スポットを五色園、熱海城(あのコンクリート仏像群の作者は絶対只者ではないと思ってましたが、やはり祥雲さん作のようです!)などいくつか紹介してきましたが、今回はその一つである「関ヶ原ウォーランド」を紹介!
関ヶ原ウォーランドは名前の通り「関ヶ原の戦い」を題材にしたテーマパークで、「戦い」を「ウォー」と訳し、しかも語尾に「ランド」をつけたネーミングセンスは何度見ても最高。もう海外にも通用するよね?
さて園内へと入る。なんか関ヶ原ウォーランドのテーマソングなのか「ああ決戦の関ヶ原」というド演歌が大音量でガンガン流れているが、それはとりあえずおいといて、園内を深く分け入っていくと、こんな光景が・・・!
うおおお~~っ!まさに漢たちの戦場!!
あちこちで漢と漢、刀と刀がぶつかりあう壮絶な戦場のシーンが、等身大の人形で見事に再現!(なんと200体以上あるとか)こ、これは迫力満点じゃ~~っ!!
本物のフィールドに広がる大ジオラマは予想をはるかに上回るスゴさで、まさに慶長5年9月15日にタイムスリップしたかのよう。すんばらし~~いっ!
私が訪れたのは梅雨が明けたばかりの初夏で、フィールドには夏草が生い茂り、まるでジャングルでのゲリラ戦のごとし。草の隙間から突然部隊が現れたりしてドキドキする。
騎馬隊の造形はとてもカッコイイ!馬のいななく声が聞こえてきそうな臨場感あふれる戦いがあちこちで繰り広げられている。とくに大谷吉継軍の武将平塚為広が乗る馬の疾走感を感じさせる砂煙を巻き起こした台座表現は見事。
リアルなのにどこか漫画チックな表情の武将たち。カラフルな色彩も加わってヘタウマのように評されがちですが、私的には戦いが題材ということであまりおどろおどろしくならないように、今回はあえてこのくらいのタッチでおさえたのではないかな~と思う。(祥雲さんはかなり本格的な肖像作品も数多く作られています)
だってこんなのもっとリアルに作られたらイヤでしょ?
続いて関ヶ原ウォーランドの武将列伝。
西軍の石田三成とその軍師島左近。石田三成はともかく、島左近は「影武者徳川家康」のファンが見たら泣きたくなるようなポーズ・・・。
松尾山で戦局を窺う小早川秀秋軍とその裏切りによって敗れた大谷吉継軍。関ヶ原の戦いの劇的シーンがあちこちで再現されている。
東軍の総大将徳川家康の本陣。こちらは西軍の石田三成の本陣と比べ、武将たちがズラリと並びかなり壮観。只今湯浅五助の首を検分中。ああ湯浅さん、こんなシーンで登場とは・・・。
しかしこの湯浅五助という人物であるが、実は上記で紹介した大谷吉継の家臣の一人で、主君の自決後その首を敵に渡すまじと密かに主君の首を埋葬しているところを東軍の武将藤堂仁右衛門に見つかり、自身の首と引き換えに主君の首の埋葬地は秘密にしてほしいと頼み、あえて自身は仁右衛門に討たれ、その忠義の心に家康も首実検の際に感動したという。(無論仁右衛門も約束を守り、決して首の埋葬地は語りませんでした)
つまりこの首だけでの出演こそが湯浅五助の忠義の心を伝えるのに一番効果的であり、決して晒し者にされているのではないのである。いや、ズラリと並んだ家康らの人形は湯浅五助のエピソードを伝えるために置かれているようなもので、このシーンの主役は実は湯浅五助なんです!
前述の大谷吉継の自決シーンや疾走する馬に乗る平塚為広などはウォーランドの人形の中でもかなり気合が入っており、祥雲さんの大谷軍への力入れ具合をかなり感じる。この関ヶ原ウォーランドのすぐ近くには大谷吉継と湯浅五助の墓があり、やはり何か感じるものがあったのだろうか。
笹の可児才蔵。ヒクソングレイシーも顔負けの見事なマウントポジション。シバリョウの「おれは権現」の主人公でもあり、武将の中でもマイナーな方だと思うが、ウォーランドで大活躍をしているのはやはり当時流行してたその小説の影響によるものだろう。(おれは権現発表・・・昭和37年 関ヶ原ウォーランドオープン・・・昭和39年)
こちらは吉川英治「宮本武蔵」の武蔵&又八コンビ。(最近は「バガボンドの」といった方がわかる人もいるか)小説のあのオープニングシーンを再現。祥雲さん、歴史小説も好きだったのかな~。
「天下の御意見番」の若き日の姿も。西軍がきちんと分別されていないゴミを捨てに来ないか見張り中。(違)
そしてなぜかこの御方まで登場・・・。「ノーモア関ヶ原」!
なんで急に信玄公が・・・。
はっ!もしかして「川中島ウォーランド」も作る予定だった!?
決してCGじゃ真似できない究極のバーチャル戦場ワールド!
皆さんもぜひご体感ください!!
(2006年7月)
【6月14日(日)開催!】
桃太郎神社、関ヶ原ウォーランド、マウンテン・・・、どえりゃ~スポット大特集!
「B級スポットナイト ~あなたの知らない名古屋のB級スポット一挙公開!~」
2009年6月14日(日)
開場17時30分 開演18時30分 終了21時(予定)
会場 東京カルチャーカルチャー(お台場ZEPP東京二階)
【出演】 大竹敏之(「東海珍名所九十九ヶ所巡り」著者/浅野祥雲研究家) 田中ひろみ(イラストレーター) まんじまる(「ワンダーJAPAN」どっちの大仏ショー連載)
【司会】 テリー植田(東京カルチャーカルチャープロデューサー)
前売り 2000円 当日券 2500円(ともに飲食代別 ファーストオーダー必要400円~)
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チケットはイープラスにて好評発売中!
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