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羽広観音(長野県伊那市)

羽広観音仲仙寺は「馬の観音様」として知られる古刹。近隣の農家の人々をはじめ、遠く木曽からも馬を連れてお参りに来たそうである。

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観音堂には蹄鉄などの奉納品がぎっしりと置かれ、厚い信仰を物語っている。交通手段が馬から車に変わった現在でも、交通安全の観音様として信仰を集めている。

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おみくじは「観音様からのメッセージ」。

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さて奉納品の中でも一際目をひくのが堂内に掲げられた巨大な絵馬である。千匹の馬が描かれた大スケールの「千匹絵馬」。それがズラリと何枚も掲げられている光景は圧巻だ。

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千匹絵馬の奉納の由来は、江戸時代に馬の行商人をしていた勘兵衛という人が羽広観音の御利益によって商いが成功したことに感謝し、千匹絵馬を奉納したことに始まるといい(その勘兵衛の絵馬は境内にある伊那市考古資料館に所蔵)、それ以来千匹絵馬が奉納されるようになったとのこと。堂内に掲げられた数々の千匹絵馬には奉納者の一人一人の名前とともに、馬も一匹一匹、奉納者リストに細かく書き込まれ、我が家の一員である愛馬の無事を願った人々の想いが伝わってくる。

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最近では馬を飼っている農家もすっかり減少してしまったが、その千匹絵馬の伝統は現在では地元の小学生に受け継がれ、奉納されているようだ。小学生の作品といえど、かなりの力作!こうして伝統が受け継がれていくことはとてもいいですねえ~。

ドドドッと地響きが聞こえてきそうな躍動感あふれる馬の群れ。コミカルなタッチの馬からやたら劇画タッチの馬までいろんな馬のバリエーションがあり、作者の個性が出ていて見ていて面白い。一画面に春夏秋冬の景色を表現したのもグッド!

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こちらは小学校低学年の描いた千匹絵馬。見てるとなんだかほのぼのしてしまう愛らしい作品。桜の下でじゃれ合う馬たちがとーってもカワイイ!

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よく見ると、こんな馬たちもいたりして・・・。
もう~最近の小学生ったら、おませさんっ!!

(2006年8月)

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