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  • まんじまる
    ライター。得意分野は珍スポット(B級スポット)、神社仏閣、動物園・水族館など。各種イベントのプロデュースも担当。各地のカルチャースクールにて「仏像講座」「珍スポット講座(B級スポット講座)」を開講。

    ●TBS「となりのマエストロ」(10月25日)に「神社仏閣マエストロ」として出演いたしました。
    ●日本経済新聞(8月8日)に水族館専門家として登場いたしました。
    ●読売新聞(11月27日)に大仏専門家として登場いたしました。


    =現在の主な仕事=
    ●トークイベントプロデュース
    ・「水族館ナイト」「仏像マニアックス」「B級スポットナイト」などをプロデュース(今までのプロデュースイベントはこちら
    ●ライター
    ・「ワンダーJAPAN」(三才ブックス)にて「どっちの大仏ショー」連載中
    ・東京カルチャーカルチャーライブレポート担当(今までのライブレポートはこちら
    ●カルチャースクール
    ・来春よりJTBカルチャー倶楽部(埼玉県越谷市)にて「珍スポット(B級スポット)講座」、四街道カルチャーセンターにて「仏像講座」を開講


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  • まんじまる流 Z&A =動物園・水族館ガイド=

    全国各地の動物園(ZOO)&水族館(AQUARIUM)をレポート。今まで訪問した動物園・水族館は200スポット以上!!
    メジャースポットから、うちのブログらしくちょっとマニアックなスポットまで紹介しています。
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【6月14日(日)開催!B級スポットナイト】浅野祥雲スポット特集その1 関ヶ原ウォーランド(岐阜県関ヶ原町)

さて6月14日(日)開催の「B級スポットナイト」で大特集のコンクリート像の巨匠「浅野祥雲」
今までも祥雲さんの作品スポットを五色園熱海城(あのコンクリート仏像群の作者は絶対只者ではないと思ってましたが、やはり祥雲さん作のようです!)などいくつか紹介してきましたが、今回はその一つである「関ヶ原ウォーランド」を紹介!
関ヶ原ウォーランドは名前の通り「関ヶ原の戦い」を題材にしたテーマパークで、「戦い」を「ウォー」と訳し、しかも語尾に「ランド」をつけたネーミングセンスは何度見ても最高。もう海外にも通用するよね?

 

さて園内へと入る。なんか関ヶ原ウォーランドのテーマソングなのか「ああ決戦の関ヶ原」というド演歌が大音量でガンガン流れているが、それはとりあえずおいといて、園内を深く分け入っていくと、こんな光景が・・・!

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うおおお~~っ!まさに漢たちの戦場!!

あちこちで漢と漢、刀と刀がぶつかりあう壮絶な戦場のシーンが、等身大の人形で見事に再現!(なんと200体以上あるとか)こ、これは迫力満点じゃ~~っ!!
本物のフィールドに広がる大ジオラマは予想をはるかに上回るスゴさで、まさに慶長5年9月15日にタイムスリップしたかのよう。すんばらし~~いっ!

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私が訪れたのは梅雨が明けたばかりの初夏で、フィールドには夏草が生い茂り、まるでジャングルでのゲリラ戦のごとし。草の隙間から突然部隊が現れたりしてドキドキする。

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騎馬隊の造形はとてもカッコイイ!馬のいななく声が聞こえてきそうな臨場感あふれる戦いがあちこちで繰り広げられている。とくに大谷吉継軍の武将平塚為広が乗る馬の疾走感を感じさせる砂煙を巻き起こした台座表現は見事。

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リアルなのにどこか漫画チックな表情の武将たち。カラフルな色彩も加わってヘタウマのように評されがちですが、私的には戦いが題材ということであまりおどろおどろしくならないように、今回はあえてこのくらいのタッチでおさえたのではないかな~と思う。(祥雲さんはかなり本格的な肖像作品も数多く作られています)

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だってこんなのもっとリアルに作られたらイヤでしょ?

 

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続いて関ヶ原ウォーランドの武将列伝
西軍の石田三成とその軍師島左近。石田三成はともかく、島左近は「影武者徳川家康」のファンが見たら泣きたくなるようなポーズ・・・。

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松尾山で戦局を窺う小早川秀秋軍とその裏切りによって敗れた大谷吉継軍。関ヶ原の戦いの劇的シーンがあちこちで再現されている。

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東軍の総大将徳川家康の本陣。こちらは西軍の石田三成の本陣と比べ、武将たちがズラリと並びかなり壮観。只今湯浅五助の首を検分中。ああ湯浅さん、こんなシーンで登場とは・・・。

しかしこの湯浅五助という人物であるが、実は上記で紹介した大谷吉継の家臣の一人で、主君の自決後その首を敵に渡すまじと密かに主君の首を埋葬しているところを東軍の武将藤堂仁右衛門に見つかり、自身の首と引き換えに主君の首の埋葬地は秘密にしてほしいと頼み、あえて自身は仁右衛門に討たれ、その忠義の心に家康も首実検の際に感動したという。(無論仁右衛門も約束を守り、決して首の埋葬地は語りませんでした)
つまりこの首だけでの出演こそが湯浅五助の忠義の心を伝えるのに一番効果的であり、決して晒し者にされているのではないのである。いや、ズラリと並んだ家康らの人形は湯浅五助のエピソードを伝えるために置かれているようなもので、このシーンの主役は実は湯浅五助なんです!

前述の大谷吉継の自決シーンや疾走する馬に乗る平塚為広などはウォーランドの人形の中でもかなり気合が入っており、祥雲さんの大谷軍への力入れ具合をかなり感じる。この関ヶ原ウォーランドのすぐ近くには大谷吉継と湯浅五助の墓があり、やはり何か感じるものがあったのだろうか。

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笹の可児才蔵。ヒクソングレイシーも顔負けの見事なマウントポジション。シバリョウの「おれは権現」の主人公でもあり、武将の中でもマイナーな方だと思うが、ウォーランドで大活躍をしているのはやはり当時流行してたその小説の影響によるものだろう。(おれは権現発表・・・昭和37年 関ヶ原ウォーランドオープン・・・昭和39年

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こちらは吉川英治「宮本武蔵」の武蔵&又八コンビ。(最近は「バガボンドの」といった方がわかる人もいるか)小説のあのオープニングシーンを再現。祥雲さん、歴史小説も好きだったのかな~。

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「天下の御意見番」の若き日の姿も。西軍がきちんと分別されていないゴミを捨てに来ないか見張り中。(違)

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そしてなぜかこの御方まで登場・・・。「ノーモア関ヶ原」!

なんで急に信玄公が・・・。
はっ!もしかして「川中島ウォーランド」も作る予定だった!?

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決してCGじゃ真似できない究極のバーチャル戦場ワールド!
皆さんもぜひご体感ください!!

(2006年7月)


【6月14日(日)開催!】
桃太郎神社、関ヶ原ウォーランド、マウンテン・・・、どえりゃ~スポット大特集!

「B級スポットナイト ~あなたの知らない名古屋のB級スポット一挙公開!~」

2009年6月14日(日)

開場17時30分 開演18時30分 終了21時(予定)

会場 東京カルチャーカルチャー(お台場ZEPP東京二階)

【出演】 大竹敏之(「東海珍名所九十九ヶ所巡り」著者/浅野祥雲研究家) 田中ひろみ(イラストレーター) まんじまる(「ワンダーJAPAN」どっちの大仏ショー連載)
【司会】 テリー植田(東京カルチャーカルチャープロデューサー)

前売り 2000円 当日券 2500円(ともに飲食代別 ファーストオーダー必要400円~)

・イベント詳細はこちら

チケットはイープラスにて好評発売中!
チケットのお求めは
こちら

博物館の水門物件「埼玉県立川の博物館編」

埼玉県立川の博物館は「埼玉の母なる川 荒川」をテーマにした博物館。荒川の源流から下流まで、その自然環境や人々との関わりなどを大型スクリーンや実演装置などでビジュアル的にわかりやすく紹介している。
さらに荒川をバーチャル旅行できるアトラクション「アドベンチャーシアター」、荒川の生き物たちを展示したミニ水族館「渓流観察窓」、水を使った遊具がいっぱいの「荒川わくわくランド」などもあり、荒川のテーマパークといった感じ。→「まんじまる流Z&A」での紹介記事

 

さて今回はその川の博物館の展示物の中から「博物館の水門物件」第二弾として「荒川大模型173」を大特集。荒川の源流から河口までを再現した河川模型である。
名前の最後についている「173」という数字は何かといえば荒川の全長173キロメートルのことで、この模型ではそれを1000分の1サイズで再現。つまり1000分の1サイズでも全長173メートルのジャンボ模型!

屋上から見たらこんな感じ。

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で、でかっ!!

写真入りきらないっす・・・。ほとんど庭はこの模型のためにあるような。
ちなみに隣を流れているのは本物の荒川。

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荒川上流。地形図を等高線に沿ってそのまま立体に起こし、秩父の山並みを忠実に再現。荒川の源流は甲州、武州、信州にまたがる甲武信岳より湧き出づる。

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荒川中流。関東平野を縦断するようにゆうゆうと流れる。

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荒川河口。埼玉から東京へと入り、やがて東京湾へ注ぐ。河口には葛西臨海公園がある。葛西橋、荒川河口橋など荒川にかかる橋も忠実に再現されている。

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ダムや水門も再現されている。こちらは玉淀ダム。ダムといっても6つのゲートが並んだどちらかというと水門に近いルックスのダムで、その独特なルックスも見事に再現。しかもボタンを押すとなんと可動し、ゲートが上下に動いて放水開始!よくできてる~。ゲートが6つ連動式になってしまってるのはまあおいとこう・・・。

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さらに下流へといくと荒川第一調節池。んっ?荒川第一調節池ってどこだろうと思ったら彩湖のことか~??
いやいや、よくよく読むと彩湖はその中にあるほんの一部の貯水池であって、羽根倉橋から笹目橋までの約8キロにわたる彩湖周辺の公園を全て含んだ広大なエリアが全て荒川第一調節池とのこと!(上写真の説明板の図のグレーで表示されているエリア。エリア内の細長い湖が彩湖)なんとあの荒川のタイムボカン基地にそんな秘密があったとは~~~っ!!!

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しかもさらによくよく見てみれば、荒川第一調節池の周囲にある4つの水門はなんと佐藤淳一さん「ワンダーJAPAN5」で紹介していた昭和水門、さくらそう水門、荒川第一調節池排水門、朝霞水門の「荒川カルテット」じゃないですか~~!(うち最初の3つが荒川第一調節池付属の水門)

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もちろんこの荒川第一調節池の模型も可動。中央のボタンには「大洪水」の文字が。ちょっとドキドキしながら押してみると・・・、

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ドドドッと荒川が増水!このままでは氾濫してしまう~~!!

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そこで活躍するのがこちらの荒川第一調節池。大洪水が発生すると、前述の昭和水門、さくらそう水門、荒川第一調節池排水門の3つの水門が閉じられ、そこには巨大な池が完成!その面積は5.8平方キロメートル、容量は3900万立方メートル。
そして増水した荒川の水はぐんぐんと池へと引き入れられていき、川の水位を下げて市街地への浸水被害を防ぐのである。実際に発生した平成11年の大洪水時には、この仕組みによって荒川下流域の浸水被害をくいとめる事ができたのこと。

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洪水も無事におさまると、排水門を開いて調節池に溜まった水を排水。こうして今回も大洪水の魔の手から人々の平和が守られた。
まさに陰のスーパーヒーロー!素晴らし~~い!!

 

これはぜひよいこのみんなにもその活躍を知ってもらいたいところ。
おっ、少年がボタンを押して、見てくれているじゃないか。うんうん、荒川のスーパーヒーローの素晴らしい活躍ぶりを思う存分見てくれたまえ。・・・って、ボタン押しただけでそのまま行っちゃったりして・・・・・。

お、おいっ!みんなちゃんと見ろってば~~~~!!!(泣)

(2008年8月)

博物館の水門物件「東武ワールドスクウェア編」

東武ワールドスクウェア~、ここは華麗な・・・
「玉手箱や~~~~!!」

ということで、今回ご紹介するのは鬼怒川温泉にある東武ワールドスクウェア。世界の建造物102点を25分の1スケールで再現した野外博物館である。

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日本、アメリカ、エジプト、ヨーロッパ、アジアの45の世界遺産登録物件を含むミニチュア模型は細部まで見事に再現された実に精巧な出来。
模型をアップで撮ってニセ世界旅行写真を撮りまくるもよし、はたまた鬼怒川の山並みをバックに世界各地の有名建造物が一堂に並び立つ不思議な光景を味わうもよし。

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大仏マニア必見「雲崗石窟大仏」&ワンダーWORLD的物件「高雄龍虎塔」。高雄龍虎塔は龍の口から入って虎の口から出るとご利益があるとのこと。

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模型に配されたミニチュア人形もよく出来ていて一体一体ドラマを感じさせる。「も~、寺ばっか見飽きたよ!」とかったるそうな修学旅行生も見事再現。(まあ私は修学旅行、こっそりと法隆寺、興福寺、東大寺、浄瑠璃寺、平等院、東寺、三十三間堂など趣味丸出しの仏像三昧コースにセッティングして至福のひと時でしたが・・・)

国会議事堂には取材陣に囲まれた首相の姿が!・・・安部首相(訪問当時首相でした)&アッキーですね。なかなか雰囲気出てます。現在は福田首相を経て、麻生首相の人形置いてあるんですかね?

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さて今回とくに紹介したいのはこちらの物件「運河水門」。東武ワールドスクウェアでは世界遺産や有名建造物だけでなく、こうした建造物まできちんと再現されているのが素晴らしい。
実は先日の「ワンダーJAPAN公開編集会議」でお会いした水門写真家の佐藤淳一さんといろいろ水門についての話で盛り上がり、そういえば日本の博物館の展示にもいくつか水門物件があることを思い出したので、今回は「佐藤淳一さんとご対面記念 博物館の水門物件スペシャル」第一弾としてこちらの東武ワールドスクウェアの運河水門を特集します!

鮮やかに真っ赤に塗られたゲートには「1」「2」と番号が書かれており、何だか子供時代に夢中になって見た特撮番組の秘密基地のよう。男の子だったら誰しもワクワクしてしまうルックス。「AMERICAN GATE」っていうネーミングも味があっていいですね。

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さらに面白いのはこの水門、単に飾りなのではなく実際に可動までする。可動させるにはプレイカードというプリペイドカードを別途購入しなくてはいけないのだが、この運河水門を見るだけでもそれだけの価値はある。(園内のあちこちに可動する仕掛けがあり、そのラインナップを見ると「タワーブリッジ」「バッキンガム宮殿」「凱旋門」「マヘレの跳ね橋」「守礼の門」などネームバリューのある物件目白押しで、「運河水門」はスルーされがちなのだが、絶対これ見るべきです!)
ちなみにこのプレイカード、これを起動する機械に入れた途端、さっきまでいなかった他の客達がいつの間にやら周りに集まってくるという魔法のカードでもある・・・。

さてこちらの運河水門、上の写真を見ていただくとわかるが、水門を挟んで内海と外海に分かれており、さらに二つの海の間には水面の高低差がつけられている。カードを入れると海の両側より船が動き出して水門までやってくる。

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それぞれの海からの船が水門内に入ったところ。ご覧のように水面の高さが違うのでこのようになる。
現在は先へのゲートは閉められた状態で、続いてそれぞれ入って来た側のゲートも閉められてゆく。そして船の前後のゲートが閉まると・・・、

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おぉっ!水面の高さが変化した!今まで水面が低かった方はぐんぐんと水位が上がり、水面が高かった方はどんどん下がっていく~~。
それぞれの仕切られた室内で、水を抜いたり、水を流し込んだりして水面を上下させているのである。

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ジャ――ン!見事最初と逆の水面の高さに!

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そして先へのゲートが開き、船が進んでゆく。なるほど~、運河の仕組みはこうなってるのかと感動。なんとなく原理は知ってはいたが、実際にこうして模型で再現して見せてもらうと実にわかりやすい。これは実際の「パナマ運河」などでも使われている方法。(「閘門」という)

ちなみに前回でも紹介したが、佐藤さんの話によると現在は新たな方法として「運河エレベータ」というものがあり、こちらは船を巨大な水の入った水槽の中に入れ、そのまま上下させて運ぶという驚異の建造物!(なんと船の入った水槽の重さ8000トン!)うわ~、見てみたい!

というわけで、次はぜひこれを作ってください!東武さん!!

(2007年1月)

醤遊王国(埼玉県日高市)

日高市にある「醤遊王国」は醤油について楽しく美味しく学べる醤油のテーマパーク。
大正12年創業の老舗 「弓削多醤油」がその伝統の醤油作りの工程を紹介。醤油搾り体験や醤油を使ったユニークな軽食も楽しめる。

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イメージキャラクターの醤遊王国の王様「ソイキング」醤油の原材料の大豆をイメージしたキャラとのこと。その他にも渋いデザインのオリジナルTシャツもあり。

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工場見学は1時間ごとに出発。スタッフの方が醤油作りの工程をわかりやすく説明してくれる。

水槽(みずぶね)。醤油搾りに使われる道具で、明治時代のもの。

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工場の敷地内には湧き水も。とても澄んでいて爽やか。
仕込には天然の地下水をくみ上げて使用しているそうだ。もう美味しい醤油ができないわけはないよね~。

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なんか茶色い板みたいなのがぎっしり・・・。これは何~??

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これは醤油を搾った後の「もろみ粕」。「ちょっとかじってみます?」と薦められたので、ちょっとかじってみたら、しょっぱ~~~。
かなりしょっぱいですね~って言ったら「まあフツーはそんな風に食べませんからね」ってオイ~~ッ!(もろみ漬けとかが一般的)ちなみにかなり厳選された原料を使っているので、うちのもろみ粕は他のとこより美味しいと思いますよとのこと。(厳選された原料については後述)

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そして醤油作りのハイライト、醸造蔵~~!巨大な桶がズラリと並ぶ光景は圧巻!
ガラス越しの対面になるが、小さな穴からその香りをかぐことができて、熟成されたいい香りがプ~ンと。う~ん、醸してる醸してる~~っ。

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仕込桶の実物も展示。中に入ることもできる。デカ~~~ッ。材質は杉で、400年はもつらしい。

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こちらが醤遊王国で使われている厳選された原料。大豆と小麦は国産有機栽培、塩はメキシコ産天日塩を使用。醤油に使われる大豆は一般的には油を搾ったあとの「脱脂大豆」が使われるのだが、こちらではそのままの「丸大豆」を使い、国産のものひとすじでやっているとのこと。(ちなみに「丸大豆」とはそういう種類の大豆があるわけでなく、油を搾る前の大豆、つまり「丸ごとの大豆」の意味)

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そしてこちらが蒸した大豆と炒った小麦に麹菌を混ぜた「麹」
かもすぞー。

これに塩水を加えたものが「もろみ」で、それをどんどん発酵させていき、搾ったものが醤油となる。

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こちらは醤油搾り体験コーナー。ぎゅ~っと搾ると、搾りたての醤油が出てくる。

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搾りたての醤油を試飲。とくにこの搾りたて醤油は酵母が生きた「生しょうゆ」(無ろ過の醤油)。う~ん、うまいっ!

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二階には軽食コーナーがあり、醤油を使った各種軽食が楽しめる。
オススメはこちら!たまごかけごはんセット~~!(ごはん、卵、味噌汁、漬物のセット)そしてなんといっても醤遊王国ならではのユニークな食べ方はズラリと並んだ醤油ナイン!製法やテイストによって様々な種類があり、本日のしぼりたて生しょうゆをはじめ、高麗郷丸大豆醤油、高麗王むらさき、柚子醤油、梅醤油、たまかけしょうゆなどなど、どれもみーんな醤遊王国オリジナルのこだわりの醤油たち!うひゃ~、どれにしようかなあ~~!?

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でもやっぱりこれでしょう~!ジャ――ン!本日のしぼりたて生しょうゆ!

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醤遊王国流のオススメの食べ方は、まずは醤油をそのままごはんにかけてしょうゆかけごはん。う~んいい香り~。ごはんにかけると一段とその味の違いがはっきりと。この生しょうゆだけでも何杯もいけちゃいそう。

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卵にも生しょうゆを。う~ん、うまそ~。あとはよーくまぜまぜして、ごはんの上にダイビング!おいしくいただきました。しょうゆ&たまごかけごはん、最高~~っ!

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たまごかけごはんの食べ方あれこれの紹介もあり。一口にたまごかけごはんといっても、直接卵をごはんに乗せてから混ぜる「直入れ派」やら、先に卵とごはんを混ぜてから醤油をかける「醤油あとがけ派」やらいろんな食べ方あって面白い。私はこの「別立て+穴掘り派」かな~。

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食後のデザートはこちらの醤油ソフト。醤油味っていったいどんなんじゃ~と思ったら、キャラメルのような濃厚な味わい。うま~~。

(2008年6月)

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がま園(茨城県つくば市)

筑波山といえば「ガマの油売り」。その伝統の大道芸を堪能できるのが筑波の「がま園」である。近年リニューアルして、ガマの油売り口上の常設館として生まれ変わった。

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以前来た時は巨大ガマの像やガマと記念撮影できるガマベンチなどが並ぶガマテーマパーク的な所であったが、現在は撤去されていた。(あれもいい味あったんで好きだったんですけどね)
クワッと目をむく「ガマの油売り」像やガマ神社は健在。以前のがま園の名残はこのくらいかな。

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こちらは「がま大権現」光誉上人像。大坂冬の陣、夏の陣で徳川方の負傷兵にガマの油を塗って手当てしたという。ガマの油のことを「陣中膏」「軍中膏」とも呼ぶが、その由来はここから。

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さて新しくなったがま園へと入場。売店「おたちあい」の奥に舞台が設けられ、「ガマ口上保存会」のみなさんによる実演と指導が行われている。

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「さあさあ~お立会い!」いよいよ口上の実演。ガマの油売り口上は江戸時代に初代永井兵助によって始められ、以来伝統芸能として受け継がれてきた。ガマの油の効能を名調子で説明し、同時に刀による派手なパフォーマンスで人々をひきつける、まさに実演販売の元祖である。

ガマの油売り口上は今まで数回見たことがあるが、今回実演してくれた方は口上の合い間にいろいろと笑いをまじえた解説をしてくれて、ひじょうにタメになった。

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一枚が二枚~、二枚が四枚・・・、ソレッ花吹雪~。
イヨッ!お見事!

熱演に大人も子どもも拍手喝采。
ガマの油売り口上、今でもエンタテイメントとして全然通じるよね!面白い~。

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新しく生まれ変わったがま園。伝統芸の素晴らしさを現代に伝える発信地として、これからもがんばってください!

入場記念にもらった印籠。うれしーっ!(←水戸黄門ファン)

(2007年2月)

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秩父珍石館(埼玉県秩父市)

「無能の人」の竹中直人、「おじゃる丸」のカズマ、「ヤッターマン」のドクロベーと、作品世界には熱狂的な「石マニア」が存在するが(最後のはちょっと違うか)、それをリアル世界で本当にやっているのが「秩父珍石館」である。こちらの館長さんが秩父の河原に出かけ、石を拾いに拾ってなんと五十年!そのユニークなコレクションを一堂に展示している。

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別名「人面石館」の名の通り、コレクションの大半をしめるのは人面石。そのコレクションはというと・・・、

バ――――――ン!

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ズラリと並んだ人面石の群れ!ど、どひゃ~~~!

なんだか人面石なんていうと、おどろおどろしく感じてしまうが、こちらの人面石はなんだか見てると笑えるようなものが多い。有名人に見立てた人面石などは「プッ、たしかに似てる~」とウケまくり。いくつかコワイ系のものもあるが、大半はニコニコ系のものが多く、やはり館長さんもそういう石が好みだそうだ。

人面石を乗せる台も館長さんの手作り。
左は後ろの穴から水を注ぐとダーッと泣く石。

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数ある人面石の中でも目玉は「神童」と呼ばれる人面石。こちらはレプリカも製作され、「中井正広のブラックバラエティ」で「人面石くん」として活躍したこともあるらしいが、実はその番組あんま見たことないんですよねえ~、うーむ残念。でも石原良純が「練り物大使」ってことは知ってたりして・・・。(おい)

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さてこの「神童」であるが、ご覧の通りダルマのようなルックスで、白っぽい石の中央に黒っぽい石が含まれ、その中に丁度目と口に見えるような白い石が三つ並んでいる。まさに奇跡としかいいようがない究極の人面石である。
これが寺とかにあれば「これぞまさしく怨念が浮き出たものだ~、祟りじゃ~」という事になってしまうのだろうが、館長さんは石をただ収集してるだけではなく、石の生成方法もかなり詳しく研究しており、この人面石の造形も科学的に解明できるとのことで説明してもらったが、な~るほどという説明だった。いろいろ詳しく丁寧に説明してもらったが長くなるのでかいつまんで言うと、目と口の正体は貝の化石で、泥岩、砂岩が堆積していった結果出来たものだそうだ。そしてなんといっても一番納得したのがこの答え、「霊なんか浮き出るわけないでしょ。だって石ができたのは人間が誕生するずっと何億年も前だよ」う~ん、納得。
ちなみにこの「神童」という名前も館長さんによるネーミングではないとのことで、展覧会に貸出したらそういう名前で展示されてしまい、それからみんながそう呼ぶようになってしまったとか。館長さん本人は「トボケた顔してるから、『トボケ石』って呼んでたんだよ」だって。こんなスゴイ石をトボケ石って・・・、でも館長さんらしいナイスネーミングかも。

そしてやはりここ秩父珍石館の一番素晴らしいところは館長さんのセンスだろう。一見すると、石に開いている穴を三ヶ所、それぞれ両目と口に例えれば誰でも簡単に人面石を作れそうである。しかし石にいくつも開いている穴からどの穴をチョイスするか、またあるいはどの角度、どの向きから見るかによって、石は全く表情を変えるのである。一つの人面石を借りて、あらゆる角度からあらゆる三点を見ていくと、この角度からは笑っているような顔だったり、また別の角度からは怒ってるような顔だったりと、様々に表情を変える。前述した有名人にそっくりさんの人面石も別の角度からは全く似てないのである。まさに館長さんが見つけ出した「お宝の表情」。例えば俗に「キノコ石」と言われていた石も館長さんの目にかかれば、キノコの笠が三度笠へと早変わり、あっという間に「木枯らし紋次郎」に大変身!しかもその後、長楊枝を挿すのに丁度いい穴まで見つかったりするから、まさに驚きである。

館長さんが石を手にしてじっくりと観察し、見つけ出したその石の一番魅力的な顔。だからこそこの秩父珍石館の人面石はみな魅力的な表情をしているのだろう。
「ほら、この笑ってる石。この角度からだとなんだか悲しそうでしょ。やっぱり笑ってる顔が好きだから、この顔が一番だよね」

そう言って楽しそうに笑う館長さんの笑顔も一番である。

(2006年12月)

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富山県立山博物館・まんだら遊苑(富山県立山町)

立山は古来より人々に崇められてきた霊山である。その立山信仰の世界をあらわしたものが「立山曼荼羅」であり、そこには立山開山にまつわる伝説や立山に点在する名所がちりばめられている。立山山頂に至る道程には材木坂、称名滝、美女杉、姥石などが点在し、山中には荒涼とした地獄谷が広がり、阿鼻叫喚の八大地獄が展開されている。そして様々な苦難を乗り越え山頂まで至れば、そこには極楽浄土が待っているのである。

さてその立山曼荼羅の世界を総合的に体感できるのが、富山県立山博物館。
展示館、遙望館、まんだら遊苑の3つの施設があり、展示館で立山信仰の歴史をよーく学んだあとに、周囲に点在する雄山神社、閻魔堂、布橋、教算坊などの史跡を巡り、遙望館にて今度は立山曼荼羅の世界を大スクリーンの映像で見て、そして最後は立山曼荼羅の世界を立体的に再現した「まんだら遊苑」で体感してもらおうというコンセプトになっている。意外にすごかったのが遙望館。名前から、立山の四季の美しい風景でも紹介するんだろうと思いっきり油断してたら、かなりホラータッチなストーリーでビビった・・・。一人で見てて怖いっつーの!

まんだら遊苑への看板。餓鬼のシルエットがおどろおどろしくていい感じ。
この先には血の池ありーの、針の山ありーの、炎燃えまくりーの、血飛びまくりーの、もう阿鼻叫喚のゾックゾクの地獄風景が広がってるんでしょうなあ~。立山曼荼羅の地獄世界へいざ行かーん!

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・・・・で、これが針の山。

えぇぇ~~~~~っ!!

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実はこのまんだら遊苑、現代アーティストによるデザインの新感覚の地獄極楽めぐり。従来の地獄極楽めぐりでの定番である鬼とか亡者とかの姿はなく、地獄をイメージしたオブジェやサウンドで表現している。だから園内を歩けば「ウ、ウウ~・・・」と呻き声のみがあちこちから聞こえてくる。うーむ、これは別次元でちょっと嫌かも・・・。

園内をさらに進んでいくと、自分の声が不気味な低音で反響する「地唸鬼」、なんだかアロマな地獄の匂いを嗅げる「水窟鬼」などの新感覚の地獄が続くが、そんな地獄の中でもこれはストレートに怖いぞ!「精霊橋」!
断崖絶壁ににゅ~っと突き出た橋の先端に鐘があり、それを叩いてくるというアトラクション。

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ご覧の通り、下はスケスケだわ、グラグラ揺れるわで、マジで怖いって~~っ!

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地獄を抜けると、続いて立山登山。登山道をイメージした順路には立山曼荼羅にも描かれる材木坂、称名滝などの名所を表現した現代アートなオブジェが配される。こちらは水を使ったものが多く、爽やかなイメージ。

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そして終点にはこれまた現代アートな立山がそびえている。
以前このブログでバーチャル富士登山のために作られた富士塚というものを紹介したが、現代版「立山塚」といった感じで面白い。

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ミニ立山の下は天界。天界も同様に阿弥陀如来も天女もいないが、現代アーティスト達の競演によるオブジェや天界奏楽洞というユニークな形の楽器が並ぶ空間、天井から天遊桟敷という大きなネットがぶらさがっていたりして、天界をイメージしている。そして奥には天卵宮、大きな卵型のドームで寝そべれば、心地よい香りと音楽で夢の世界へ。そして天界でひとしきり癒されたらトンネルをくぐって再び現世へと戻る。まあいくつか難解な作品もあったが、現代版地獄めぐりとしてなかなか楽しめた。

でも一緒に見ていた親子連れとかどうやら普通の遊園地と思って入ってしまったようで、固まってましたけどね・・・。ちびっ子とか次々展開されるシュールな世界にどう対処していいかわからず、もうグズって泣き出す寸前・・・。しょうがないので見せつけるようにわざとオーバーアクション気味にノリノリで楽器叩いたり、ネットの上をワーイワーイと渡っていたら、やっとご機嫌が直ったようで同じように楽しそうに遊んでいて、なんだかホッ。つーか、何やってんだ・・・、オレ。

(2006年8月)

立山カルデラ砂防博物館(富山県立山町)

立山は昔より幾度も土砂災害を起してきた。それを防ぐために明治時代に砂防工事が始まり、昭和14年には日本一の規模の白岩砂防ダムが完成。富山平野を守り続けている。その砂防の働きをわかりやすく紹介しているのが「立山カルデラ砂防博物館」のSABO展示室である。

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展示室では砂防の仕組みや歴史を紹介。砂防の父赤木正雄ら砂防に尽力をつくしてきた多くの人々の熱い心を感じる。整備用のトロッコのシミュレーターやスイッチバックの模型とかもなかなか面白いかも。
子供向けには「防災シミュレーションゲーム」などもあり、ゲームやクイズを楽しみながら防災について勉強できる。中にはおばあちゃんキャラを操縦して、切れた電線や崩れかけのブロックなどトラップだらけの町を進むというなかなかすごい設定のゲームとかあったりして・・・。

屋外ではこんな展示も。土石流の模型実験。

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このように砂防がある場合とない場合でどのように違うか、模型で実験している。

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結果はこの通り、砂防があるほうはくい止められたが、ない方は土砂でめちゃくちゃに・・・。単純な実験模型だけど、砂防の役割を知ってもらうには一番わかりやすいかも。

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隣で土石流についてのビデオ上映もしているということでこちらも見てみることに。見る前に手渡されたものはなんと「3Dメガネ」。
えぇっ?「土石流体感3Dシアター」だって~~!?

中に入って見てみれば、土石流が3D映像でドドッと眼前に迫り、それとあわせて座席も上下に激しく揺れまくり!ちょ、ちょ、ちょっと待って・・・、うぎゃああああ~~!

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・・・というわけで、日頃なかなか気づかない砂防の働きについて知るいい機会になりました。みなさんも立山登山の前にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょう。

山国日本の強い味方「SABO」。
今日も人々の平和な暮らしを見守っている。

(2006年8月)

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クマの森ミュージアム(千葉県長柄町)

長柄町の県道を走っていたら 、看板を持ったクマさんに出会った。
「クマの森ミュージアム」だって!なんだか楽しそ~。

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看板にしたがって山道へと入っていくと、道々でいろんなクマさんたちが案内してくれる。ワクワク。

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大きな原っぱを通り抜けると、物見やぐらのようなものとログハウスが見えてきた。そしてその庭を見てみると・・・。

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わーっ!熊さんがいっぱい~!
ハチミツ食べてるクマ、トラックに乗ってるクマ、クマのお地蔵さん。みーんなとってもいい表情。千葉の山中にこんなクマパラダイスがあったとは~!
これは面白そう~。さっそく店番の子熊君に挨拶してクマの国へとレッツゴ~~。

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クマの形をしたゲートをくぐると、そこはまさしく「クマの森」。
120体のクマたちが楽しそうに暮らしている。

クマバンドがお出迎え。もうノリノリ~。

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こちらではクマ建設によるログハウス作り。

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現場監督、なんだかヌボ~としてるけどちゃんと建つのか!がんばって!

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こちらは野点が開催中。クマ千家か~。
琴の爪はやっぱり自前かな?

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う~ん、けっこうなお手前で。まったり~。

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お茶もいいけど、オレたちゃやっぱお酒~!
イェ~~~ッ!クマと一升瓶、似合いすぎ・・・。

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こちらは熊野神社ならぬ「熊の神社」。

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そしてもちろん神社を守るのも狛犬じゃなくって、子熊ちゃん!
熊の神社は日本でここだけ~!

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門前の名物といったら団子屋さん。
へい、らっしゃい!名物の熊八だんごだよ!

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電車ごっこや野球、釣り、木登りと、生き生きと遊ぶクマたち。ほんと楽しそう~。

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全体的にとってもいい表情のクマさんたちであるが、私のとくにお気に入りはクマの親子たち。これがすごく愛情にあふれていて、とっても心なごむ。ほーんと仲良し親子!

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さてこれらのクマたちはみなチェンソーアートによるもの。その名の通り、チェンソーを使って彫り上げたものだ。チェンソーアートというものは聞いてはいたが、実際に目にするのは初めて。チェンソーというイメージからもっと荒々しいものを想像していたが、こーんなかわいいクマさんたちも作れちゃうんですね。

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作者の方は「熊爺」の愛称で親しまれているチェンソーアーティストの方で、日頃もここで作品を作ったり、チェンソーアート教室を開いているそうだ。
園内の一角にテディベアコレクションの展示コーナーがあったが、こちらは自画像かな?

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初めて来たのになぜかなつかしいクマの森。楽しそうに遊ぶクマたちを見てると、何か忘れかけていたものを思い出させてくれる。

せわしない人間社会にふと疲れたら、クマのパラダイスにいらっしゃ~~い。

(2006年12月)

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大多喜町薬草園(千葉県大多喜町)

「お奉行様!おとっつぁんの病気には高麗人参がいるんです!」
「あとはマンドラゴラを入れて完成じゃ。イッヒッヒッヒ~」
と、古今東西、人々と関わってきた薬草。(どんな例えだ)

そんな薬草について知るならここ。「大多喜町薬草園」。園内には約350種の薬草が薬用、染料香料などジャンル別に栽培され、効能や使い方をわかりやすく解説している。ユズなどの身近なものから、時代劇でもおなじみの民間薬草のゲンノショウコ、漢方薬草のシャクヤク、トウキなど、様々な種類の薬草が栽培されている。へー、身近に生えてるあれもこれも薬になるんだーと感心しまくり。

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おっと!なんともデンジャラスな響きの「有毒植物区」。
そう、やはり植物の中には危険なものも。間違って食べてしまうと腹痛や下痢、最悪の場合死亡なんてことに・・・、ガクガク。有毒植物の中には姿形が山菜にクリソツなものなんてのもあるからさらに最悪だ。スイセンのようにけっこう意外なものが有毒植物だったりするし、ヒレハリソウのように昔は食されていたものが実は有毒だったとか・・・。ここは特に要チェックですよ!

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資料館では薬草に関する展示やビデオコーナーがある。「大岡越前」で伊織先生が使ってるような薬研(よくごりごり回してるやつね)から、最近のコーヒーメーカーのような電気漢方煎じ器まであってそれもなかなか面白いのだが、やはり一番の目玉は「生薬500種類」展示!

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生薬とは植物や動物、鉱物などから作った薬のこと。そしてここでは薬草以外の生薬も多数紹介しているのだ。むしろそちらの方がすごいことになってたりして・・・。

こちらは植物性生薬。根や実、葉、樹皮などが使われる。
薬草としておなじみのものから初めて見るような薬草もあったりして充実の内容。

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鉱物性生薬。赤土だの硫黄だの使ってます。
一番右のは竜骨という古代生物の化石。そんなもんまで薬に~っ!

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さてだんだん生薬のコアな部分へと近づいてまいりました。
いよいよ期待ふくらむ動物性生薬です。

ジャ――――ン!

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明らかに形してます~~~っ!キョーレツ!!

えーと、セミの抜け殻ですね。
あのジャイアンも料理に愛用中・・・。(ドラえもん41巻「恐怖のディナーショー」参照)

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タツノオトシゴ・・・。

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オオムカデ・・・・・。

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ゴ、ゴ、ゴ、ゴキブリ~~~~ッ!

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これはどうすんだ!?
焼くのか?それとも空に飛ばすのか~~!?

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他にもヘビ、サソリ、サンショウウオ、カマキリ、ヒル、ミミズなど・・・。
たしかに、みんな生命力が強そうなラインナップであるが・・・。ショッカーの怪人作ってるんじゃないんだからあ~~~っ!!

その他にもシカやサイなどの角、アザラシとシカのアレ(玉つき)なども。やはりこちらも共通してるのは生命力。角は切られてもまた生えてくるパワー、アレはまあそのまんまの発想でしょう・・・。ああ素晴らしき生薬の世界。

とりあえず見ただけでも充分元気になりました。
いやほんと元気ですって!元気ですってば~~!

(2006年12月)

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