長岡百穴(栃木県宇都宮市)

宇都宮環状線を走行していると、突然車窓に飛び込んでくる無数の穴があいた謎の岩山。
これは「長岡百穴古墳」という古墳で、古墳時代後期に盛んに作られるようになった「群集墳」と呼ばれるタイプのもの。いわば古代人の共同墓地である。(以前に当ブログで紹介した吉見百穴と同タイプ)

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百穴と名前がついているが現在残っているのは52基で、以前はもっと沢山あったようだ。無数の穴のあいたこの不思議な岩山は、環状線からもよく見える立地条件でかなりインパクトある風景。
石室内部をのぞくと、吉見百穴同様「棺座」があって、シングルルーム的なつくりになっていた。

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さてこちらの長岡百穴、古くから人々に知られていたようで、上の写真のように当時そのままの雰囲気を残してる石室はごくわずかで、既に中世の頃には石室を転用して「ほこら」として使われていたようだ。現在も「百穴観音堂」というお堂が建てられており、石室の大部分には石仏が彫られている。
古墳の解説看板はたいていこれらの後世の造形物については重要視しておらず、やはりここでもこれらの石仏に関してはほぼスルーなのだが、こちらも巡礼空間としてなんだか興味をひかれたのでじっくり見てみることにした。

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馬頭観音と不動明王の石仏。
その他の石仏は聖観音、千手観音、如意輪観音などの観音系の石仏が大多数をしめており、やはり西国坂東秩父の百観音霊場の写し霊場として作られたものかもしれない。近くには同じく石仏で有名な坂東札所の大谷寺もあるし。

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岩をそのまま彫りぬいて作った味のある手水鉢。

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岩山には上段下段の石室を結ぶように石の階段が作られ、きちんと参拝順路のようになっている。石室内には、石板(寺の名前か?)がはめ込まれていたような跡や柱があったような跡があり、側面の壁に意図的に穴をあけたような箇所も見られる。胎内めぐりなどを意識した空間作りになっていたのかもしれない。

古より先人たちの眠る聖地としてこの地がふさわしいと思ったのか、それともな~んかよくわからんけど近所に丁度いい穴があったわ~ってことなのかはしらないが、後世に観音霊場めぐりが流行し、百観音の写し霊場を作ろうと思った時、身近にあったこの百穴が思いつくのは自然の流れだろう。私はやはり古来より神聖な場所として、この地があがめられていたから選ばれたのではないかと思う。

古代ロマンを感じるだけでなく、巡礼空間の一形態としても興味深いスポットである。

(2008年4月)

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七輿山古墳と五百羅漢(群馬県藤岡市)

数多くの古墳を有する古墳王国・群馬県。今までもいくつかの古墳を紹介してきたが(こちら参照)、今回紹介する「七輿山古墳」は全長146メートルの東日本では有数の大きさを誇る巨大古墳。造られたのは6世紀くらいといわれ、古墳時代としては後期にあたるが、全体的に規模縮小傾向が進む古墳時代後期において、これだけのスケールの古墳は素晴らしい。

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ひさびさに訪れたがやはりホレボレする見事な大きさ。古墳に隣接して「七輿の門」という資料館的な施設もできていた。入口にあるハニワのモザイク画がカワイイ。

ちなみに七輿山の名前は奈良時代にこの周辺を治めていた「羊太夫」という豪族が、朝廷によって謀反の疑いがあると無実の罪で討伐され、その羊太夫の七人の娘(あるいは七人の妻)が輿に乗ってこの地まで逃がれて自害し果て、ここに葬られたという伝説に由来している。
実際は古墳の造立時期と羊太夫の時代はずれておりあくまでも伝説なのであるが、この周辺地域には羊太夫伝説が数多く残り、地元の英雄であった羊太夫にこの大きな古墳の姿を重ねあわせたのだろう。

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さて七輿山古墳には古墳自体の他、もう一つ気になるものが存在する。それは五百羅漢
七輿山古墳の説明板では全くスルーされてしまっているのだが、墳上に五百羅漢の石像が並んでいるのである。この日は午前中に五百羅漢の寺定福院を訪問し、ふと以前ここで見た五百羅漢のことを思い出したので、ひさびさに訪ねてみたのである。

七輿山の五百羅漢はこんな姿である・・・。

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・・・・・。そう、みな頭をもがれた見るも無惨な姿である。無論風化によるものではなく、意識的に何者かが破壊したもの・・・。
ある者は説法中、ある者は座禅中、ある者は出かけようと草履の紐を結んだ瞬間で時が止まり、喜怒哀楽さまざまな表情で語りかけてくれていたはずの彼らは、今はその顔を失い、ずっと沈黙を続けている。
先ほど目にしたばかりの「定福院」の楽しそうな笑顔に満ち溢れた羅漢たちの姿を思い出すと、今目の前で座っているこの羅漢たちの姿にはとても胸をしめつけられる思いだ。

これは明治期の急激な改革の下、行なわれた「廃仏毀釈」の爪あと。
時の明治政府は神道を中心とした新しい国造りを促進するため、「神仏分離令」を発布し、全国各地でこのように寺院や仏像が破壊されたのである。この七輿山古墳の羅漢たちも一体一体全ての首が切断され、まとめて古墳の堀の中に投げ捨てられたという。石像そのものを全て破壊してしまうのではなく、あえて首を切断した体部を残すことによって、おそらく人々への見せしめにしたのであろう。新しい世を作るためという大義名分はあったのだろうが、とても悲しい出来事である。

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残された体を見ると羅漢たちはそれぞれ一体一体の個性を感じる見事なもので、当時の姿をぜひ見てみたかった。中には羅漢の名前が彫られた石碑もいくつかあり、以前はそれぞれの像の横にこうして名称を現した石碑があったのだろう。現在は羅漢たちはこうして一箇所に集めてあるが、もしかするとこの墳丘自体を羅漢たちが釈迦の説法を聞きに集まったという「霊鷲山」に見立てて、墳丘全体に配置されていたのかもしれない。(ちなみに寄居町の少林寺の裏山にも五百羅漢があり、そちらもこうした見立てが感じられる)

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「霊鷲山」に見立てていた根拠として、墳丘上には釈迦三尊の石仏もある。勿論こちらも首のない無惨な姿・・・。
頭を失った主人を乗せ、象もとってもせつなそうな表情・・・。

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中には頭部が発見され、元の姿に修復された羅漢もいる。
昔はみなこのように微笑んでいたのだ・・・。

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羅漢像の間を歩いていたら、一体の羅漢の頭を見つけた。
どうしても彼の体を見つけてあげたくて、一体一体見てまわったが、ついに該当する体は見つけることはできなかった。ごめん・・・。
体部も破壊されてしまっている像もあるので多分そのうちの一つだったのかもしれない。いつの日か無事に修復されることを願ってその場を後にした。

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実は七輿山古墳には20年ぶりくらいの訪問となる。小学生の頃から古墳好きだった私は、休日の度にひたすら自転車をこいで、埼玉、群馬、栃木など北関東の古墳を訪ねてまわっていた。(ほんと我ながらカワリモノだこと・・・)そしてある日、群馬の古墳界の大物スターであるこの七輿山古墳に来た時、墳上にズラリと並ぶこの「首なし羅漢像」に遭遇し、あまりの衝撃的光景に卒倒しそうになりながら、ほうほうの体で帰ったことがある。まさに少年時代は恐怖!もう恐怖の一言しかなかった。それ以来私にとってトラウマ的スポットであった。

しかしあれから月日が経ち、こうして各地の古寺や史跡を巡っているうちに考えも変わってきたのか、ひさびさに対面した羅漢たちの姿はひじょうに心をうち、感動的な再会であった。ああ、来てみて本当によかった。

そして羅漢たちの姿は遠い昔の羊太夫の伝説と重なって見えてくる。この地を舞台にして起きた二度の悲劇。羊太夫一族の最期と五百羅漢たちの受難・・・。
いずれも理不尽な暴挙による無実の悲劇である。

再びそんなことが繰り返されることが無いよう、彼らは無言で伝えてくれている。

(2007年2月)

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長興寺(茨城県かすみがうら市)

筑波山麓をドライブ中、見つけた看板。
おぉっ!「五百羅漢」とな~!こりゃ行ってみるしかないでしょー!
(ちなみに看板の「かすみがうら市指定文化財」とあるのは長興寺の山門と本堂のことで、五百羅漢のことではない)

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ズン!

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ズ―――――――ン!

出ました、五百羅漢~。すんばらし~い。
もう「まんじまる指定文化財」に認定しちゃう~~っ!!

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作家の方も何人かいるようで作風もさまざま。
山門から本堂前はいかにも羅漢さんといった感じの正統派スタイルの方々。とっても表情豊か。

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こちらはとっても漫画チックな羅漢さんたち。
ペンキで描かれたカラフルな仏様がイカス!思案顔もなんともユニ~ク。

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まん丸目がかわいい羅漢さんたち。ウインクパチッ。

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ジャジャーン!この笑顔!
もうハッピーになること間違いな~し!

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顔だけの羅漢さんもいたりして、だんだんシュールな世界へと・・・。

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さらにこのあたりの作品はもっとシュール。
バ――ン!おむすび羅漢!もはや人を超えた~~~!

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三角の体に顔をチョイとつけた姿は、かの円空仏をさえ思わせる風貌。かなりいい味出してる~。トコトコと行進する様はもうメルヘン!

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たーらこー。たーらこー。(違う)
愛らしい赤ん坊のような羅漢さん。

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ミスタースポック発見!!

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境内の一角には工房があり、十数年前より有志の方々により羅漢製作が行われているようだ。現在も鋭意製作中。また新たな羅漢さんが生まれようとしていた。
この長興寺といい、栗橋の定福院といい、人々が集って、みんなで作り上げていく感じがとってもいいっすね。元気な寺の秘密は五百羅漢にあり!

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往年の川崎球場じゃないよ。(オイ)
まだまだ羅漢さんのスペースもたっぷり。今後の充実ぶりが楽しみ~。

(2007年2月)

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定福院(埼玉県栗橋町)

栗橋の国道沿いで気になる看板、というか石仏を発見。
「羅漢入口」と彫られた生首羅漢とメッチャ笑顔のオッチャン羅漢。これはいったい・・・!?そしてオッチャンの指差す方へと進んでいくと・・・。

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デン!

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ガッハッハッハ~!巨大な頭だけの羅漢がお出迎え!
いったいこれは何なんだ~~~~っ!?

辿りついた先は定福院というお寺。「羅漢の寺」とある通り、門前にも参道にも羅漢さんたちがズラ~リ。

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そして数もさることながら、その造形もなんともいえない味がある。
作者は何人もいるようで、肖像彫刻のようなリアルなものから、マンガチックなものまで盛りだくさん。

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ハナ毛ビョ~~~ン。

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「おのれ~、アマゾンライダーめ~~~~~」

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駐車場にも四国八十八箇所のミニ霊場が作られており、こちらも手作りな作風の本尊たちがズラリ。作風はまちまちなのに、こうして並ぶととっても一体感がある。力をあわせた合作という感じがいい。

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阿吽の仁王の守る山門をくぐって境内へと入ってみる。
するとそこで待っていたのは・・・、

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「般!」「若!」「心!」「経!」
ぎょ―――――ん!

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前を見ても後ろを見てもそこには羅漢。
もう境内一面、羅漢だらけ~!うひゃあ~~~~っ!

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これらの羅漢像は全て素人作家のみなさんによるもの。平成元年より製作が始まり、すでに五百体を突破。現在も増殖中とのこと。

ほんとみんないい表情してる~。

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十三仏。こちらも作風さまざまなれど不思議と一体感。
とくに虚空蔵菩薩とそのお供の五匹の動物たちがカワイイ~。

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デ――ン!モヒカン羅漢!
ものすごい存在感。絶対誰かモデルいるよなあ・・・。

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股のぞき~。天橋立観光記念?
お尻に「絶景かな」の文字も。

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メガネブラザーズ羅漢。
メガネキャラけっこう多いけど、作者の方がメガネかけてんのかな。

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イエーイ!羅漢をバックに記念撮影~。
って、あんたも羅漢じゃ~~!

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誰じゃ~!わしのチョココロネ食ったんは~!
しかも中身だけ~~!

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仏教の守護神カルラ。カッチョいい~!

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中には目に石をはめこんであるものも。
眼力すごすぎ~!

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セクシーアイドル羅漢。うっふ~ん。
耳のパチンコ玉のピアスがオシャレ。

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えーと、未来から来たネコ型羅漢さんもいるようで・・・。

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出た――っ!まだ生きていた「だ○ご三兄弟」~!

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「お師匠様、ここが天竺ですか~」
「いえ、まだまだ先ですけど、みな楽しそうな素敵な国ですね」

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そう、ここは優しい笑顔であふれる世界。
みんなでニッコリ笑おう~。

(2007年2月)

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善生寺(東京都日野市)

昨年秋、高幡不動尊菊まつりを訪れた際に見つけた看板。
えーと、一見ごく普通の道路工事のお知らせなんですが・・・、

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これはいったい何だーっ!?

だ、だ、だいぶつ~~~!?

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さあこの看板を前にしてみなさんはこれをどう推理しますか。
うーむ、これはいったいどういうことだろう。まさか本当にこんなところに大仏あるのだろうか・・・。それとも何かの印刷ミスか、いやそれともスペース余ったから適当にカットでも入れてみたとか、でも大仏って・・・・。な、謎だ~~~!?

・・・・で、実は本当に大仏あったりして。

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こちらは日野七福神の一つでもある善生寺。大仏は釈迦如来で、平成7年に釈迦誕生2560年と善生寺開創350年を記念して建てられたもの。高さ約5メートル。

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境内を見れば、また一つ不思議なものが。大仏の手だけがデーンと。何だこりゃあ~~!?

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これは本物の大仏の手には触れることができないため、その代わりに大仏の手だけを作り触れられるようにしたものとのこと。両手の間に立てば、丁度大仏の姿が真正面に見え、高台にある大仏まで参拝できない人はここで遥拝できるようになっている。
遠くに大仏の姿が見え、手前に大きな手だけがあると、高台からビューンとこちらまで手をのばしてきたかのようにも感じ、なんとなく3D感覚も。

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大仏の背後の風景もなかなかすごいことになっている。
なんと後は交差点。横断歩道を渡ればそこには大仏の背中。ちなみに背中についている輪の中心は時計がついているので待ち合わせにも便利かも。

「今度の週末は大仏様の背中で待ち合わせね~」

(2007年1月)

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弘明寺観音 節分法会(神奈川県横浜市)

坂東三十三観音十四番札所、弘明寺。横浜の中心街にも程近い場所でありながら、参道には昔ながらの商店街が続き、下町情緒たっぷりである。
弘明寺では毎年節分の日に「節分法会」が行われ、赤鬼青鬼、そして天狗烏天狗まで登場し、商店街を練り歩くとのこと。それは楽しそう~ということで行ってみると・・・、

出た――――っ!鬼&天狗~~~っ!

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妖怪スターが大集合。カッチョいい~。
もちろん子供たちに大人気で、一緒に記念写真とか撮ってました。元祖「変身ヒーロー」といったところですかね。

やがてほら貝の音が鳴り響き、いざ出陣。
「うが~~~」

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「ぐはははは~~~」

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「ぐお~~~~~」

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「うぎゃ~~お~~~~~」

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ほら貝と太鼓をガンガン鳴らしながら商店街を練り歩く妖怪スターのみなさん。もうサイコ~~~~っ!!

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そして最後は年男年女のみなさんによる豆まきが行われ、みーんな「ワゴン車」に封じこまれちゃったりして・・・。

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「ではみなの衆。さらばじゃ~~~」
バイバーイと手をふりながら去っていく姿はなんともほのぼの&面白すぎ。まさに下町のアイドル。

(2005年2月)

京のアフロ仏像(京都府京都市)

仏像の髪型といえば、あのパンチパーマのような特徴的な髪型を思い浮かべる人も多いと思う。あれは螺髪(らほつ)という如来独特の髪型で、モデルとなったお釈迦様がそういう天然パーマだったらしい。一つ一つの巻き髪をビヨ~ンと伸ばすと、実は超ロンゲだとか。

そんな仏像界のファッションリーダーといえるお方が京都におはす。
場所は黒谷金戒光明寺、その御姿はというと・・・。

バ――――――ン!

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つのだ☆ひろか~~~~~~っ!!

ちなみにこれは「五劫思惟阿弥陀仏」といい、人々を救うために何十億年というとてつもなく長い時間考え込んでいたためこんなにも髪の毛が伸びてしまったというわけ。それにしてもすごすぎ・・・。

うーんとってもありがたや~。ナムアフロブツ。

(1997年5月)

京のいのしし社寺めぐり(京都府京都市)

亥年ということで、京都の二大いのししスポットを紹介。

ひとつ目は建仁寺の塔頭の禅居庵。
いのししを使いとする摩利支尊天をまつっており、境内では狛犬の代りにこの通り、いのししが守っている。かわいいウリ坊タイプから、大きなブロンズいのししまでいっぱい!

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続いて京都御所近くにある護王神社。和気清麻呂公をまつっている。こちらも御覧の通り、いのししが守っている。これは清麻呂公が敵に襲われた時、三百頭のいのししが現れて守ったという伝説によるもの。

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全国から集められた「いのししコレクション」も展示。
もうどれもこれもカワイイ~ッ!ブヒ―――ッ!!

(1997年5月)

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東久留米七福神(東京都東久留米市)

毎年正月恒例の七福神めぐり。今年は「東久留米七福神」をお参りしてきました。
東久留米七福神は、

大圓寺(恵比寿、福禄寿、寿老人)
米津寺(布袋)
多聞寺(毘沙門天)
宝泉寺(弁財天)
浄牧院(大黒天)

の五箇所。今年の正月は各寺でクイズが出題される「七福神めぐりクイズラリー」なんてイベントも行われていた。

大圓寺。山門に七福神堂があって七体全てまつられている。

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宝泉寺で見つけたかわいい恵比寿様。

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浄牧院には十二支それぞれのお地蔵様がズラリ。

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それぞれの動物たちと遊ぶ姿がカワイイ(まあ、顔は無表情ですけど・・・)。今年の干支のいのしし君は大好物の竹の子をおねだり中。

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しかしその中で一つ、なぜか馬だけこんなすごいことに。
う、馬のかぶりもん・・・。

アニメ版「聖闘士星矢」もビックリ!

(2007年1月)

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長生観音(千葉県長生村)

長生村。その縁起のいい名前と温泉も湧きでるこの村はなんだかとっても御利益ありそうである。
そうなればやっぱりお出ましになられるのがホトケ様。その名も「長生観音」。「長生」と「観音」の字面がマッチして、実にいいネーミング。看板を見かけたのでちょっとお参りしてみることに。

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長生観音。大きさは5、6メートルくらいですかね。やはり村名の「長生」と「長生き」をかけてるようで「ながいき観音」と読み仮名がふってある。平成元年、地元の観光協会を中心に建立されたそうで、台座には由緒ある納入品も納められており、やはり当時は盛大な開眼式が行われたんでしょうね。

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でも・・・、なんつーか辺り、何にもないんですけど。幹線道路沿いでもないし、ただ周囲には空き地が広がってるだけ・・・。

たった一人ぽつーん・・・。

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「ねえみんな~、わたしのこと忘れてな~~い・・・、よね~っ!?」

(2006年12月)

藻原寺・茂原公園(千葉県茂原市)

藻原寺。藻原とは茂原の古い地名で、その名の通り、茂原を代表する古刹である。

この藻原寺で一際目立つ建物が山門。参道の先に見えるその姿は、遠目からでもただものではないことがわかるインパクトあるルックス。

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参道をずんずん進んでいくと次第にその大きさが明らかになるその姿。眼前にデーンとそびえ立つ巨大な楼閣。高さ25メートル。ずっしりとした存在感!

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壁面にもこんな彫刻が。グリフォンかな。
う~んエキゾチック。

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このようにとっても斬新でエキゾチックなデザインの山門なのであるが、作られたのはなんと昭和八年というからさらに驚き。もっと最近のものかと思ってた。しかしよく考えれば同じ時期に建築家伊東忠太の築地本願寺なども作られており、当時の方がこう革新的だったのかも。

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本堂は房総の名匠「二代目波の伊八」による彫刻が見事。
境内には大きな釈迦如来の石仏も立っている。元禄四年の作。

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庭園には古いコンクリートの馬の像もあった。観音堂に日蓮上人の愛馬がまつられているのでその関連のものだろうか。

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藻原寺の裏手は弁財天をまつる弁天湖のある茂原公園。園内にはたくさんの桜の木が植えられており、桜の時期はなかなかよさそう。

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弁天堂にはなぜだか五月みどりの碑。おぉ!かまきり夫人!(古っ!)
碑には「生涯青春」のお言葉が。まさにぴったし・・・。

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丘の上には展望台。
最近はこういうレトロな展望台も少なくなってきましたね。

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でも登ってみると、こういう場所にありがちな「夜露死苦」とかの漢字書き取りや保健用語だらけでむごいことに・・・。みなさん、落書きはやめましょうー!

(2006年12月)

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圓鏡寺(千葉県富津市)

前回の圓明院と同じく「関東八十八ヶ所」「上総国ぽくり六地蔵尊」、そして「上総の七福神」の恵比寿をまつる圓鏡寺。
やはり気になるのは恵比寿様。さてその御姿はというと・・・、

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ジャ――――ン!

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な、な、なんじゃこりゃあ~~~~っ!?

(しばしトリップ)

・・・えーと、恵比寿様の周囲がすごいことになってるんですが、そこはひとまずこっちにおいといて恵比寿様から紹介していきましょう。

恵比寿様、もう満面の笑顔です。
でも頭巾の形がまたしてもどことなくアヤシゲ~な・・・。

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手には大きな鯛を抱えています。
えーとまたしても衣のシワが・・・。き、気のせいですよね?

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恵比寿様、けっこう現代的な竿使ってます。
・・・なんてツッコミ、いまさらどうでもいいですよね・・・・。

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・・・・で、恵比寿様、横の方たちはいったいどなたなんですか~~~~~っ!?

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今回は二福神を訪ねてみましたが、後で調べてみたところ、やっぱり上総の七福神、みんなインパクトあるルックスの方たちだそうです・・・。

(2006年12月)

圓明院(千葉県君津市)

国道410号沿いの高台に朱塗りの鐘楼とたくさんの看板が目立つ寺がちょっと気になったので立ち寄ってみることに。なんだかチラッと大観音の姿も見えたような・・・。

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関東八十八ヶ所ってのは知ってたが、「上総国ぽくり六地蔵」っていうのは初めて知った。ご利益や霊園の案内看板に混じって、韓国家庭料理店の看板もあったりして油断できない。

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坂道を登っていくと本堂、そして金色の大観音が立っている。
こちらの大観音の名前は「娑羅観音」といい、6メートルほどの大きさ。

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上総国ぽくり地蔵。足元にはおじいさんおばあさん。以前紹介した「ぼけ封じ観音」にも似たルックスであるが、こちらはその名の通り、老後いろいろと苦しむことなく、ぽっくりと死んで極楽往生できるとのこと。高齢化社会の現代、こちらも時流にあった仏様である。

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さてこの圓明院で一番気になるのはこちらの御方・・・、福禄寿。
このあたりの七福神めぐりの「上総の七福神」の一体とのことであるが、どことなく頭の形がアヤシゲ~な形をしているような・・・。

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えーと、これはたまたまこういう形の頭の人だったんですよね・・・。

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うーむ、亀の頭までなんだかアヤシゲ~。
あ~、なんだか衣のシワまでだんだんアヤシゲ~に見えてきた・・・。誰か助けて~~~!!

(2006年12月)

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波除稲荷神社(東京都中央区)

波除稲荷神社は築地の守り神。江戸時代にこの地を干拓しようとした際に、たびたび大波によって工事が妨げられてしまい困っていたが、海上に漂っていた稲荷神の像を見つけ、それをまつったところ、波がおさまり無事に工事を終えることができたという。
波除ということから漁業、航海業の人々はもちろん、あらゆる波を乗り切るということで災難除けや商売繁盛の御利益もあるそうだ。

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築地というお土地柄か、市場関係者、海鮮料理関係者からの奉納が多い。神社の境内には「すし塚」「活魚塚」「海老塚」「鮟鱇塚」「玉子塚」と寿司屋、天ぷら屋などでおなじみの料理、食材の石碑がズラリ。う~、食わせてくれ~~。

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そしてこの神社で一際目をひくのがこちらの巨大獅子頭!
高さ2.4メートル、幅3.3メートル、重さ1トン!すごすぎる~~!

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向かいには一回り小さいサイズのもう一頭の獅子頭。
歯が黒いので「お歯黒獅子」と呼ばれ、こちらはメスとのことだ。

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築地を見守る二頭の巨大獅子。
まさにビッグカップル!

(2006年2月)

光前寺(長野県駒ヶ根市)

駒ヶ根の光前寺は、霊犬早太郎の伝説が伝わる古刹。
しだれ桜や光苔の寺としても知られている。

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境内の一角には凛として立つ早太郎の像が。
早太郎伝説とはこんな話である。

昔、光前寺に和尚さんと早太郎という犬が仲良く暮らしていました。ある日のこと、一人の僧が寺を訪ねてきて、化け物を退治するのにぜひ早太郎の力を貸してほしいと願い出ました。その僧が言うには、化け物が「早太郎には知らせるな~」と歌っているのを聞き、早太郎こそ化け物を退治できるとのこと。和尚と早太郎はその頼みを聞き入れ、早太郎は僧と一緒に化け物退治に向かいました。そして早太郎によって化け物(正体はヒヒ)は見事退治されたものの早太郎も深い傷をおってしまい、ふらふらになりながらも寺までたどり着き、和尚の手の中で静かに息をひきとりました。そして人々は早太郎に感謝し、霊犬としてまつったという・・・。

・・・と、まあお寺で流れてた子供向けアニメで見たんですけどね。
でもこのアニメなかなかよく出来てて、「まんが日本昔ばなし」世代としては、見てたらなんだかはまってしまい、とくに和尚と早太郎の愛情あふれる世界に思わず涙腺が・・・。ううう。やっぱり犬はいいよなあ~。もう一発で早太郎ファン!

早太郎は今日も人々を見守りつづけている。

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そのような縁から現在も愛犬家の方々のお参りも多い。
愛犬用のお守りはもちろん、祈願済のドッグフードなんてものまで。

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庭園の拝観はお茶つき。オリジナルの早太郎湯呑みがカ~ワイイ!
こちらはなんと持って帰れます。早太郎ファンはぜひゲットですよ~!

(2006年8月)

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高倉観音(千葉県木更津市)

坂東三十三観音三十番札所、高倉観音高蔵寺。
寺伝によれば創建は古代に遡り、藤原鎌足の誕生にまつわる霊験譚も伝えられている。現在の本堂は室町時代の建築で、太い柱で組まれた高床式の建築になっているのが特徴。床下は大人が余裕で歩ける程の高さ。(←ここよーく覚えておいてくださいね)太く巨大な柱が立ち並ぶ外陣は、古代ギリシャの神殿をも連想させる。

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現在も坂東巡礼はもちろん、藤原鎌足誕生伝説にちなんで子授けや子孫繁栄などにとてもご利益がある観音様として信仰されている。

しかし現代社会では続々と新たな願いが生まれているようで、そんな時流にあわせて新たにさまざまな神仏たちもまつられるようになってきてるようだ。ラインナップを見てみれば、白蛇、フクロウ、老猿、狸・・・、なんと「仙台四郎」まで~~~!
そしてご利益の方も禁煙や縁切り、ストーカー除けといったものも・・・。まさしく現代の人間社会の縮図といった感じですなー。

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さてここでクエスチョン!(by世界ふしぎ発見)
なんでいきなりクイズが~~!?RPGかよ~っ!しかもおやじギャグ!!

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まあせっかくの出題なので、境内を探してみることに。ヒントは納経所の近く、菩提苑という庭の中らしい。
えーと菩提苑、菩提苑と探してみると、納経所の裏手に庭園が。以前テレビ中継で紹介されたこともあるらしい。放送された時間、何もそこまで細かくなくても・・・。

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庭園にはいろいろな石仏や石像などが置かれていて、ぐるっと散策できるようになっている。

お釈迦様。なんだかトロピカル~。

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あ、象さん見っけ!見つけた象~~!(さっきの看板風に)
高倉観音のマスコット、名前は「クラちゃん」。もしかしてネーミングは高倉観音の「クラ」からか・・・??

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こちらにも「霊獣」発見・・・。
一大社会現象とまでなったパワーは、まあ「現代の霊獣」といっていいでしょう。108匹というのも仏教の煩悩の数と同じだし・・・。(おい)

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えーと、こちらのお地蔵様・・・、
いやこれはまさしく「ドラ○もん」~!

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石碑にはメッセージまで彫られてます・・・。そりゃ本当にこの方がいたら、全知全能の最強ゴッドでしょー!おこさまだけでなくおとなもおねがいしたい――っ!!
石像と比べて石碑の方のはやたら出来がいいような気もするけど、元々二次元キャラだし、立体よりもこういうレリーフっぽい方が彫りやすいのかもね。だって無理やり三次元化するとこーんなことにもなっちゃうし!

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それにしても観音霊場にまさかドラ○もんがいるとは・・・。
あ、でもドラ○もんの以前の中の人もお寺マニアみたいだし(あちこちで千社札見かける)、まいっか。(おい)

境内の売店にもなんだか味のある霊獣のみなさんが。挨拶も「いらっしゃいませ」「welcome」とバイリンガル。

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お守りや御利益グッズに交じって、なぜかケロロ軍曹のストラップまであったけど(しかもケロロ小隊全員!)、これってもしかして「観音」つながり~~っ!?
まさかお寺でタママ、クルル、ギロロ、ドロロって名前を見るとは・・・、なんともシュール。

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そして本日のメインはこちら。「観音浄土界&地獄極楽界めぐり」!
一番最初に「本堂の床下を歩ける」と説明しましたが、なんと床下にこんなアトラクションが~~!

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中の様子をお見せできないのが残念ですが・・・・、なかなか「濃い」っすよ。
ワンダーランドに「welcome」!

(2006年6月)

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高幡不動尊菊まつり'06(東京都日野市)

昨年に引き続き、今年も「高幡不動尊菊まつり」へ。

今年の菊人形のテーマは「七五三」。この季節の恒例行事ですね。
本物の七五三のファミリーたちもいっぱい来てましたよ。

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さて今年の菊まつりも人気スター新選組副長土方歳三の登場。
今年の歳三、こんな感じです。

バ―――――ン!

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今年はさらにビミョー・・・。
なんていうか、目が、目が、ヤバすぎる~!いったいどこ見てんの~~~!
早くこっちの世界に帰ってきて~~~~っ!!

(2006年11月)

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三寳寺(東京都練馬区)

武蔵野の古刹、三寳寺。お寺には行ったことがなくとも、石神井公園の三宝寺池の由来となった寺といえばわかるだろう。
豊島氏、徳川氏とこの地を治めた領主に厚く信仰され、現在も武蔵野三十三観音、関東三十六不動、御府内八十八箇所の札所でもある。

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平成8年には開創六百年記念として多宝塔、そして平和観音像が建立された。
平和観音像は高さ9メートルの石造の大観音。十一面観音の石像としては最大級の大きさだろう。

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十一面観音はその名の通り、頭上に慈悲、笑い、怒りといった十一のいろんな表情の顔を持っているのだが、そちらもこの通り見事に表現。必要に応じてそれぞれの面を使い分けて、人々を正しい道へと導いてくれる。
後頭部の中心は大爆笑の表情のその名も「暴悪大笑面」。これは別に楽しくて笑っているのではなく、悪事に手を染める愚かな人間を笑い飛ばしているというもの。もう観音様ってばシニカル~。

(2005年11月)

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城山鬼子母神(大分県豊後高田市)

子供の守り神、鬼子母神。500人の子供がいると言われる超「大家族スペシャル」なお母さんの神様。
しかし元々は人間の子供を捕って喰らう悪鬼で、その所業を見かねたお釈迦様は鬼子母神の子供の一人を隠してしまい、子供を失った母親の心を悟らせて改心させ、それ以来子供の守り神となったという。

さて豊後高田の市街地の高台に「日本一の鬼子母神」が鎮座している。その姿はというと・・・。

バ―――――――ン!

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高さ4メートル。うーん、なんとも頼もしいその御姿・・・。どっしりとした風格はさすが500人の子供を育てただけのことはあります。これぞまさしくニッポンのお母さん!(まあ鬼子母神は元々インドの神様なんですけど・・・)

あ、でもこんな感じの人、「工業哀歌バレーボーイズ」に出てきたような・・・。(おい)

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鬼子母神の足元を見れば、鬼子母神の500人の子供たちを表現したものだろうか、おびただしい数の小坊主くん人形でひしめきあっている。500人の子供たちを実際に表現しようとしたとこが素晴らしい~!

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境内にはもう一体の仏像も鎮座。こちらはお釈迦様だろうか。
こちらも全体的にユニークな造形なのだが・・・。

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やはり極めつけは髪型・・・、なんと螺髪のカリアゲ!
仏像界のニューヘアー。これからきますよっ!!

(2006年9月)

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東光寺五百羅漢(大分県宇佐市)

宇佐の東光寺は五百羅漢の寺として知られている。
本堂の裏手に回りこむと、そこにはデデーンと五百羅漢の山!

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山は如来の説法を聞きに集まった羅漢たちでもうぎっしり。
席は完全にSOLD OUT!会場は今まさに最高にヒートアップ!といった感じ。ものすごい迫力だ。

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この東光寺の五百羅漢は幕末から明治時代に約二十年間の歳月をかけて、一人の石工によって彫られたものとのこと。一体一体の表情が実に個性的で、今にも話し声が聞こえてきそう。

「あ~、聞こえんなあ~~!」とウイグル様ポーズを決める御方も。

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少し離れて十六羅漢の石像と仏足石もある。こちらもユニークな表情。

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とくに五百羅漢でもインパクトのあるのはこちらのラゴラ尊者。お腹を開いて心の中の仏の姿を見せるポーズで有名な方。

「おい、今日はお互い腹を割って話そうや」

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「よっしゃ~~~~~~っ!」

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Wラゴラ尊者、夢の共演~~~!!

(2006年8月)

満願寺(千葉県銚子市)

西国三十三観音、坂東三十三観音、秩父三十四観音、四国八十八箇所・・・、四大霊場あわせて百八十八ヶ寺。その百八十八ヶ寺巡礼の満願成就の寺を称するのが、その名も満願寺だ。飯沼観音円福寺の奥の院でもある。

犬吠埼に下り立てば、デーンと姿を見せる金色にかがやく大伽藍!犬吠埼の荒波も逃げ出す迫力~~!

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満願寺の創建は昭和51年。この壮麗な伽藍は百八十八ヶ寺巡礼を満願成就した記念に巡礼者のみなさんの寄進によって建立されたものだそうだ。まさに全国の巡礼ファンの集いの場。

まだ朱の色もまぶしい完成したばかりの巨大な仁王門をくぐって境内へ。

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ウスサマ明王をまつるウスサマ堂。ウスサマ明王はこの世の不浄なものを全て焼き尽くす神様として信仰され、ご不浄、すなわちトイレの神様としてまつられる。つまりこの立派なお堂、トイレなんですよ!トイレ!今までお寺のトイレにウスサマ明王がまつられているのは見たことは何回もあるが、その中でも一番の豪華さでしょ~!

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ウスサマ堂にまつられるウスサマ明王。左右はそれぞれ善男善女のお手洗い。いやすごく立派なお堂なのて、用を足すのもどことなく静粛な気分・・・。うーん、ありがたや~。

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銚子といえばやっぱり醤油。町のいたるところで二大醤油メーカーの看板やベンチを見かけるのだが、ここでも熱いバトルが!

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伽藍の中心となる本堂と開山大塔。開山大塔をぐるっと囲むように回廊状の建物が左右にあり、西国、坂東、秩父、四国の百八十八ヶ寺の写し本尊がズラリとまつられた巡礼コースになっている。私はまだ百八十八ヶ寺を満願成就したことはないですが、一寺一寺名前をみながら巡れば、訪れたことのある寺の名前はなんだかなつかしくちょっと感慨深いものもある。そんな私でさえそう感じるのだから、もう満願成就したみなさんは、ああ、あの巡礼の旅の思い出よ再び~と、やっぱ感涙もんなんでしょうかね~。

回廊の巡礼コースを順々と巡っていくと本堂へと至り、さらに本堂から直結して開山大塔へと巡礼コースは続いている。塔の内部はいわゆるさざえ堂(立体巡礼型の多層の巡礼堂。同じコースを巡らずにぐるっと巡礼できるようになっている)風のスタイルで、回廊スタイルの巡礼堂とあわせて、巡礼堂の二大スタイルを組み合わせた建築になっている。設計した人は絶対巡礼堂マニアに違いない!しかも当初の計画では地下霊場まで組み合わせる予定だったとか・・・。もしもそのまま完成していたら究極の夢の巡礼堂だったのに~、う~見てみたかった~~っ!

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さて百八十八ヶ寺を満願成就した巡礼者のみなさんは満願寺を参拝し、これにて巡礼の旅も無事終了ということになるわけですが、ふと境内の売店を見てみれば・・・、ズラ~ッと並んだ霊場巡礼ガイド本!最上に津軽に鎌倉尾張小豆島・・・、そして北海道まで~~!こ、こんなにも霊場ってあるの―っ!まさに日本全土、大巡礼テーマパーク!!

巡礼ファンの旅に終わりは無い・・・。

(2005年11月)

円福寺(千葉県銚子市)

坂東三十三観音二十七番札所、飯沼観音円福寺。漁師の手によって銚子の海から引き上げられた観音様が本尊と伝えられ、漁業の街銚子をずっと見守ってきた。

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境内風景。本堂の前でデーンと座っている方がいますが・・・。

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出ました大仏!江戸時代に銚子の人々によって建立されたもの。
丈六サイズ(約4.8メートル、基本的にはこれ以上の大きさを大仏と呼ぶ)の堂々たる姿。なんだかものすごく目立つ場所にいますが、以前の巡礼ガイドの写真を見るとこの位置には無く、どこか屋根つきのお堂にいたようなので(お堂が破損した?)、ここ十年くらいにこの位置に移したものだろう。なかなかのインパクトある光景。

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本堂の隣の空き地には五重塔を建設予定。で、それを表示する看板が立っているのだが・・・、これがデカッ!15メートルくらいはあるんじゃないか。もうこれだけでちょっとしたビルでしょー!

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よく見ればドアつき・・・。もう完全に建物じゃん!
中どうなってんの~~~!?

(2005年11月)

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稲積水中鍾乳洞・稲積大観音(大分県豊後大野市)

豊後大野の稲積水中鍾乳洞。名前に「水中」とあるように、鍾乳洞の洞内は30万年前の阿蘇山大噴火によって一度水没しており、鍾乳石が水の流れによって浸食され、他の鍾乳洞に見られない独自の造形を形作っている。現在も洞内は豊かな水をたたえ、水の上に掛けられた網目の通路を渡って見学する。灯りによって浮かび上がるどこまでも透明なアクアブルーの世界は実に幻想的。ファミリーにもカップルにもおすすめのスポットですよ。
(鍾乳洞内の画像は暗くてうまく撮れないだろうし、あのアクアブルーの世界は実物をぜひ見てほしいのでありません。とりあえず鍾乳洞入口の画像でも)

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さて今回私が紹介したいのはもう一つの物件。
稲積水中鍾乳洞の看板の近くに、なぜか仁王が・・・。

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それもそのはず、なんとこちらの稲積水中鍾乳洞にはこんな方がいらっしゃるんです!

バ―――――――ン!金色に輝く「稲積大観音」!!

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高さ22メートル、2005年8月の開眼。ついに大分にも大観音上陸!
もちろん大分県最大の大観音様だ~~~!!

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正式には「稲積昇龍観音菩薩」といい、その名の通り、二匹の竜が足元より姿を現している。観音&竜のWパワーで御利益もアップ!

竜がエサちょーだい、って甘えてるみたいで、なんかかわいい・・・。

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大観音の周囲も十二支守り本尊や七福神、弘法大師などいろいろな神仏がまつられていて、「仏の里」として整備されている。

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やはりこちらにも当世ならではのこの方がおられますね。
今、もしかして全国でぼけ封じ観音大ブレイク中!?

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恵比寿&大黒天。超ノリノリ~~!

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その他にも園内は「開世寺美術館」「ホタル資料館」「なつかし昭和オモチャ館」「喫茶食堂」と、充実のラインナップ!(ちなみに美術館には工藤静香の絵がありましたよ)そして来場者にはもれなく20リットルの天然水プレゼント付き~~~!

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大観音の前になつかしオモチャ館・・・、これぞまさにエンタテイメント曼荼羅世界!
ファミリーにもカップルにもおすすめのスポット・・・、そして大仏マニアは今すぐ行くしかな~~いっ!!

(2006年8月)

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内山観音・般若姫像(大分県豊後大野市)

豊後大野の三重町は、真名野長者伝説の里として知られる。

この地に住んでいた貧しい炭焼き小五郎が奇縁によって都の貴族の娘玉津姫と結ばれ、財宝を見つけて長者となった。そして二人の間には一人の女の子が誕生し、般若姫と名づけられた。姫は美しく成長し、やがて一人の牛飼いの若者と恋に落ちた。実はその若者の正体は皇太子であり、姫は見初められて妃として迎えられることになり、都へと向かうことになったのだが、その航海の途中、嵐にあって悲劇の最後を遂げてしまったのである。美しくも悲しい古代の恋物語である。

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長者夫婦は姫の死を深く悲しみ、姫の菩提をとむらうために建立したといわれているのが内山観音である。内山観音には般若姫ゆかりの観音像がまつられ、伝説にまつわる史跡が伝わっている。また境内の薬師堂には全国でも珍しい千体薬師像がまつられており、千体の薬師如来がズラリと立ち並ぶ光景は壮観である。